今回は「桧家住宅」で家を建てて住んでいる方たちに評判や口コミをお聞きしました。
桧家住宅は平成元年に創業という若い会社ですが、2017年にグッドデザイン賞を獲得したり、最近では「ダイキン」「協立エアテック」と一緒に「Z空調(ゼックウチョウ)」を開発提供しています。
最近はTVCMで名前を見かけることもありますが、桧家住宅としての知名度はそこまで高くないかもしれません。
ですが、桧家住宅は2018年に東証一部に上場した「ヒノキヤグループ」の注文住宅事業を行っている会社で、グループ全体としては「かなり大きい」です。
とはいえ、平均的な坪単価は50万円前後となっており、また設計に関しても自由度が高く、コミュニケーションブリッジなど「生活をより良いものにするアイデア」は、これから家づくりを始める方は一見の価値ありだと思います。
そんな桧家住宅ですが、実際に家を建てて住んでいる方の満足度はどうなんでしょうか?
桧家住宅の評判は?実際に家を建てた方に聞いてみた!
冒頭でも少し触れましたが、個人的な桧家住宅の印象は「なんでもあり」というもので、床下に広い収納空間を作ったり屋上庭園を作ることも可能です。
では「耐震性や断熱性能などはどうなのか?」というと、こちらも色々やっております。
最近話題のZ空調も含めて、まずは桧家住宅で家を建てて2年住んでいるHさん(仮名)の話を伺っていきましょう!
2年前に桧家住宅で家を建てました。今のところ満足しています!
2年前に桧家住宅で家を建てました。今のところ概ね満足しています!
できるだけリーズナブルな価格で満足度の高いマイホームを持ちたかったので、住宅メーカーを選ぶ時に重視した点は「コストパフォーマンス」でした。
今後、私の給料やわが家の財政状況がどうなるかも分からないので、毎月のローン返済額を抑え、支払い期間も短くしたかったからです。
当時、検討対象となったハウスメーカーは桧家住宅のほかタマホーム、積水ハウス、パナホームです。
桧家住宅は知名度は高くありませんが「担当の営業マンが熱心な方」で、こちらの要望を可能な限り叶えようという姿勢に好感が持てたのが最大の決め手になりました。
もちろん「Z空調」と呼ばれる独自の空調システムや省エネ性能、耐震性能なども満足できるレベルだと判断しました。
選んだのは「スマート・ワン」と呼ばれる商品で、坪単価は約50万円でした。
2年間住んでみての感想は、夏は涼しく感じる一方、冬はやや寒く感じます。
これは屋根や壁に赤外線を遮断するアルミシートが施工されていることが原因のようです。
ただし、冬の寒さもそれほど気になるレベルではありません。
今回「冬の寒さ」でご意見頂いたので、少し断熱材について私の方からも解説を。
桧家住宅は断熱材に「アクアフォーム(吹き付け硬質ウレタンフォーム)」を使用します。
このアクアフォームもヒノキヤグループの「株式会社日本アクア」の製品ですが、じつは断熱性能で言えば一般的なグラスウールと大きくは変わりません。
ですが、施工が非常にやりやすく「隙間なく断熱材を吹き付ける事が可能」です。
断熱材は製品の質が良くても、施工に隙間があれば家は寒くなります。
そういった点ではアクアフォームは施工にミスが出来にくいと言えますね。
家の空間を活用できて「桧家住宅」を選んで良かったです!
これまで賃貸住宅に住んでいたのですが、両親が住む家が古くなったこともあり、二世帯住宅を建てることにしました。
環境に優しい家にしようと思い、一条工務店とヤマダ・エスバイエル(現在はヤマダホームズ)とも比較したのですが、悩んだ末に桧家住宅を選びました。
年老いた両親にも住宅の特徴や工事内容をわかりやすく説明してくれて、安心感が得られたからです。
営業担当者が誠実だったのが、最大のポイントでした。
選んだプランは「スマート・ワン」の二世帯住宅をチョイス、隣の空き地を買い足して建坪60坪としました。(坪単価56万円)
リビングを広めにとった3LDKの間取り、両世帯の行き来は2階廊下と玄関先の2か所で行えるようにして、また家族みんながお風呂好きなので「バスルームも1.5坪タイプ」の広いものを選びました。
地下収納や子ども部屋と隣り合った家事スペースなど、生活スタイルに合わせて「家の空間を活用できるプラン」も取り入れられたのは桧家住宅を選んで良かったと思ったポイントです。
実際に住み始めてからも、広々した空間で心にゆとりある暮らしを実現できています。
今回頂いた感想でも「営業マンで決めた」という感想は多かったです。
ただ、桧家住宅はFC展開しているので「加盟店によっては…」というところはありそうです。
WEBの評判でもスタッフの当たり外れはあるようなので、この人は感じが悪いとか見積りも曖昧な場合は要注意ですよ。
他のメーカーと比較しましたが「かなり安い価格」でした!
木造建築の家を比較的安いコストで建てたいと思い、知名度の高いタマホームなどと比較検討して、最終的に桧家住宅を選びました。
比較的歴史の浅い建築メーカーではありましたが、人気の高い太陽光発電システム「スマート・ワンソーラー」などが決め手となりました。
今回建てた一戸建ては、スマート・ワンソーラーと耐震性の高いパネルを標準装備した「スマートワンシリーズ」を選び、2階建ての50坪としました。
ライフスタイルに応じた間取りと外観のデザインを自由に選択できるのと、長期優良住宅であることも桧家住宅の特徴です。
性能面では耐力面材Tパネル採用による高い耐震性と、Wバリア工法による光熱費を抑えられるといった点が環境にもコストにも優しいと思いました。
今回建てた一戸建ての坪単価は1坪あたり45万円と、他のメーカーと比較してかなり安い価格でした。
デザインも近代的で、木造一戸建てならでは「木の雰囲気」を感じながら住むことができて満足しています。
坪単価もお値打ちでZEH対応、高気密高断熱、耐震性の高さなどHPを見ると「全部良い」ですが、それだけに比較検討したいハウスメーカーは多くなるかなと思います。
例えば、一条工務店なんかは結構コンセプトが近いように感じます。
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「自分のこだわりが何なのか?」よく考えて、やっぱり別のハウスメーカーが良かったとならないようにしたいですね。
思った以上に快適な住み心地で十分に満足しています!
住宅購入資金を何とか捻出し、思い切って念願のマイホームを購入しました。
購入時には一条工務店と桧家住宅のどちらにするか迷いましたが、間取りの自由度が決め手となり、最終的に桧家住宅を選んでいます。
建て坪は41坪です。Gコンセプトver3なら坪単価45万円程度だったので何とか予算の範囲内で購入することができました。
正直、ローコスト住宅と変わらない坪単価だったので、不安な部分もあったのですが、思った以上に快適な住み心地で十分に満足しています。
元々の設計コンセプトのおかげか、断熱性も高く、夏の暑さや冬の寒さもそれほど気にはなりません。
風通しもよく、高断熱住宅にありがちな室内の圧迫感を感じないのも気に入っているポイントです。
ただ、いまさらながらではありますが、他のハウスメーカーの家に比べ、桧家住宅の家は耐震等級がやや低いと言われているのが気になっています。
日常では全く気になりませんが、地震のニュースを耳にするたびに、どうしても不安に駆られてしまうのが悩ましいところです。
耐震等級がやや低いと言われて心配というNさん(仮名)ですが、仮に耐震等級が1でも
- 震度6や7程度の地震でも倒壊や崩壊しない(損傷の可能性はある)
- 震度5程度の地震では住宅が損傷しない程度
の強度はあるんです。
震度6や7というのは阪神淡路大震災などの規模ですが、それでも倒壊しないとされるのが「耐震等級1」ですから、そこまで心配されることは無いと思います。
ちなみに桧家住宅は「耐震等級3」にすることも可能です。(プラン次第)
桧屋住宅の特徴について
桧家住宅は「等身大(40坪程度)のモデルハウス」を全国の総合住宅展示場内に出店する営業手法で、大手ハウスメーカーよりも低価格ということもあり、子育て世代を中心に支持を集めているハウスメーカーです。
桧家住宅がおすすめしている空調システムが「Z空調」です。
というわけで、初めは「Z空調」のメリットやデメリットからお伝えしていきましょう。
桧屋住宅のZ空調のメリット
桧家住宅のZ空調は空調で有名な「ダイキン」換気で有名な「協立エアテック」の技術をもってつくられた全館空調システムです。
この2つのメーカーの技術力は当然ですが、ブランド力も使ってZ空調は順調に販売を伸ばしているとも言えます。
実際に建物を見学してみた感想としては、
- 全館暖房・冷暖房が可能
- 家中の温度差が軽減
- 風も気にならず好印象
という印象で、実際に展示場内は快適な空間でした。
また、個人的にはZ空調を採用することで「室内空間をシンプルなデザインにできる」のも大きなメリットに感じます。
Z空調はダクト式の為「吹き出し口のみあればOK」なので壁掛けのエアコンなどを設置する必要がなく、室内で場所も取らずシンプルですっきりとしたデザインになります。
桧屋住宅のZ空調のデメリット
先ほどメリットと紹介したダクト式ですが、じつはデメリットになる部分もあります。
Z空調は温風・冷風をダクトの中を通して家の隅々に送り届けるわけですが、そのダクトは天井や床下等にあるため目に触れることはありません。
万が一ダクトに不具合が発生した場合は気付くことが出来ません。
その中でも私が一番に気になるのは「結露」で、寒い地域はダクトの中や周囲で結露する可能性も否定できません。
関東などの温暖な地域も東北などの寒冷地も同じダクト式を販売しているのですが、Z空調だからというわけではなく「寒冷地にダクト式の全館空調システムはリスクがある」と個人的には考えます。
桧屋住宅のキッチン!標準仕様の「永大産業」は何の会社?
桧家住宅のキッチン標準仕様は「永大産業」のキッチンです。
キッチンなどの水回り設備で永大産業はあまり聞き慣れないは名前かもしれませんが、会社は大きく建材でも有名で、本社は「大阪府住之江区」にあります。
個人的なイメージとしてはデザイン性が高いキッチンだと思います。(桧家住宅は標準仕様が充実していることも特徴の一つです)
しかし、キッチンは女性陣のこだわりが出るところで「デザインよりも掃除が楽なのが良い!」という方もみえると思います。
そんな時はオプション仕様で「クリナップ」に変更することも可能です。
クリナップは日本のキッチンメーカーで「ステンレスに特化したメーカー」として地位を築いています。
桧家住宅で家を建てると価格どれくらい?
桧家住宅は大手メーカーに比べれば価格帯は安いです。
桧家住宅で家を建てた方達からお話を伺った内容からは「坪単価50~60万円台」が多かったです。
また、桧家住宅のホームページでは参考プランとして「延床面積28.50坪の平屋が181,910,00円(税別)」で紹介されていました。
ただし、その他オプションは別途となっていますので、いわゆる付帯工事は別と考えます。(付帯工事とは、上下水道や電気の接続や配管工事に必要な費用です)
一般的に付帯工事の費用は敷地状況によりますが200~300万円程度が別途必要と言われています。
付帯工事以外のオプションは無しと仮定した場合で総額をシミュレーションすると、
- 本体価格(税込):18,191,000円×税10%=20,010,100円(税込)・・・A
- 付帯工事(仮):2,000,000円×税10%=2,200,000円(税込)・・・B
- 諸経費(仮:銀行経費や火災保険を除く):1,000,000円・・・C
A+B+C=23,210,100円(総額)
こういった付帯工事や諸経費は「他のハウスメーカーでも別途」のところが多いので、予算計画には十分に気を付けましょう。
おわりに
今回は「桧家住宅の評判」についてお伝えしてきました。
桧家住宅は総合展示場の中でもリアルな大きさで、また「手が届きそうなリアルな仕様で子育て世代を中心に人気」のハウスメーカーです。
実際に桧家住宅で家を建てた皆さんの感想を読むと、個人的にはコストパフォーマンスの良さから「満足されている方が多い」ように感じます。
坪単価50万円前後で「耐震性や断熱性など機能面もバランスの良い家が建つ」というようなイメージではないでしょうか?
ただ、FC展開しているハウスメーカー全般に言えますが「対応スタッフの当たり外れ」はWEBを見る限りはありそうです。
その点は実際に話を聞いてみないと分からないので「対応が悪かったらやめる」くらいの気持ちで検討してみましょう。
以上「桧家住宅で後悔してない?実際に購入した方の評判を聞いてみた!」でした。
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