アイナメは、カサゴやメバルなどと同じ根魚です。
浅瀬の岩場やテトラポットの隙間などを隠れ家に身を潜めているロックフィッシュになります。
またアイナメはロックフィッシュゲームで人気のある魚です。
成長すると50cmオーバーになり強い引きが楽しめ、また旨味の強い白身魚の高級魚になります。
では、アイナメが釣れる時期はいつなのでしょうか?
アイナメ釣りの時期と狙い目の時間は?
アイナメは適水温が8~15度と低いため、北海道では一年中釣れるそうです。
また東北でも8月を外せば年中狙えるのだとか。
では、それ以外の地域だとアイナメ釣りに適した時期はいつなのでしょうか?
11月から4月までがアイナメ釣りのシーズン!?
アイナメは11月・12月に産卵に入ります。
この時期はアイナメも浅瀬によって来るので釣りやすくなり、また産後の1月から4月は体力回復のために荒食いの時期になります。
つまり関東よりも西であれば、アイナメのトップシーズンは「11月から4月」です。
ただ、オスは卵を守るために浅瀬に残るものの、メスは沖の方に移動するため、釣り方も少し考えた方が良いでしょう。
夏でもアイナメは釣れる?
アイナメの適水温は8~15度とお伝えしました。
そのため夏でも深場であればアイナメは釣ることが出来ますが、投げて届く範囲にはアイナメも残っていないと思います。
アイナメの釣りやすい時間は?
アイナメ釣りのシーズンとなる11月から4月は産後前後で荒食いモードになっています。
そのためアイナメも積極的にエサを探して移動します。
また、基本的にアイナメは昼に活動する「昼行性」と言われているので、日中の投げ釣りはもちろん「朝まずめ(日の出の少し前)」はアイナメ釣りで勝負の時間になります。
アイナメの釣れる狙い目の場所をズバリ!
アイナメは岩礁や海藻の生い茂った身を隠せる場所を好みます。
- 堤防
- 漁港
- 磯
- テトラポッド
などがオススメです。
堤防ならケーソンの繋ぎ目を狙ってみる!?
ここでいうケーソンとは「堤防の繋ぎ目」のことです。
堤防の繋ぎ目には隙間があり、魚が隠れているケースも少なくありません。
漁港は人工物でストラクチャーが豊富!?
漁港は船着き場など人口のストラクチャー(障害物)が豊富にあります。
そういったポイントも狙い目ですが、船の行き来する船道もアイナメ釣りで外せないポイントです。
船道は海底の地形が変形しているので、アイナメが居つきやすくなります。
テトラポッドは穴釣りでロックフィッシュ全般を狙える!?
テトラポッドは身を隠す場所が多く、アイナメに限らずロックフィッシュ全般が釣れる好ポイントです。
ですが、見た通り足場が良いとは言えませんので、きちんとライフジャケットなど着用して釣りするようにしましょう。
磯は大物が潜んでいる可能性が高い!?
とにかく地形が入り組んでいる磯は、堤防や漁港で釣るよりも大型のアイナメが隠れ潜んでいる可能性があります。
ただ、堤防や漁港ほど釣りやすい場所ではないので、その点は注意が必要です。
アイナメの釣り方はどういった方法があるの?
アイナメ釣りは「エサ釣り」と「ルアー釣り」のどちらでも楽しめます。
アイナメの釣り方については、おすすめの仕掛けやルアーまでこちらの記事でご紹介しています。
-
アイナメの釣り方!初心者ならルアーとエサ釣りどっちがおすすめ?
アイナメと言えば、ロックフィッシュゲームでは憧れの魚です。 カサゴやメバルのように簡単には釣れませんが、釣れれば50cmオーバーの大物と出会えることもあります。 あすかアイナメは雑食で甲殻類や小魚など ...
続きを見る
アイナメが釣れない時はどうする?
アイナメを穴釣りやロックフィッシュゲームで狙っていて釣れない時は2つの原因があります。
- 釣り人が多くてアイナメの警戒心が高い
- アイナメが沖に移動している
アイナメが釣れない時の原因と対策を考えていきましょう。
釣り人が多くてアイナメの警戒心が高い!?
アイナメ釣りの時期で荒食いモードになっているとはいえ、あまり釣り人が多いとアイナメも警戒心が高まります。
そんな時は、他の釣り人が狙っていない場所を「あえて攻めてみる」のも一つの手です。
例えば、アイナメ釣りの定番の堤防や漁港ではなく「砂地」を狙ってみる。
アイナメはエサを探しに出るので「砂地に回遊してくる」こともありまので、そういった回遊アイナメを狙ってみるのも面白いでしょう。
アイナメが沖に移動している!?
アイナメが穴釣りやロックフィッシュゲームで釣れない時は、その場所にアイナメがいない可能性も考えられます。
では、どこに移動したのかというと「沖の深場」かもしれません。
そんな時は重めのオモリでフルキャストして沖の方を狙ってみましょう。
深場のポイントに嵌れば大型のアイナメがヒットしてくるかもしれませんよ。
ルアーで狙っているならエサ釣りに切り替えてみよう!
もしルアーで釣果が上がらないなら、まずは釣る楽しさを味わうために「エサ釣り」に切り替えてみましょう。
またエサ釣りで釣れないなら、エサを変えてみるのも一つの手です。
アイナメ釣りのエサですが、基本的には「アオイソメ」がオススメです。
しかし、アオイソメで釣果が芳しくない時に合わせて手に入れたいのが「イワイソメ(岩イソメ・マムシ・ホンムシ)」です。
投げ仕掛けで針が2つあるなら、1つはアオイソメにして、もう1つはイワイソメにするのも手でしょう。
ただ、アオイソメよりも高いのが悩ましいところですけどね。
おわりに
アイナメはロックフィッシュの中でも人気のあるターゲットです。
やはり40cmオーバーになってくると、カサゴやメバルの引きとは違ってきます。
東北や北海道であれば8月を除いた一年中がシーズンとのことですが、関東よりも西であればアイナメ釣りのトップシーズンは「11月から4月」の秋から初春くらいまで。
今年のシーズンには、是非とも大きなアイナメをゲットしたいですね。
また、釣れたアイナメの鮮度を保ちながら持ち帰るために、こちらの記事も合わせてご覧下さい。
-
魚の締め方は3種類!締めた魚を持ち帰る時の注意点も解説します
「釣った魚を持って帰って食べたい!」 そう思ったら必ずやっておきたいのが「魚を締める」ことです。 魚の締め方には、大きく次の3つのやり方があります。 氷締め 活き締め 神経締め ひな魚って氷を入れたク ...
続きを見る
さいごにアイナメ以外に「今釣れる魚」が知りたい方は、こちらの記事も参考にしてくださいね。
-
今釣れる魚が知りたい!魚種別一覧表と月毎のポイント解説あります
「なんか天気も良いし釣りにでも行こうかな?」と、突然釣りに行きたくなる時ってありますよね。 でも年中釣りに行っていないと、今の時期は何の魚が釣れるのか分かりません。 おやつ私の場合は結局考えるのが面倒 ...
続きを見る
以上「アイナメ釣りの時期は?釣れない時の対処方法も合わせて紹介します!」でした。
おすすめの記事 と スポンサーリンク