寒い時期になると手放せないのが「ヒートテック」です。
私は寒がりなので何枚も重ね着をして冬を凌いでいましたが、ヒートテックが発売されてからは本当に冬が過ごしやすくなりました。
ですが、去年買ったヒートテックを着ようとすると生地がテロンテロンになっていて、気が付けば私は毎年ヒートテックを買換えていました。
もの凄く高いものではありませんが、今年もまた買っているなと思うとヒートテックの寿命はどれくらいなのか気になります。
というわけで、今回はヒートテックの寿命についてお伝えしていきましょう。
ヒートテックの寿命は1年!なぜなら暖かくなくなるから
ヒートテックが寿命と感じるのは人それぞれのポイントがあると思います。
- 生地がテロンテロンになる
- 暖かく無くなる
- 破れない限り着続けられる
着るだけなら5年はいけるという人も見えると思いますし、物を大事にする精神は素敵です。
ですが、ヒートテックを購入する理由は暖かいことなので、ここでは「ヒートテックを着ても暖かく感じなくなる」ことで寿命とします。
そうした場合シーズンの間に何回着るかでも変わりますが、私の経験上は「大体1年で寿命」を迎えます。
ヒートテックを着ても暖かく感じない理由とは?
そもそもヒートテックを着て暖かく感じるためには、体から発生した熱を逃がさないように
- 肌に密着している
- 繊維がしっかり織り合わさっている
ことが重要になります。
しかし、ヒートテックは何度か洗濯していると生地が伸びてきます。
生地の伸びたヒートテックは「熱が逃げてしまう」ので、保温性が低下して暖かさを感じなくなります。
これは1年着たものと新品のヒートテックを比べると、着たときの暖かさが全然違うので比べると分かります。
ヒートテックの寿命を伸ばすための3つのポイント!
ヒートテックは通常のタイプなら990円ですし、極暖でも1,280円です。
そう高いものではありませんが、それでも長く使えるに超したことはありません。
そして、ヒートテックの寿命を伸ばすには「生地を伸ばさない」ことが重要です。
では、なぜ生地が伸びるかというと、その理由には
- 洗濯中に他の衣類と絡んで伸びる
- 洗濯機から出す時に引っ張って伸びる
- 干すときに吊り下げると水を含んだ自重で伸びる
などがあります。
洗濯の仕方を工夫する!?
ヒートテックに限らずTシャツ全般に言えることですが、もっとも長持ちする手入れの仕方は手洗いをすることです。
洗濯機で洗うと服が絡み合い引っ張られるため、手洗いと比べると洋服の寿命は1/3になると言われています。
とはいえ、1枚1枚ヒートテックを手合いするのは大変です。
そのため「ネットに入れて洗う」のが現実的でしょう。
洗濯機から出す時も注意する!?
また、ヒートテックを洗濯機に直接入れると「脱水後に他の衣類と絡み合った状態」になります。
これもヒートテックが伸びてしまう原因で、この状態で引っ張り出すと生地が伸びてしまいます。
干し方も一工夫する!?
洗濯機から出したヒートテックですが、干すときはハンガーを使わずに
- 竿にかけて干す
- 平干し
のどちらかがオススメです。
ハンガーに掛けて干すと、水を吸ったヒートテックの自重で首回りが伸びてしまいます。
そのため、半分にして竿にかけて、風で飛ばないように前後を洗濯ばさみで止める。
もしくは、こちらの平干しネットを使って干すのが良いでしょう。
ヒートテックの臭いが気になり出したら!?
ちなみに、ヒートテックの寿命で「臭いが気になる」ということもあるようです。
ヒートテックは
- 自家発熱する素材
- 吸湿速乾性に優れた素材
なので、体から発せされる汗や水蒸気を吸収すると同時に「臭いも繊維に残る」ことがあります。
とくに極暖や超極暖は協力に吸湿するので、臭いも残りやすい傾向がみられます。
ヒートテックの消臭対策は「オキシ漬け」がおすすめ!
オキシクリーンとは「酸素系漂白剤」です。
そして、ヒートテックのオキシ漬けとは
- バケツに40℃前後のお湯をためてオキシクリーンを入れて溶かす
- ヒートテックをバケツに入れて60分ほど漬けておく
- 流水ですすいだ後にネットに入れて洗濯機で洗う
という流れでヒートテックに染みこんだ臭いなどを除去します。
ヒートテックの寿命が着たら買換えよう!
ちなみにヒートテックの種類は、通常のヒートテックと極暖・超極暖の3種類があります。
- 「通常のヒートテック」…価格は990円
- 「極暖」…通常のヒートテックの1.5倍の暖かさで価格は1,290円
- 「超極暖」…通常のヒートテックの2.25倍の暖かさで価格は1,990円
また、これらは発売からずっと一緒ではなく「暖かさはそのままで生地が薄くなったり」「縮みにくくなったり」と毎年改良されています。
ヒートテックの下にインナーを着る!?
ちなみに、余談ですが私は超極暖が暖かすぎて気を失いそうになったことがあります。
超極暖を着て暖房の部屋に入ったら「本当にのぼせて気を失いそうになった」ことがあり、それからというもの私は「通常のヒートテック+インナー」という組み合わせが多いです。
これは「暑いと脱げる」ようにしているのですが、今思えばヒートテックの臭い対策にもなると思います。
重ね着が苦手という方もみえるかもしれませんが、もしヒートテックの臭いが気になるという方は試してみて下さい。
おわりに
今回は「ヒートテックの寿命」をテーマにお伝えしてきました。
ヒートテックの暖かさは「繊維が密接している」ことで熱を逃がさないので、生地が伸びた状態ではヒートテックの暖かさは感じることが出来ません。
そう考えると1年くらいでヒートテックは伸びてしまう印象なので寿命と言えるのではないでしょうか?
もちろん着られるうちは着るというのも良いと思うので、洗濯の仕方などを工夫して長く着るのがベストだと思います。
以上「ヒートテックの寿命は1年?もっと長く着るための3つのポイント!」でした。
おすすめの記事 と スポンサーリンク