お肌の保湿にワセリンが良いという話を聞いたことはないでしょうか?
ワセリンは保湿効果が高く、ドラッグストアで安価で手に入れられるので密かに人気があります。
しかし、そんなワセリンのことをWEBで調べていると「顔に塗って黒くなってしまった」という方もみえるとのこと。
現時点で私はワセリンを塗って顔が黒くなるようなことにはなっていませんが、急に黒くなり出したらちょっと怖いですよね。
というわけで、今回は「ワセリンを顔に塗ると黒くなる」と言われる理由についてお伝えしていきます。
ワセリンで顔が黒くなってしまう原因とは?
はじめにワセリンを顔に塗った人が全て黒くなるわけではありません。
顔が黒くなった人もいれば、まったく変わらない方もみえます。
では、ワセリンが肌に合う合わないという個人差で顔が黒くなってしまったのでしょうか?
ワセリンで顔が黒くなるのは「油焼け」が原因!?
ワセリンで顔が黒くなるのは「油焼け」が原因と言われています。
油焼けとは、油分が肌についた状態で強い紫外線を浴びることで起こる酸化現象です。
これはワセリンだから油焼けするというわけではなく、他の美容オイルでも「不純物の多いもの」を使用することで起こります。
油焼けはシミや色素沈着の原因になるので気を付けないといけません。
ワセリンで顔が赤くなってしまうことも!?
ちなみにワセリンを塗って顔が赤くなってしまう方もみえます。
じつは、これもワセリンに不純物が多く混ざっていると皮膚への刺激で赤くなってしまうことがあります。
また、赤くなるのと合わせてかゆみが発生するケースもあるので、こういった症状が出る場合はワセリンの使用を止めるようにしましょう。
純度の高いワセリンを使うことで解決する!?
じつはワセリンには種類があります。
- 黄色ワセリン
- 白色ワセリン
- プロペト
- サンホワイト
黄色ワセリン→白色ワセリン→プロペト→サンホワイトの順で純度が高くなり不純物も少なくなるので、ワセリンを塗って顔が黒くなる方や赤くなる方は「黄色ワセリン」を使っているのではないでしょうか?
白色ワセリン
白色ワセリンは黄色ワセリンの純度を高め不純物が取り除かれたものになります。
医療機関でワセリンというと一般的には白色ワセリンが使用され、赤ちゃんにも使用されるので安全面は高いです。
プロペト
プロペトは白色ワセリンの純度をさらに高めたものになります。
目の周りや唇などにも使用できて、また白色ワセリンで刺激を感じる敏感肌の方にもおすすめされます。
サンホワイト
プロペトよりも高純度になるのがサンホワイトで、もっとも刺激の少ないワセリンになります。
ほとんどの方は白色ワセリンで刺激を感じることはありませんが、肌の弱い赤ちゃんなどに使用されます。
ただ、サンホワイトは保険適用外なので、プロペトよりもお値段は高くなるのが悩ましいところです。
ちなみに「ヴァセリン」は黄色ワセリンです
ワセリンと同じような商品に「ヴァセリン」があります。
ヴァセリンは1870年にアメリカで誕生したスキンケアブランドで、日本ではユニリーバ・ジャパンが販売しています。
油焼けを防ぐなら「プロペト」がおすすめ!
ちなみに先のワセリンの種類で最も高純度なのが「サンホワイト」になります。
そのため、もっとも油焼けを起こしにくいのもサンホワイトになりますが、個人的には「プロペト」がおすすめです。
というのも、私は乾燥シーズンにはプロペトを塗って外出しますが、今まで油焼けをしたことは一度もありません。
夜寝るときは「ベビーワセリン」で保湿する!?
日中に外に出るときはプロペトを使用していますが、夜寝るときは「ベビーワセリン」で保湿をしています。
ベビーワセリンは白色ワセリンよりも純度が高く不純物も取り除かれています。
プロペトと比べてどうなのかは分からないのですが、ただプロペトよりもお値打ちに買えるので寝るときに愛用しています。
塗り心地も通常の白色ワセリンよりもソフトなので調子が良いです。
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おわりに
今回はワセリンを顔に塗ると黒くなるケースについてお伝えしてきました。
内容をまとめると、
- ワセリンで顔が黒くなるのは「油焼け」という症状
- 不純物の多いワセリンを使用すると油焼けを起こすことがある
ということでした。
ワセリンを塗って外出するのが心配な方は、ワセリンの種類には気を付けて下さいね。
以上「ワセリンを顔に塗ると黒くなる?考えられる原因と対策をお伝えします!」でした。
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