こんにちは、おやつです!
じつは、私は駐在妻としてアメリカに住んでいた時期があります。
私が夫のアメリカ赴任帯同で行ったのはアメリカのミシガン州でした。
ミシガン州は車産業が盛んで日本企業も数多くオフィスや工場を構えています。
主人もそういった企業に勤める1人で「4年間のアメリカ赴任」が決まりました。
「英語で会話もできる。そして自分の意思と目的があって海外に行く」のと「主人の都合で思ってもみなかった海外に行かなければならない」のでは同じ海外生活でも状況が全く違います。
私はもちろん後者で全く前向きな渡米ではなかったので不安しかありませんでした。
当時の私の英語スペックは英語検定3級。頑張れば中学生で取れるくらいの英語力です。
ですから、海外で現地の方と会話なんて当然出来ません。
そんな英語レベルの私が夫のアメリカ赴任帯同が決まった時は「英語ができないのにアメリカに住むなんて出来るわけない!」と思っていました。
海外での仕事が増えている昨今、駐在妻としてアメリカに渡る前の私みたいな状況に陥っている方は結構みえると思います。
また、すでに海外での生活をスタートさせているけど「英語が喋れないから外に出るのが怖い」という方もみえるかもしれません。
ですが、結果から言いますと「英語が喋れなくても案外生活はなんとかなる」のです。
アメリカに駐在妻として4年間住んできた「私の体験談」をお伝えします。
英語ができない駐在妻の私がはじめにとった行動
「英語も喋れないのに海外で生活することなんて可能なのか?」と不安でいっぱいだった私が「初めにとった行動」が、その後のアメリカでの生活を大きく分けたと思っています。
ですから、同じ悩みを持っている方は是非トライして欲しいと思います。
まず何も知識がない私は自分が住むであろう地域を検索するところから始めました。
その時の目的は「同じように駐在妻として住んでいる日本人いないかな?」でした。
すると、ミシガン州に住むたくさんの日本人駐在妻の方のブログを発見!
海外で生活している現地語が喋れない奥様方は働くことができないので、ブログなどを運営されている方は大勢みえるのです。
思い切って送った1通のメールで「大きな支え」が出来ました!
先に現地にいる方のブログはリアルな生活を想像できてかなり助かります。
しかし、私はさらにブログを書いている一人の奥様にメールを送りしました。
その結果、この1通のメールで私の駐在生活はとても過ごしやすいものになったのです!
内容は「これからアメリカで生活するので色々教えてもらえないか?」というようなものでした。
そして、そのブログを運営されている方が非常に良い方で、現地での生活のことを丁寧に教えてくださいました。
また「その奥様も全く英語ができないけど生活している」ということもあり、これからの海外生活への不安が少し和らいでいきました。
しかも、渡米後に発覚したのですが住んでいる場所もご近所で、これはもう運命的でした。
それからも沢山のお付き合いをさせてもらい、そこから広がった人脈は私のアメリカ生活を大きく支えることになります。
「最初にメールを送った私、グッジョブ!」と、自分を自分で褒めてあげたいです(笑)
いきなりメールを送って不審に思われないか心配?
「英語も喋れないし不安だ…」悩んでいるよりも、このように一本のメールから海外で広まった人脈もありますから、まずは検索魔になって「情報集める」というのは大事なことだと思います。
これはアメリカに渡ってから感じたことですが「今の時代どこの国へ行っても日本人が多く住んでいる地域というのは確立されている」ようですから探せば見つかると思いますよ。
また、ブログの運営者にメールを送るのに勇気がいるかもしれませんが、その点も安心してください。
じつは、私も渡米してからアメリカでの生活を備忘録的にブログにしました。
そして実際に運営して思ったことは「メールやコメントなど頂けると嬉しい」ということです。
もちろん文面が失礼な内容だったりすると嫌ですが、「困っているので相談に乗ってもらえませんか?」というメールであれば、出来るだけ協力してあげたくなります。
ですから、あまり不安がらずに「同じ日本人じゃない!」くらいの気持ちでメールを送ってみては如何でしょうか。
英語が出来なくても「意思疎通」は出来ます!
そんな1通のメールで知り合えた方の助けもありましたが、英検3級の私も現地で無事に4年暮らせました。
「経験者は語る」というとちょっと偉そうに聞こえるかもしれませんが、どんなに英語が苦手でもなんとかなります。
そして、実際に生活してみると外国人が怖いという気持ちが払拭されるほど、現地の方は本当に優しく、ユーモアたっぷり、そして子育てにも寛容でした。
私は実際に住んでみて、ずっとアメリカ人が大好きになりました。
日本人からすると、多少大雑把すぎる所もありますが(笑)全てのことにおおらかで生き急いでない感じがとても心地よかったです。
それに、英語ができなくても意思疎通は出来ます。
同じことで笑ったり、私の失敗に肩を叩いて励ましてくれたりもしましたし、何を言っているのか全部は分からなくても、なんとなく相手の想いを感じられる事もたくさんありました。
ずっと日本にいたままだったら、きっとこんな気持ちにはならなかったと思います。
駐在妻でも英語ができない人は大勢います
ちなみに私よりずっと英語に対して苦手意識が強い知り合いもいました。
でも、その方もご主人のサポートもあり生活出来ていました。
ご主人の駐在などについて行く場合で大事なのは、英語ができるかどうかよりも「いかに周りと助け合いながら生活するか」ということです。
海外に行けば頼れるのは家族。そして周りの友人達。
一人で抱え込まず周りと助け合いながら生活するのが海外生活で一番大事なことだと思います。
でも少しは英語しゃべれた方がいいんじゃないの?
それでも、今から海外駐在される方だと「やっぱり全然英語が喋れないとダメなんじゃないの…」という方もみえるかもしれません。
どうしても不安ということでしたら、ぜひ頑張って「英単語を丸暗記」しましょう。
これで、かなり何とかなります。
私たち日本人が英語が苦手というのは周知の事実ですから、相手(会話する方)も言葉を理解しようと努力してくれます。
例えば、私の失敗談でマクドナルドに入った時のことです。
ナンバーワン!ビッグマック!
日本のマクドナルド同様にレジの上の方にセットメニューが掲げられているのですが「ディス ワン!」と指すには遠い。
番号が1番のセットを注文したかったので「ナンバーワン!ビッグマック!ナンバーワン!ビッグマック!」と連呼していたのですが、店員は不思議そうな顔をしていました。
でも、ちょっと考えて「Oh。ワンナンバー…」と言ってオーダーを受けてくれました。
これは、私が「ビックマックは1位だ!ビックマックは1位だ!」と叫んでいるので、店員は「何が1位なんだろう?」と考えたあげく、「ああ、この人は1番のビックマックのセットを頼みたいのか」と察してくれたわけですね。
…という、私の恥ずかしい話ですが(照)
「会話」であれば文脈や状況から相手が察してくれるので、とにかく「単語」を知っていればなんとかなります。
具体的には「a」や「one」なども含めて3000語覚えておけば大丈夫だと聞いたことがあります。
どうしても心配な方は、単語の暗記を頑張ってみてください。
ちなみにお勧めの英単語の覚え方
英単語を覚えるのに効果的な方法は「声に出して繰り返し読む」ことです。
つまり音読ですが、昔の受験勉強のように「ノートに何度も書いて覚える」というのは海外ではほとんど行われていません。
「口にすること・耳から聞くこと」が英単語を覚えるうえで、とても効果的なのだそうです。
そういった方法で日本でも有名なのが「百式英単語」です。
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1日に決められた英単語を何度も繰り返し、声に出して覚えていく。
受験生のために少し難しい単語も含まれていますが「覚え方」としては、とても参考になります。
英単語を覚えたい方は是非読んでみてください。
おわりに
いかがでしたか?
海外に駐在するとなると現地での生活は不安ですし、その中で最も不安なのは「言葉の壁」です。
ですが、私の体験談でお伝えした通り「先に住んでいる日本人の方がブログを書いていたりする」ので、まずはそういった方を探してコンタクトしてみる。
今の自分の不安や問題に対して、きっと役に立つアドバイスを頂けますよ。
また、英語を覚えること自体が苦手という方もみえるかもしれませんが、英語で大事なのは「単語力」です。
もし、あなたに海外の方が困った顔で「タクシー」と言ってきたら、きっとあなたも「タクシーを探しているのかな?」と察しますよね。つまりは、そういうことです。
せっかく海外に住むのだから会話もできるようになりたいという方は、ぜひ単語の暗記から頑張ってみてください。
以上「駐在妻だけど英語ができない!それでも生活できた方法とは?」でした。
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