こんにちは!おやつです。
私は夫のアメリカ赴任帯同でミシガン州で4年間生活して時期があります。
娘が生後4ヶ月の時に渡米したので、しばらくは母と子二人でのんびり過ごしていました。
ですがアメリカ生活にも余裕が出来始め、周りの日本人ママをよく見てみると多くの人が子供をプリスクールに通わせています。(プリスクールとは英語環境の幼稚園のことです)
なぜか言うと、毎日子供と2人で密着の日々が赤ちゃんの頃は良かったものの、体力が増してくると日々しんどくなってきて…ほとんどのママは根をあげてプリスクールを探し始めます(笑)
もう一つの理由として、いつも同じママ友の子供同士で遊ばせているよりも、現地のプリスクールに通わせた方が英語も学べますし、いろんな人種の子供達と触れ合えて、とても良い経験が出来るからです。
「これは私も通わせなければ!」と、子供をアメリカの幼稚園に通わせるために色々調べ始めたのですが…!?
これからアメリカで子育てを始める方は日本といろいろ違うことが不安でたまらないかもしれません。
でも結論から言えば、英語ができない私でも無事に娘を幼稚園に通わせることが出来ました。
ここでは私の実際の体験をもとにアメリカの幼稚園探しで感じたことをご紹介していきます。
アメリカの幼稚園で衝撃を受けたのは?
アメリカの幼稚園の形態は日本と少し異なります。
まず、幼稚園は「Day Care(デイケア)」と「Preschool(プリスクール)」の二つから成り立っています。
私が入っていたのはデイケア(保育園に近い)の方になりますが、まず日本の幼稚園と比べて驚くのは値段です。
週に3日通わせて800ドル!
アメリカのプリスクールは目が飛び出るレベルで金額が高いです!
意気揚々と探し始めた私、最初は費用の高さに愕然としたのを覚えています。
正確な金額は忘れてしまいましたが、おおよその費用はこんな感じです。
- 2 days per week $150
- 3 days per week $220
- 4 days per week $280
- 5 days per week $350
通わせる年齢や、週に何回通わせるかによって値段が変わってくるので一概には言えないのですが、私の娘は3歳で週3日通っていたので、一週間に約200ドルかかっていました。(ちなみに日本の年長組になるとキンダーガーデンという小学校併設
1ヶ月で800ドル!
為替レート115円で計算すると92,000円!(週3日なのに!)
日本の幼稚園は1ヶ月3万前後なので、とても違いがよくわかると思います。
ただ、夫の会社から期間限定で補助費用が支給されたので、なんとか通わすことができました。(それでも週3が精一杯でしたが)
週5でフルに預けてるママ達は、ほとんどが働いていましたね。
日本と比べると本当にビックリするような金額でしたが、中には費用の安いプリスクールもあります。
おすすめは「教会」が主催しているプリスクール!
費用が掛かり過ぎてとても子供をプリスクールに通わせられないという場合は「教会主催のプリスクール」がお勧めです。
通常のプリスクールの費用と比べて半分くらいのところもあるようです。
ただ、私は運転にあまり自信が無かったので一番近い普通のプリスクールに通わせていましたが、価格重視のママ達はこぞって教会のプリスクールへ入れてました。
あまりに人気が高いので毎年募集の時期はウェイティング(順番待ち)になっていましたが、クオリティは普通のプリスクールとさほど変わらないのでお得だと思います!
アメリカの幼稚園はオープンデイで見学できる
アメリカでの幼稚園選びは「価格」「プリスクールの所在地」は、やはり一番気になるところでした。
しかし、もう一つ重要なのは「子供との相性」です。
子供の相性を調べる為には「オープンデイ」に行くと良いです。
大体のプリスクールはオープンデイと称して好きに出入りして見学できる日を設けたりしています。(中には予約制のところもありますが)
プリスクールによって教室の雰囲気は変わってくるので、見学に行くことは大事です。
我が家も、2、3か所は見学に行き、娘が楽しそうに遊んだ場所を優先しました。
また、設備の汚れや庭の遊具など危ないものが無いか等もチェックしました。
正直に言うと、アメリカではみんな室内も靴で遊びますし、お昼寝の時も靴を履いたまま小さな簡易ベッドで寝かされるので、室内で靴を脱ぐ文化の日本人としては、最初は抵抗がありました…。
でも、娘はそんな事は関係なく周りの文化にスッと馴染んでその状態で楽しく過ごせていたので、私も後半からあまり気にならなくなりました。
むしろ「ちょっとくらい雑菌の中で生活した方が強くなるかな?」と考えるようになりましたね(笑)
そうやって少しづつ、アメリカの文化を受け入れていくようになったと思います。
英語のできないママだけど娘と一緒に成長できた
娘をプリスクールに通わせることで、クラスの先生とは英語でのやり取りがどうしても必要になります。
自分のことでは今までは英語を避けてきたところもありますが、やはり娘のこととなると違ってきます(笑)
私も娘の状況が聞きたいから必死で単語を覚えて聞きました。
「娘はどうでした?」「ちゃんとお水飲んでますか?」「お友達を遊べていますか?」など、簡単な文章を丸暗記して質問しました。
先生は日本人に随分慣れているベテラン先生で、ジェスチャーや簡単な言葉で一生懸命伝えてくれました。
それでも全ては聞き取れてませんが、最低限のことはわかりましたし、何より自分のアメリカ生活での英語力はそこで培われたような気がしています。
日本に帰国する際は、娘と離れるのが寂しいと沢山ハグしてくれた先生には今でもとても感謝の気持ちで一杯です!
アメリカでの幼稚園探しも「ママ友」がいれば安心!
私は「英語ができないママ」です。
アメリカに住んでいる駐在ママには、英語が出来ない方も多くみえますが私もその中の一人。
「子供を幼稚園に通わせる」ということも、私にとっては悩ましい問題でした。
というのも、日本だと聞きたいことは直接問い合わせればいいのですが、なにせ英語が出来ないママはそうもいきません。
夫に頼って聞いてもらうか、周りのママ友の情報をもとに通わす学校を決めなければなりません。
「でもママ友なんていない…。」という方は、是非こちらの記事を参考にしてください。
私も英語ができない駐在妻でしたけど、アメリカでの生活がとても楽になりました♪
小学校にも通わせる方は「先」を考えて!
私の場合は夫のアメリカ転勤が4年と分かっていましたので、子供が小学校に上がる前には日本に帰る予定でした。
ですから考えなくてもよかったのですが、アメリカではプリスクールからキンダーガーデンに通うことになります。
子供をアメリカの小学校に通わせる方は幼稚園選びはとても重要です。
というのも、このキンダーガーデンは小学校で集団生活を行う前の勉強期間になるのですが、キンダーガーデンの合否はプリスクールの推薦状が関係してきます。(アメリカの学校事情は州によって違います)
ですから、子供が小学校に上がっていく予定でしたら、まずは「どういった学校に通わせたいのか?」という親の教育方針をしっかり持ってプリスクールを選ぶのが大切です。
その上でプリスクールを決めると小学校に上がっていくときに有利ですよ。
おわりに
いかがでしたか?
アメリカでプリスクールに通わせるのは、子供の成長だけでなく大人にとっても大きく成長出来るチャンスが眠っています!
ただ、驚くべきは費用です。 ノ´Д`)ノ
それでも州立や教会主催のプリスクールであればだいぶ費用は下がりますから虎視眈々と狙っていきたいですね(笑)
ドキドキしてなかなか踏み出せないママも、子供を幼稚園に通わせることは、きっとアメリカ生活がより良いものになると思います。
思いきって一歩進んでみてくださいね!
以上「アメリカの幼稚園に通わせるぞ!英語のできないママの体験記」でした。
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