「釣ったイカを美味しく食べたい!」
イカに限らず魚全般に言えることですが、そのためには釣った直後に締める必要があります。
というのもイカに限らず魚全般にいえますが、狭いバケツに入れられていると「ストレスが掛かり旨味成分となるATPが減少する」からです。
では、釣れたイカの締め方にはどのような方法があるのでしょうか?
初心者にも簡単な方法から道具がなくても出来る締め方まで、詳しく解説していきましょう。
「道具」を使ったイカの締め方!
イカを締めるのに専用の道具もありますが、
- キッチンばさみ
- ナイフ
- マイナスドライバー
など、尖ったものでも代用は出来ます。
イカの締める時のポイント!
イカの締め方は上記の写真の場所
- 目と目の間(足が締まる)
- 頭と胴体の繋ぎ目(頭が締まる)
の2箇所を突きます。
活き締めできると「イカの体色が白くなる」ので、すぐに分かります。
イカの体の一部だけ白くなるときは?
イカを締めても、足や胴体に体の左右のどちらだけが白く変化することがあります。
その場合は完全に活き締め出来ていないので、白くなっていない側に向けて突き刺すと締めることが出来ます。
道具なし!素手でイカを締める方法
イカは道具無しでも締めることが出来ます。
締めるポイントは一緒なので、
- 頭と胴体の間を摘まむように締める
- 目と目の間を強く押す
ことで、道具なしの素手で締めることも可能です。
イカはチョップやデコピンでも締まるのか?
よくイカを素手で締めるのに、イカにチョップやデコピンをして締める方がいます。
目と目の間を狙えば締まるのですが、やはり体全体は一発ではなかなか締まりません。
何度もチョップやデコピンを繰り返されれば、イカもストレスを感じそうです。
イカに限らず魚でもストレスを感じさせると旨味成分となるATPが減少します。
そうしないために締めるので、きちんとドコを狙えば締まるのか理解して手早く締めるのが良いでしょう。
イカは野締めでも味が変わらない!?
ちなみにイカの船釣りだと「バケツなどに入れて放置して野締めする」ことが多いです。
数が釣れる時は手返し良く釣りたい方ので、締めている時間すら勿体ないというのが大きな理由かもしれません。
ですが、イカは釣れた直後に締めなくても味がそう変わらないという意見もあります。
味に関しては個人差があるので何とも言いがたいですが、それでも岸からイカを釣るのであれば私は締めた方が良いと思います。
イカは墨を吐くので締めた方が安心!?
イカ釣りの経験者であれば、今までに墨を吐かれたことは何度もあると思います。
釣りに来たとはいえ、イカ墨が直撃すると大惨事で結構ヘコみます。
逆にイカが初めて釣れたので「ちょっと見ていたい」と、クーラーボックスに海水を入れて活かしておくと中が墨で真っ黒ということも。
イカのスミは粘度が高く、服やクーラーボックスに付着すると取るのが大変です。
美味しく食べる目的締めるのはもちろんですが、イカの場合はイカ墨対策で締めておくのもあります。
イカを持ち帰るまでの注意点!
イカを保管する際は、必ず「冷やして保管する」ようにしましょう。
イカは温度の高い所にあると鮮度が急速に落ちていくため、締め方よりも保管の仕方が美味しく食べるためのコツと言えます。
クーラーボックスに氷を入れて保管する!?
イカの保管の仕方といっても、他の魚と同様に「氷を入れたクーラーボックスに入れる」だけです。
ですが、ポイントとして
- 真水に触れないようにする
- イカを出来るだけ重ねていれない
のがポイントです。
そのためジップロックなどに入れて、氷とイカの間にタオルなどをおいて保管しておくと良いでしょう。
また、あまりイカを重ねると墨袋が破裂することもあります。
出来るだけ重ねずに上手く保管できると良いですね。
冷やして保管するのに便利な「アルミ袋」
ちなみにイカを入れる袋はジップロックでも良いですが、魚を入れる専用に「アルミ袋」があっても良いかもしれません。
保冷効果が高く丈夫なので、洗って繰り返す使うことが出来ます。
釣った良いけどイカはどうやって捌くの?
食べて美味しいイカですが、正直どうやって捌くか知っている方は少ないかもしれません。
こちらは動画で見て頂いた方が分かりやすいと思います。
イカの釣れる時期や時間はいつ?
ここまでイカの締め方から保存についてお伝えしてきました。
とはいえ、釣りに行ったけど釣れないでは面白くありません。
イカは種類によって釣れる時期や時間が違います。
「今の時期はどんなイカが釣れるのか?」
こちらの記事で詳しくお伝えしているので参考にしてください。
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おわりに
船でイカ釣りをする方は時合もあるので「野締め(放置しておく)」という方が多いです。
ですが、アオリイカなどを岸から釣る場合は締める人が多数派になります。
イカを締めるのは場所は、
- 目と目の間(足が締まる)
- 頭と胴体の繋ぎ目(頭が締まる)
上記の2箇所なので、釣れた時はサクッと締めてしまいましょう。
以上「イカの締め方は道具が必須?素手の締め方も合わせて紹介します!」でした。
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