先日、友人から「子供を幼稚園と保育園のどちらに通わせよう?」という相談を受けました。
私の子供は今は小学生になっていますが、当時は友人と同じように悩んだ記憶があります。
しかし、預かってくれる時間や費用の件もありますし、両親が共働きであるなど諸条件がそれぞれ違うので、自分が幼稚園に通わせたいと思っても思い通りに行かない場合もあります。
今回は、幼稚園と保育園の違いから、入園させるまでの準備についても解説していきます!
幼稚園と保育園の違い
下記の表のように、幼稚園と保育園で違うポイントは色々あります。
幼稚園と言っても、各市町村や運営している園の方針によって詳細は変わってきますから、やはり詳しい事は入園説明会や実際に問い合わせて内容を確認して頂くのが間違いありません。
しかし、大まかに親の視点で考えると
「小学生になった時に幼稚園と保育園どちらに通わせておいた方が良いのか?」
という点は気になるポイントだと思います。
勉強について
子供一人一人の学力や性格などは考えずに、あくまで幼稚園と保育園のどちらが良いかという点で考えると、やはり幼稚園の方が勉強については進んでいる傾向はあります。
幼稚園によりますが、英会話や公文などを取り入れている園もあります。
それに対して、保育園は遊ばせているだけと思っている方も少なくないですが、現状はそうでもありません。
今は幼保一元化の動きもあり、保育園も「ひらがな」などは勉強します。
公立の小学1年生にあがることを考えれば、幼稚園と保育園で学力に大きな差が出るというようなことは無いのではないでしょうか。
協調性について
これも一概に言えませんが、共同生活の時間の長さの点から考えると、やはり保育園の方が小学1年生になったばかりの時は高い気がします。
幼稚園の子供の方が、緊張して少しおとなしい印象を受けますね。
とはいえ、1学期が終わる頃には差は無くなっていますので、そこまで心配する必要は無いと思います。
友達について
入学して間もない頃は、やはり同じ幼稚園や保育園の子供と一緒のクラスになると我々親も安心ですが、1ヶ月もすると幼稚園も保育園も関係なく、仲の良い友達を作っています。
親が心配するよりも、子供はしっかりしていたりします。
親同士の付き合いについて
保育園は送り迎えの時間のおしゃべりくらいなので、あまり親同士の付き合いに神経をすり減らす事はありませんが、幼稚園は遠足やPTA活動などが多いため、親同士の付き合いには正直なところ気を使います。
PTA活動など面倒だからやりたくないというわけにはいかず、その点は親の協調性が求められる所です。
「仕事がある」とか「兄弟がいるから」と言っても、みんなそれは同じですから、厳しいですが言い訳としか受け取ってもらえません。
ですから、そういった点が付き合いが苦手な方は、幼稚園は選択しない方が良いでしょう。
最後に
私は子供を幼稚園に通わせましたが、感想としては「保育園でも良かったかな」と思っています。
幼稚園が悪いという事はありませんが、小学生に上がってみれば特に大きな違いがあるわけでもなく、むしろ嫁さんがPTAや行事などで色々大変だったかなと思います。
特に一人目の子供の時は頑張ってしまうので、頑張りすぎて夫婦間で衝突などしないように気をつけて欲しいと思います。
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