子供の頃から違いがよくわからなかったスポーツに、「ラグビー」と「アメフト」があります。
まずは特徴的な、あの楕円形のボールを使い、猛烈なタックルをかますスポーツということで、一緒のスポーツじゃないかと思ってきました。
しかし、最近呼んだ「アイシールド21」という漫画をきっかけに、何が違うのか調べてみましたが、ルールなど思ったよりも全然違うようです。
というわけで、今回は「ラグビー」と「アメフト」の違いについて解説したいと思います!
ラグビーとは?
ラグビーの発祥地はイギリスです。
正式名称は「ラグビーフットボール(Rugby football)」と言います。
ラグビーは、7人制、10人制、13人制、15人制がありますが、日本では一般的に「15人制」を指します。
ラグビーの試合時間は、前半後半を各40分で、計80分で戦います。
また、ラグビーはルールを知らない人には見ていても難しいです。
ラグビーのルール
ラグビーが前にパスしてはいけないというのは聞いたことがあるのですが、さらに細かいルールがラグビーにはあります。
- ボールを前に投げてはいけない
- ボールを前に落としてもいけない
- ボールを前に蹴ってもいいが、獲るのは蹴った人よりも後ろの人
- 人が密集して、ボールが出てこなければ中断
大前提として、ボールを持っている人より前の人は、ボールに触れてはいけません。
ラグビーの得点について
ラグビーはトライやキックで点数が入るのはわかるのですが、何をすれば何点なのかよくわかりません。
ということで、まとめてみました。
- トライ…5点(敵地のインゴールというスペースにボールを着地させる)
- ペナルティトライ…5点(トライが確実という所を、相手が反則して止めた場合、トライと認められる)
- コンバーションゴール…2点(トライの後にゴールキックを成功させる)
- ペナルティゴール…3点(相手チームの反則の後に、ゴールキックを成功させる)
- ドロップゴール…3点(プレイ中にボールが落ちて、そのボールを蹴ってしてゴールキックを成功させる)
とりあえず、得点パターンと基本的なルールがわかると、ラグビー観戦は楽しめそうです。
アメフトとは?
アメフトは、イギリスから渡ってきたラグビーを、アメリカルールに変更したものです。
正式名称は、「アメリカンフットボール(Amelican football」と言います。
アメフトは11人で戦うスポーツです。
アメフトの試合時間は、1クォーター15分を前半・後半で2回ずつの合計4クォーターを戦います。
アメフトのルール
アメフトは、オフェンスとディフェンスが分かれており、また1回のプレイで試合が一旦止まります。
1回のプレイで試合が止まることを「ダウン」と言い、
- ボールを持った選手がフィールド内で相手チームに止められる
- パスを失敗する
- 得点が入る
などになります。(審判が判断する)
また、オフェンスは4回の攻撃で10ヤード進まないと、その位置で攻守交代です。
10ヤード進むと、さらに4回の攻撃が出来ます。
そうやって、陣地を押し広げるように前に進み、得点を狙います。
アメフトの得点について
アメフトもラグビー同様、トライやキックで得点を重ねますが、点数も名称も違います。
またアメフトは、ラグビーと違ってボールを前にパス出来るのもポイントです。
- タッチダウン…6点(ラグビーのトライのようですが、アメフトは前にパスできるので、パスを受けてエンドゾーンにタッチ出来てもよい)
- フィールドゴール…3点(ラグビーのゴールキックです。)
- エキストラポイント…2点もしくは1点(ラグビーのコンバーションゴールに似ており、キックは1点ですが、アメフトはトライしてもよくて、その場合は2点です。)
- セーフティ…2点(ディフェンスが貰える得点で、オフェンス側のエンドゾーンでディフェンスがオフェンスを止めてしまうと貰える点です。オフェンスはかなり屈辱的ですね。)
ラグビーと得点の入り方は、似ている部分もありますが結構違いますね。
ラグビーとアメフトの違いとは?
ラグビーとアメフトは一緒と思っていましたが、随分違うスポーツと言えそうです。
まず、ラグビーは前にボールをパスできないですが、アメフトは出来ますし、またアメフトの4回攻撃というのも、ラグビーと大きく違う点です。
アメフトは、「ラグビー+野球」というようなイメージですね。
また、今までテレビでラグビーかアメフトがやっていても、「どっちなんだろう?」と、思っていましたが、じつは、見た目が大きく違って、ラグビーは、アメフトのようにヘルメットやプロテクターを付けません。
ラグビーとアメフトの違いって、一目瞭然だったんですね。
最後に
ラグビーとアメフトの違いですが、こうやってルールや得点方法などを読み進めていると、思いのほか違うスポーツなんだなということがわかりました。
個人的に、ラグビーとアメフトのどちらが好きかというと、アメフトの方が面白そうな気がします。
攻守がはっきりと分かれているので、「攻めろー!守れー!」というのがわかりやすい。
アメリカで人気ナンバーワンのスポーツというのもわかります。
ただ、基本的にスポーツはやって楽しみたいですけど、ラグビーとアメフトは観戦で楽しみたいです。
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