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ペットボトルの耐熱温度!どれくらいのお湯なら入れてもいいの?

冬になると手に取りたい温かいペットボトルの飲み物。

普通の冷たい飲み物のペットボトルにお湯を入れるとグニャリと変形してしまいます。

例えば、夏に炎天下で車の中にペットボトルを放置しておくと変形することがあります。

不動
そう考えると温かい飲み物のペットボトルはどれくらいの温度に耐えられるのか気になります。

何だったら沸騰させたお湯でも大丈夫なのでしょうか?

そこで今回はペットボトルの耐熱温度について解説していきましょう。

 

 

耐熱ペットボトルを再利用する人は多い!?

ツイッターで耐熱ペットボトルについて調べてみると、みなさん湯たんぽ代わりにしたり耐熱ペットボトルを再利用する方は多いようです。

 

あすか
ただ、あまり熱いお湯を入れて大惨事になった方もみえるようです。

 

ペットボトルの耐熱温度はどれくらい?

まず初めにペットボトルには4つの種類があります。

  • 炭酸用
  • 耐熱用
  • ホット耐用
  • 上記以外の一般用

 

炭酸用ペットボトル

炭酸用ペットボトルは、その名の通り炭酸を充填するためのペットボトルです、

炭酸飲料から発生するガス圧による変形を防ぐために作られているのが特長です。

耐熱温度は約50℃と言われています。

耐熱用ペットボトル

耐熱用ペットボトルは、清涼飲料水を約85℃で充填できるものです。

約85℃で殺菌を行えるのが特長です。

耐熱温度は85℃ですが、メーカーによっては87℃というものもあります。

一般的には85℃のものが使用されていると考えた方が良いでしょう。

 

ホット耐用ペットボトル

よくコンビニで暖かいコーナーにあるお茶などのペットボトルですが、レンジでチンには対応していません。

しかし、伊藤園の「おーいお茶」にはレンチンOKのペットボトルもあります。

おやつ
ホット耐用ペットボトルにも種類があるので一概に言えませんが、耐熱温度に関しては85℃が一般的となります。

 

一般用のペットボトル

上記以外の炭酸用でも耐熱用でも無い、スポーツドリンクやミネラルウォーターなどに使用される一般的なペットボトル。

こちらの耐熱温度は約50℃になります。

 

なぜペットボトルには耐熱温度があるのか?

ペットボトルはポリエチレンテレフタラート(PET)という素材で作られており、この素材は一定の温度以上で変形し始めます。

これはPETの物質特性に由来するもので、一定の温度を超えると素材自体が柔軟になり形が変わってしまいます。

これを防ぐため一般的には50度以下の温度で使用することが推奨されています。

 

 

ペットボトルが溶けると何が起きるの?

なかには水筒代わりにペットボトルを使えないかと考えている方もみえると思います。

しかし、ペットボトルが熱で溶けると有害物質が発生する可能性があります。

というのも、まずペットボトルが溶けると形が変形します。

さらに温度が上がるとボトルの材質が化学的に分解し始め、アセトアルデヒド等の有害物質が出ることが研究で示されています。

あすか
これは健康に影響を及ぼす可能性があるため注意が必要です。

 

ペットボトルを安全に使用するために!

ペットボトルを安全に使用するためには、以下の点を覚えておくと良いでしょう。

  • ペットボトルに表示されている耐熱温度を超えないようにする
  • 熱い飲み物を入れる場合は、必ず耐熱ペットボトルを使用する
  • ペットボトルを長時間高温の場所に置かない

たとえば車内にペットボトルを放置しない等、日常生活で気をつけることで健康を守ることができます。

 

 

耐熱ペットボトルの見た目の特徴

耐熱ペットボトルと普通のペットボトルの違いは見た目にも現れます。

 

マーク・ラベル・キャップの色で見分ける!

耐熱ペットボトルと普通のペットボトルは、マークやラベルで区別することが可能です。

一部の耐熱ペットボトルには、その性質を示すマークや耐熱の表示があるため、購入時にはその表示をよく確認しましょう。

また、メーカーによっては耐熱ペットボトルのキャップをオレンジにしています。

 

飲み口が白色は耐熱ペットボトル!

耐熱ペットボトルは、飲み口が熱で変形しないように素材を加工しています。

そのため飲み口が白色になっているので、その場合は耐熱ペットボトルと判断して良いでしょう。

 

ペットボトルじゃなく耐熱ボトルも良いかも?

温かいお茶などを買ってペットボトルを再利用するのも良いですが、頻繁に利用するなら耐熱ボトルを購入するのもアリかもしれません。

ひな
ペットボトルにない大容量タイプもあります!見た目に可愛いものも多いのでお勧めです。

 

 

おわりに

ペットボトルを安全に使用するために耐熱性は重要な要素です。

ペットボトルが耐えられる温度を超えると、ボトル自体が変形したり、有害物質が発生する可能性があります。

そのため、耐熱ペットボトルと普通のペットボトルを正しく見分け、適切に使用することが求められます。

不動
夏場の車内にペットボトルを放置したり、熱い飲み物を普通のペットボトルに入れたりすると、健康に影響を及ぼす可能性があります。

そうならないためにも、耐熱性を意識したペットボトルの使用を心掛けましょう。

以上「ペットボトルの耐熱温度!どれくらいのお湯なら入れてもいいの?」でした。

 

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