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カマス釣りの時期はいつ?時合を逃さないオススメの釣り方も解説!

カマスは細長い体で一般的には20~30cmのサイズが多いですが、大きいものは40cmくらいになります。

カマスは干物で売られていることが多いので、どんな姿かパッと思い付かない方も多いかもしれませんね。

おやつ
ちなみに見た目はサンマやサヨリのようですが、カマスは小魚を捕食するフィッシュイーターです。

ただ、サヨリ同様にカマスは回遊魚なので、釣る時期や場所は釣果に大きく影響します。

というわけで、まずはカマス釣りに適した時期から解説していきましょう。

 

 

カマスの釣れる時期!初めてのカマス釣りなら秋がオススメです!

カマスの釣れる時期は、おおよそ3~11月になります。

カマスは季節によって特徴が変わるので、それぞれの時期について学ぶことが大切です。

 

3~6月!越冬した大型から小型サイズに変わる時期

3月4月の春先は冬を越したカマスが釣れることがあるので、思わぬ大型に出会えることがあります。

そして、5月になると小型のカマスが回遊を始める時期になり、10cm前後の小型が増えてきます。

カマスのベイトになるアジや稚アユも堤防を回遊するので、カマスもそれらに合わせて動くので「数は釣れてもサイズ小ぶり」というのが梅雨までの特徴でしょうか。

 

7~8月になるとサイズアップも期待できる!?

梅雨明けになるとカマスも20~30cmくらいに成長して、釣りが楽しめるようになってきます。

カマスの産卵期は6~7月で産卵前のカマスは脂が乗って美味しいです。

おやつ
ただ、産卵直後のカマスは味が落ちると言われているので、トップシーズンの秋に向けてリリースしても良いかもしれませんね。

 

9~11月がカマス釣りのトップシーズン!

夏を過ぎて海水の温度が低下するにつれ、カマスの捕食対象となるイワシやアジの回遊も活発化します。

それと同じくカマスも回遊を始め、この時期は数・サイズ共に期待が出来るので、初心者がカマスを釣りに行くのにも適した時期といえます。

産卵を終えて荒食いするカマスは秋が旬と言われるので、手返し良くたくさん釣れるように頑張りましょう。

 

12月~2月は大型カマスを狙うことで楽しめる!?

冬になるとカマス釣りも多くの魚同様にオフシーズンとなります。

水温が低下するにつれて、どんどん数は釣れなくなっていきます。

ですが、この寒い時期に釣れるカマスは40cmオーバーも期待できるため、敢えて冬の大型カマスを狙う方もみえます。

不動
大型カマスは3月4月と水温が上がりきる前まで狙うことが出来ます。

 

 

カマス釣りは時間によって狙い方が変わる!?

カマスは釣りに行く時間によって狙い方が変わります。

ですが、カマスは回遊魚なので「そもそも回遊してきているか」が釣果の分かれ道になります。

時間同様に回遊情報も近隣の釣具屋等で情報収集をしっかりしておきましょう。

 

カマスは「朝夕のまずめ」がゴールデンタイム!?

カマス釣りのゴールデンタイムは「朝夕のまずめ」になります。

他の魚同様ではありますが、朝夕のまずめは活性が最も上がりやすく釣りやすい時間です。

表層から中層辺りまで上がってベイトを捕食します。

 

日中のカマスは「底」を狙う!?

基本的にカマスは日中は活性が低く、水深の深い底でおとなしくしていることが多いです。

そのため日中にカマスを狙うとしたら「底から順番に深いところを探る」のがセオリーになります。

ですが、ベイトが表層を回遊している時は日中でも表層で釣れます。

不動
時間毎の狙い方もありますが、それを上回るポイントが「ベイトの回遊」ですね。

 

カマスは「夜釣り」が狙い目なのか?

カマスは夜も決して活性が高いとは言えません。

ですが、あまり夜になると回遊せずに同じ場所に居着くので「そういった場所を見つければ」チャンスです。

では、どういった場所に居着きやすいかというと「ベイトが集まりやすい場所」です。

例えば、常夜灯やかけ上がりになっている場所が狙い目でしょう。

個人的にカマスは「まずめ」が一番で、あと日中か夜釣りはどちらでもOKというイメージです。

 

カマス釣りで抑えておくべき基本的な場所は?

カマスは堤防から狙えますが、やはり回遊魚なので「潮通しの良い場所」が狙い目です。

あとはベイトの集まりやすい場所ですが、具体的には

  • 堤防の先端や角
  • 河口周辺
  • 船道
  • かけ上がり
  • 沈み根
  • 常夜灯周辺

等になります。

かけ上がりや沈み根は何度か釣り場に足を運ばないと分かりにくいですが、意識しながら徐々にポイントを抑えていきましょう。

はじめて行く場所なら「近場の釣具屋で聞く」のが一番です。

 

 

カマス釣りの仕掛け!時合に強い「サビキ釣り」がオススメ!?

カマスはフィッシュイーターなのでルアーでも釣れますが、まずは「サビキ釣り」をご紹介します。

カマスのサビキ釣りは、次のような専用のサビキ仕掛けがあります。

通常はサビキ仕掛けの下にオモリを付けますが、代わりにメタルジグを付ける「ジグサビキ」という仕掛けもあります。

メタルジグ単体で釣るよりもジグサビキの方が「スレ掛かり」も多く、釣果は上がりやすいです。

エサ釣りでもカマスは釣れる!?

またカマスはエサ釣りで釣る人も多いです。

シンプルな誘導ウキ仕掛けに、キビナゴやサンマの切り身をエサとして使うことが一般的多いです。

 

ルアー選びは「沈む速度」がポイントです!?

カマスは状況によって底から表層まで全てのタナにいるので、ルアーは沈む「シンキング系」を準備しておきましょう。

一般的には、

  • ミノー
  • メタルジグ
  • ワーム

が、カマス釣りで使用されるルアーです。

 

ミノー

名前の通りカマス専用に開発されたシンキングミノーです。

あすか
通常のシンキングミノーよりも早く沈みます。

 

メタルジグ

先ほど紹介した「メタルジグ+サビキ仕掛け」のジグサビキでも使用できるので、準備しておきたいルアーになります。

 

ワーム

小魚に似せたタイプのワームです。

他にもアジング等で使用するピンテールワームもカマス釣りでは有効になります。

 

カマスは歯が鋭いので針外しに注意!?

ちなみにカマスは歯が鋭く指など簡単に切れてしまうので、

  • 魚ばさみ
  • 針外しようのペンチ

は準備しておきましょう。

ひな
体もウロコが剥がれやすくヌメリもあるので魚ばさみ(フィッシュグリップ)はあった方が良いですね。

 

 

おわりに

今回は「カマス釣りの時期や時間帯」についてお伝えしてきました。

カマスは時期や時間によって攻めるタナも変わります。

とくに回遊している間にどれだけ釣り上げるかもポイントになるので、出来るだけ手返し良く釣れるようにしておきたいですね。

あすか
あとはカマスも太刀魚のように鋭い歯を持っているので、ケガには気を付けて下さいね。

またカマスを活き締めする時も、太刀魚同様にハサミで延髄切りしておくと良いでしょう。

締め方については次の記事を参考にしてください。

太刀魚の締め方は?簡単で安全なのはハサミを使った方法です!

大きいサイズは1mを超える太刀魚ですが、やはり美味しく頂くには釣れた直後に締めてしまうに限ります。 魚の締め方には、 活き締め(血抜き) 氷締め 神経締め がありますが、太刀魚は鋭い歯を持っているので ...

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また、カマス以外に「今釣れる魚」が知りたい方は、こちらの記事も参考にしてくださいね。

今釣れる魚が知りたい!魚種別一覧表と月毎のポイント解説あります

「なんか天気も良いし釣りにでも行こうかな?」と、突然釣りに行きたくなる時ってありますよね。 でも年中釣りに行っていないと、今の時期は何の魚が釣れるのか分かりません。 おやつ私の場合は結局考えるのが面倒 ...

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以上「カマス釣りの時期はいつ?時合を逃さないオススメの釣り方も解説!」でした。

 

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