突然ですが「色が変わる指輪」をご存じでしょうか?
雑貨屋や天然石ショップでたまに見かけますが「温度に反応して色が変わる」ユニークな指輪です。
そんなムードリングですが、先日お店で子供が面白がって指にはめていたところ、その子のお母さんが「危ないから外しない」と言っていました。
たしかに、温度で色を変えるのに何かしらの薬品とか使われていたら心配はあります。
というわけで、今回は色の変わる指輪「ムードリング」の危険性について調べてみました。
色の変わる指輪「ムードリング」は危険なのか?
まず結論をお伝えすると、色の変わる指輪「ムードリング」に危険性はありません。
当たり前ですが、色の変わる材料が直接肌に触れるわけではありませんから危険性はゼロです。
ムードリングを愛用されている方も多い!
ちなみにムードリングを身につけている人って多いのか気になってツイッターで調べてみました。
体温で変わるムードリング、変身おもちゃみたいで可愛い pic.twitter.com/cRSvNKrQeH
— りりぃ (@_pnpn_) March 23, 2019
ムードリング可愛すぎるのだが? pic.twitter.com/vYWwLzPulM
— Gigandect (@gigandect) September 15, 2021
お手頃すぎてムードリング買ってしまった。。可愛すぎ。。 pic.twitter.com/MYZRR08JwC
— arisa 2/15大阪参戦 (@arisa0315aiko) October 10, 2019
温度で色の変わるムードリングが好きなのですが、一昨日オシャレなムードリングを見つけてしまって昨日買ってしまいました…こういうデザインのムードリングってあまり無いからお気に入り………
(※ピントが合わなくて上手く撮れてない) pic.twitter.com/Nwo23wZdwG— カゲネコ (@96kagecat) January 23, 2020
ムードリングが可愛い過ぎて買ってしまった💕 pic.twitter.com/uCBV7oCrBz
— くらげ👾シャルパンティエ (@kurage_LLaiko) March 24, 2020
指輪の色が変わる仕組みについて
温度によって物質の色が変化する現象を「サーモクロミズム」と言います。
この現象を起こすために、ムードリングには「サーモクロミック液晶」が含まれています。
おそらくですが、次のような「示温インク(サーモインク)を封入して、体温により指輪の色を変化させているのだと思います。
ムードリングの色の変化には何がある?
ムードリングは「黄色・緑・ライトブルー・青・エメラルド・紫・琥珀・黒・グレー・ピンク・オレンジ」などに変化します。
ですが、全てのムードリングが同じ変色をするわけではなく、インクを封入する素材によって見える色が変わってきます。
例えば、薄い黄色のガラスの中でインクが青色であれば、見える色はライトグリーンになります。
指輪の色で感情(オーラ)は本当に分かるの?
ムードリングが売られているお店では「その時の気分が色で分かる!」という謳い文句を見かけます。
例えば、「紫なら興奮している」や「黒ならストレスを感じている」などの感情(オーラ)が分かるとされています。
しかし、色の変化は外気の温度にも影響されるので、ムードリングの色で感情が分かるということはありません。
ムードリングの色が変わらない原因は?
ムードリングを身につけていると、黒から色が変わらなくなることがあります。
これはストレスを延々感じているわけではなく、色の変化を起こす機能が壊れてしまっています。
ムードリングの色が壊れる原因で多いのが「水の浸入」です。
他にも高温の場所に長時間置いておくと色が変わらなくなるとも言われています。
例えば、車内のダッシュボードに置きっぱなしにすることも色が変化しなくなる原因の一つですから注意しましょう。
またムードリングには寿命があり、おおよそ色が変化する期間は2~3年と言われています。
おわりに
今回は、色の変わる指輪ムードリングについてお伝えしてきました。
「色の変化で感情が分かるなんて危険じゃないの?」と思われる方もみえますが、とくに危険性はありません。
安心してアクセサリーとして身につけて頂けます。
ちなみに、ムードリングは1970年に大流行しました。
ある意味で歴史もありますから、その点は安心の材料になるのではないでしょうか?
以上「色が変わる指輪は危険なの?変化の仕組みについても解説するよ!」でした。
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