あなたは家を建てるなら「こだわりの住まいに出来る注文住宅派」でしょうか?
建売住宅と違って好みの間取りや設備に出来る注文住宅ですが、その分お金も掛かりますから出来れば後悔するような家にはしたくないですよね。
でも、じつは標準仕様の建売住宅よりも自分で色々決める注文住宅の方が後悔されている方は多いのです!
注文住宅で後悔したくなければ、とにかく計画前に色々と情報収集を行うことが大切です。
とくにすでに注文住宅を建てて住んでいらっしゃる方の声は参考になります。
というわけで、今回はウチのお客様も含めて注文住宅で家を建てた方に聞いた「注文住宅でここが失敗した」ということをご紹介していきます。
お客様に聞いた!注文住宅で後悔したこと何ですか?
私の会社で注文住宅を建てて頂いたお客様に「注文住宅で後悔したこと」を聞きました。
皆さん気に入っては頂いているようですが、でも「あえて言うなら~」とポツリと本音をこぼして頂けます。
これから注文住宅を考えている方にとって参考になると思いますので、ぜひ読み進めてくださいね。
1.注文住宅だからと「詰め込みすぎた」ことに後悔!
注文住宅のメリットは何と言っても自由にカスタマイズできること。
ですが、逆に色々と詰め込みすぎてしまって、いざ住んでみると「これは要らなかった」と後悔する方も多かったです。
とくに建設時の生活に合わせて「あれもこれも」とも造ってしまうと、生活スタイルが変わってリフォームを行いたい時に確実に困ります。
注文住宅だからこそ「この家に住み続ける」と考え、機能は必要最低限に抑え、住んだ後でもカスタマイズしやすように設計しておくと良いですね。
2.ガスにするか?電気にするか?使い勝手のポイントは給湯にあり!
注文住宅で重要なのは変更がきかない「熱源」です。
オール電化なのかガス併用なのかは、住んだ後ではなかなか変えることができません。
注文住宅では、まずはこの「熱源」をきちんと吟味して決めましょう。
初期費用はガスの方が安いですが、「太陽光発電」があればランニングコストは大幅に電気の方が安くなります。
そして、とくに気にしたいのは「お風呂=給湯」です。
湯船に毎日浸かる方で「オール電化にしたけど湯切れするから失敗した」という声はよく聞きます。
お風呂を重視するなら湯切れも心配ないガスがおすすめですし、そうでなければ給湯を含めてオール電化にした方が、安価な深夜電力の利用もできるのでメリットは多くなります。
キッチンコンロについては「どうしてもガス!」という人も、電気のIHを使ってみると意外と便利だったと言う人も多いです。
熱源で失敗すると後悔は大きくなるので、自分の生活スタイルやコストをよく考えて選択してくださいね。
3.注文住宅の間取りで最も後悔するのが「吹き抜け」!
建売住宅ではなかなか味わえない「吹き抜け」は、注文住宅では人気があります。
しかし、いざ吹き抜けを作って住んでみたものの「塞ぎたい」という方は結構みえるのです。
理由はなんといっても、冬が寒い!
吹き抜けで後悔しないためには、計画時にデメリットを認識しておくことが重要です。
- 気密性・断熱性を高める設計にする
- 床暖房や床下エアコンなど暖房器具をどうするか?
というような、デメリットを解消した計画を施しましょう。
4.収納は広すぎても後悔します!
注文住宅ではとかく収納をたくさん造ってしまいがちですが「空間が勿体ない」ということで後悔しやすポイントです。
またウォークインクローゼットのように広い空間だと「そこで綺麗に収納する工夫が必要になる」ので意外と面倒になります。
収納に関しては「空きスペース」を有効に活用するのがオススメです。
階段下や床下収納は基本ですが、壁面収納などは注文住宅だからこそ造りたい収納スペースです。
その他は家具や可動できる収納で「生活スタイルや家族構成にあわせて」臨機応変に対応しましょう。
5.注文住宅で意外と後悔するのが「コンセントの位置と数」!
収納や間取りなどで後悔することが多い注文住宅ですが、それ以上に「造っておけばよかった」と言われるのがコンセントです。
じつは、コンセントの位置や数は簡単に変更できません。
しかも生活スタイルやその時代の家電などによっても、コンセントの必要性は変わりますので、計画時に適正な場所と数でもすぐに後悔することになってしまいます。
少し多めにしても不便になることはありませんから、余分に造っておいた方が安心です。
私のお客様に聞いた注文住宅で後悔したことですが、やはり仕様や間取りが多かったです。
ただ、個人的に言えば「注文住宅で自由に設計して全て満足」というのは難しいと思います。
それでも「こだわりポイント」が明確で、そこが納得できるものであれば満足度は100%を超えるもの。
ここでは後悔したポイントについてお客様に聞いてみましたが、みなさん「でも●●は凄く気に入っている!」という時は満面の笑みで話をしてくれるので私も嬉しい気分になりました。
知人にも聞いた!注文住宅を建てて後悔したこと
ここからは私の知人に聞いた「注文住宅を建てて後悔したこと」についてお伝えします。
話を聞いていて思ったのは「後悔の仕方が勿体ない」ということ。
よくよく考えたり調べれば防げたんじゃないかな?という内容が多かったです。
6.ネームバリューだけにこだわって後悔
家を建てる時に「●●ホームで建てる」とハウスメーカーありきで決める方は結構みえます。
「なぜそのハウスメーカーが良いのですか?」と聞くと、工法がどうこうよりもネームバリューで判断している方がほとんどです。
ただ、注意したいのはハウスメーカーは仕様や設備は決まっているものから選択しているだけで、本当の意味で自由にカスタマイズする注文住宅とは少し違ってきます。
そして費用は割高なことが多いので「このハウスメーカーで建てたい!でもコストは下げたい」となると、思っていた以上に「普通の家」になることも。
個人的には設計会社に依頼する方が注文住宅を建てる時はメリットが多いと思っています。
7.視線をまったく気にしていなかった
部屋の中を明るくしたいと「大きな窓」を入れたのに、道路から部屋の中が見えるのでカーテンを閉めっぱなしというケースもありました。
家を建てる際は「隣家の窓」と高さを変えたりするのですが、リビングの窓に関しては「採光を優先」
実際に家が建ってみると道を歩く人と目が合うことも。
立地の関係で、どうしてもリビングの窓がそこであれば仕方がないかもしれませんが、上手に視線を隠すような工夫は取り入れたいですね。
注文住宅を建てる前に参考にしたいサイト!
注文住宅で後悔しない家にするなら「設計会社」に依頼することを私はお勧めしますが、いざ素敵な家を作ってくれる設計会社を探すとなると大変です。
そこでお勧めなのが「houzz」というサイト。
こちらのような注文住宅を造る際に参考になる写真も豊富に掲載されており、実際にその家を建てた会社とコンタクトをとることも可能です。
またインテイリアデザイナーやリフォームの相談も可能ですから超便利だと思いますよ。
ぜひ素敵な注文住宅を建てる際にお役立てください。
おわりに
いかがでしたか?
注文住宅で後悔しないことは難しいかもしれません。
ただ大きな後悔をしないためにも、
- 初めに造りこみすぎずにリフォームも視野に入れておく
- 空間は余裕を持たせる!収納はデットスペースを有効活用する
- 熱源は要注意!ガスか電気か「生活スタイル」を最優先に考える
こういったポイントには注意したいところ。
また、あとは展示場で「宣伝用にお金をかけて建てられたモデルルーム」を見て同じような家を建てたいと思わないこと。
ハウスメーカーのモデルルームをイメージしてしまうと、実際の家は「希望を削る作業」になってしまいます。
そうなると楽しい家づくりというよりも「お金が足りなから仕方がないよね」という妥協の連続で面白くありません。
そういった点も後悔に繋がるでしょうから気を付けてくださいね。
以上「注文住宅で後悔したことは?計画の前に気を付けたい7つのポイント」でした。
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