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物件見学のポイントは?いつ何をどう見れば良いのか解説するよ!

突然ですが、あなたは物件見学で部屋の中を見て「何をどう見ればよいのか」わかりますか?

私が初めて物件見学をした時、何を見れば良いのかわからなくて営業の人に聞こうと思ったら、その人は外で30分電話をしていて、私は中で何を見てよいかも分からずに、ただ待たされたという苦い経験があります。

そんな私もなんの因果か今は賃貸の営業マンですけどね。

今でこそ賃貸の全てを分かったスーパー営業マンの私ですけど Σ(゚Д゚)

やはり初めて部屋探しをする方だと、物件見学でも何を見ていいのか立ち尽くしている方も少なくありません。

また「そもそも物件見に行くのって当日いきなりでもいいの?予約入れなくても大丈夫なの?」と店舗に入ることすら緊張する。

そんな方もみえるのではないでしょうか?

というわけで、今回は「物件の見学について予約から物件見学をした後まで」時系列で詳しく解説していきましょう!

 

 

物件見学は予約した方がいいの?

新築でも中古でも物件見学する際は、予約した方がメリットがあります。

というか、予約しないで行きますと

  • 鍵の準備が出来ずに部屋が見れない
  • 不動産会社が忙しいと対応してくれない

ということがあり、結論から言えば「物件の見学ができない」という可能性があります。

いくら空室の物件とはいえ「いつでも部屋の鍵が空いているわけでありません」から当然準備する時間が必要です。

以下、いろいろ解説しますが「物件見学は予約した方が安心」ということは先にお伝えしておきましょう。

 

物件見学は当日に飛び込みでも可能ですが…

「急に予定が開いたから部屋探しに行こう」という日もあるかもしれません。

こういったケースでも「平日」」であれば、お店の方も対応出来る可能性が高いです。

ようするに「手が空いていれば当日でも対応可能」ということ。

但し、注意したいのは「繁忙期」です。

不動産(賃貸)の場合は、1月~3月は新生活の時期で繁忙期となり、その忙しさは通常期の3倍くらいになります。

この時ばかりは「フラッとお店に寄った」という方の対応は出来ません。

基本的に「予約している方」でいっぱいの可能性が高いです。

 

物件見学にかかる時間は?

物件の見学は思っているよりも時間が掛かります。

店からの距離にもよりますが移動も含めて1部屋みるのに1時間くらいは掛かります。

また物件を見るのはできるだけ明るい時間にしましょう。

暗い時間だと汚れやヒビなど確認できないことも多いですし、明るい時間だと日差しの入り方もわかるので午前中からお昼くらいが理想です。

但し、物件の外に関しては「逆に暗い時間の確認」は行いたいところ。

人通りの多さや街灯の数など、とくに徒歩や自転車で帰る方は安全チェックの意味合いで確認しておきましょう。

 

物件見学の際にあると便利な持ち物は?

ズバリ物件見学の際の持ち物で便利なものは以下の5つ!

  • メジャー
  • 懐中電灯
  • 筆記用具
  • 間取り図
  • スマホ

No.1は「メジャー」ですね。

図面と実物では異なる寸法のところも多いので、メジャーを持っていけばそれを実寸確認できます。

それと物件によっては電気が通っていないので「懐中電灯」も持っていくと便利です。

あとは「間取り図」と「筆記用具」も必須で、チェックした部分をすぐその場でメモしましょう。

最後は「スマホ」ですが写真を撮るのはもちろん、意外と「方位磁針のアプリ」が重宝しますよ。

 

 

意外とわからない!物件のどこを見ればいいの?

物件見学の際にどこを重点的に確認した方がいいのでしょうか?

これ、初めて部屋探しする方は結構わからないと思います。

実際、物件見学に来ても日当たりやお風呂・キッチンなどの水回りを見て「これでいいのかな?」という感じの方も多いですが、ここでは一歩踏み込んだ「見落としやすい場所」についてもお伝えします。

 

1.全部の扉と窓の開閉

開けっ放ししてどう挙動するを確認し建物のゆがみをチェックしましょう。

開閉しにくかったり途中で止まるものはゆがみの可能性大です。

また、窓を開けた時の「音」や「臭い」にも気を付けましょう。

少し離れたところだし電車が走っているけど大丈夫だと思っていたら、窓を開けるとかなり音が聞こえることも多々あります。

物件見学に来たら「まずは窓を全開にする」のが基本です。

 

2.北側の押し入れはカビに注意!

北側の押し入れはカビが発生しやすく要チェックポイントです。

もし黒ずみがあると入居後にカビ臭かったり湿気に悩まされることもあります。

実際にそれで引っ越しする方もみえますから侮るなかれ。

 

3.天井の汚れ

床や壁は目に付くので掃除されていても天井は放置されている場合が多いです。

とくに黄色いヤニで汚れている場合はタバコなど臭いが出てくる可能性もあります。

 

4.部屋で一番狭い場所

荷物を入れるのに廊下や扉など全てメジャーで測る方もみえますが、基本的に荷物を入れる導線で一番狭い場所を測れば問題ありません。(そこが通れば他は通る)

大体は「廊下の扉」が危険ですが、狭い場所が他にないかチェックしましょう。

 

5.見落としがちな箇所を総チェック!

あとは他に見落としがちな箇所をまとめてご紹介します。

  • 給湯器がキッチンにない!(古い物件だとたまにあります)
  • 脱衣場が無い!(1Rなどはほとんどの場合ありません)
  • ベランダに屋根が無い!(洗濯する時に干しっぱなしに出来ないので要チェック)
  • ブレーカーの電圧が足りない!(エアコンには電圧の種類があるので注意)
  • 洗濯置き場が外!(ベランダに置く場合もあります)

こういった点が意外と見落としがちで、住んでみてから「あれ?」っということが多いので意識的に見ておくと安心です。

賃貸物件は、案外「当たり前にある」と思っていたものが無かったりするので内見は焦らずじっくり確認していきましょう。

 

物件見学は「行く途中」も注意して!

物件見学に行くのに車で移動することもあると思いますが、その時は「近くに何があるのか?」も要チェックです。

駅の近くはもちろんですが、病院やコンビニなどが近くにあると便利です。

また意外と大事なのが「スーパーの営業時間」です。

最近は結構遅くまで営業しているスーパーがあって助かりますが、自分が仕事から帰ってきた時間まで空いていたら買い物はかなり楽です。

今まで内見の車でスーパーの営業時間を教えてあげると「結構遅くまでやってるんですね!助かる!」と話が盛り上がります。

賃貸営業をされている方はマネしていいですよ(笑)

 

 

物件を見学した後はどうする?

物件見学のあとは、気に入ればその場で即決もアリです。

もちろん考えるのもOKですが不動産は早い者勝ちなので、仮押さえというのは基本的には無しです。

ただ賃貸営業マンとしてあまりお勧めしたくありませんが、ここだけの話「迷っているなら”申し込み”を入れて抑えておく」というのも1つの手です。

 

申し込みのキャンセルは出来るの?

賃貸契約の申し込みは「この部屋借りるつもりだから契約書の準備をする間は待ってね」というものです。

つまり「本当の契約ではない」ので、申し込み段階ではキャンセル料を支払う必要はありません。

仮に申込金を預けているのであれば、それはキャンセルをしても返金されるものです。

キャンセル料として頂きますよというのは「違法」ですから、そういう会社であれば契約自体行わない方がいいでしょう。

但し、キャンセルについても「申し込み」から「契約」になれば話は別です。

賃貸の契約は、文字通り「契約書」を交わします。

それ以降にキャンセルを行う場合は「解約」として扱われ手付金は返還されないのが一般的です。

 

また、キャンセルできるからと気軽に申し込みを入れるのは「大家さん」に迷惑をかけるということは忘れないでください。

大家さんは「部屋を借りてくれる」と思って、他の人の紹介を断って申し込みされた方が契約するのを待つわけなので、申し込みのキャンセルはすごくガッカリします。

そういった姿を想像して頂きながら「本気で悩む」時に申し込みでひとまず抑えてくださいね。

 

おわりに

いかがでしたか?

物件の見学について、予約の段階から見学に行った後まで解説してきました。

そして最後に「物件見学の予約をしたのに部屋が無かった」というケースについてお話します。

これは「おとり広告じゃないの?」と騒がれることもあるのですが、賃貸物件はアマパンショップ、エイブル、ミニミニなどの複数の賃貸仲介業者が紹介していて「早い者勝ち」なんです。

物件見学の予約を入れても、大家さんがその日まで紹介を止めることはありません。

大家さんとしては「早く契約したい」ですからね。

そんなわけで物件見学は予約をしても必ず希望の物件が見れるわけではないということを最後にお伝えさせてください。

以上「物件見学のポイントは?いつ何をどう見れば良いのか解説するよ!」でした。

 



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