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足音のうるさい歩き方!賃貸でクレームにならないためにどうする?

「マンションやアパートなどの集合住宅にこれから住むぞ!」という方は、少なからず足音について気になるのではないでしょうか?

1階に住む方は「足音がうるさいんじゃないか?」と心配になったり、上階に住む方であれば出来るだけ足音を立てないように気を付けたり。

実際ウチが管理している物件でも「足音がうるさい!」ということでトラブルになったこともあります。

そんな足音が心配な方にお伝えしたいことは「足音の大きな歩き方」と「足音の小さな歩き方」があるということ。

今までに足音でトラブルになった経験がある方は、もしかしたら足音が大きくなる歩き方をしていたのかもしれませんね。

というわけで、今回は「足音がうるさい原因となる歩き方とその改善方法」についてお伝えしていきます。

 

 

足音がうるさい原因は「かかと歩き」かも!?

賃貸マンションやアパートで「足音がうるさいと言うクレーム」が入ると、私たち不動産屋は足音の原因になっている部屋の住人に注意することがあります。

はじめは「そんなにドタバタしていない」と皆さんおっしゃるのですが、歩き方の話をすると「そうかもしれない!?」と心当たりがある様子。

その歩き方が「かかと歩き」です。

 

かかとに全体重が掛かるので衝撃音も強くなる

かかと歩きは一時期「綺麗な歩き方」「痩せる歩き方」としてテレビでもよく紹介されていたので、あえて「着地はかかとから」という方もみえるかもしれません。

しかし、かかと歩きは着地の際に全体重がかかとに集中するので「衝撃音」となって響きやすいのですね。

例えば扉を勢いよく「バタンッ!」と閉めると、その衝撃音は床(天井)などを通じて広がります。

賃貸マンションやアパートの音のクレームは「衝撃音」が多いんです。

足音がうるさいとクレームになっている入居者さんは、普段から気にせず「かかと歩き」をされている可能性が高いです。

 

子供の足音がうるさい!やっぱり「かかと」から着地していませんか?

また足音に関するクレームでは「子供の足音」も多いです。

クレームを受ける親としては、走り回ったり飛び跳ねたりしていれば注意すると思います。

しかし、それでも「子供が歩くとうるさい」と階下からクレームが来ることで悩まれている方もみえます。

「普通に歩いているだけなのに…」

でも、もしかしたらお子さんも「かかと歩き」をしているかもしれません。

かかと歩きは、体重の軽いお子さんでも階下に響きます。

 

かかと歩きは「体にも負担が掛かる」!?

ちなみに、かかと歩きは「体に負担が掛かる」という見解も出ています。

理由としては、全体重をかかとで受けとめるので「膝や腰などに衝撃が伝わる」ので負担が掛かるとのこと。

また普段からかかと歩きになる方は「足が上がらない(筋力低下)」ので、歩き方が引きずり気味になり「かかとから着地してしまう」そうです。

では、どうすれば「かかと歩きが改善されるのか?」気になるところですよね。

 

 

かかと歩きを改善!?足音の小さい歩き方とは

足音がうるさくなる原因が「かかと歩き」であれば、歩き方を改善すれば足音がうるさいという問題も解決できそうです。

では、一体どういった歩き方にすれば良いのでしょうか?

 

着地は「足指のつけ根」を意識する

これは「体への衝撃も少ない」のでおすすめですが、着地は「足指のつけ根」を意識します。

足指の付け根とは、下記画像の赤丸の部分です。

この赤丸の部分を意識することで、足裏の着地が「つま先・つけ根・かかと」の3点歩行になり、歩く際の体重が分散され「体にも床にも衝撃が少なく」なります。

 

ポイントは蹴り足にあり!

しかし、この歩き方は今までかかと歩きをしていた方にとっては難しいと思います。

それは、足が上がっていない(引きずり気味)歩き方が身についてしまっているからです。

そこで蹴り足を「かかとで押す」ように歩くと、自然と着地の足は「足指のつけ根」になります。

流れを説明すると、以下のような形です。

足音がしない歩き方

  1. 蹴り足は「かかとで押す」ことで、
  2. 蹴り足はの最後は「つま先」になり、
  3. 体の重心が前に移動するので、
  4. 着地は「足指のつけ根」になる

 

かかと歩きの場合は重心が「かかと」になりますが、かかとで押して歩くと重心は前に移動して「つちふまず」になります。

実際に歩いてもらうと、重心が「後ろ」から「体の中心」に変わるのが分かると思います。

さらに意識するなら「骨盤から前に出す」ように歩くと歩幅が広くなり、歩く姿勢も綺麗に見えますよ。


 

足音がしないように足指のつけ根で歩くのに「まずは足を上げて…」と色々考えていると大変ですが、今回ご紹介した「かかとで押す」ように歩けば「あとは勝手にそうなる」のが素晴らしい。

ちなみに、この歩き方は「深層部の筋肉を鍛える歩き方」として、格闘技の先生に教わりました。

年齢を重ねると段差に躓くのも「足が上がらない」ことが原因なので、普段の歩き方から変えた方が良いとのことです。

足音も小さくなり深層筋も鍛えられる歩き方なので、ぜひ参考にしてください。

 

ちなみに「スリッパ」は足音対策になるのか?

また足音対策と言えば「スリッパ」ですが、その効果は一体どうなのでしょうか?

結論から言えば「歩き方が変わらなければクレームになる」のが現場としての意見です。(実際に管理している物件がそうなので)

スリッパを履いても「かかとからドスン!」という歩き方であれば、やはり足音は床を伝わって階下の部屋に伝わります。

ですが、スリッパを履くことで「足を上げる必要が出て」「足裏全体からの着地」に変われば、足音は小さくなるので効果があるケースも多々あります。

最近は「静音スリッパ」も販売されているので試してみるのはアリですね。

 

 

おわりに

いかがでしたか?

今回は「足音がうるさくなる原因」と、その対策として「足音の小さい歩き方」をご紹介してきました。

「足音が小さい歩き方」は、そもそも深層筋を鍛える歩き方として格闘技の先生に教えてもらった方法です。

かかとから着地することによって「膝」や「腰」にも衝撃が伝わるので体にも負担が掛かるという意見もありますし、また歩いてみると分かるのですが、着地のポイントが足指のつけ根に来るので足音も静かになります。

歩く姿も「足がスッと前に出て」綺麗に見えるので、是非お試しください。

以上「足音のうるさい歩き方!賃貸でクレームにならないためにどうする?」でした。

 



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