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布団にカビが生えたら捨てろ!コスパで考えると結局そうなる

こんにちは、不動です。

突然ですが、最近の賃貸は和室の無い物件がほとんど。

そんな中で「フローリングに直接布団を敷いてカビが生えた!」という事態に陥った方は大勢みえるようです。(じつは私も経験あり)

カビの生えた布団でそのまま寝ていると気持ちも悪いですし、なによりアレルギー性疾患や喘息なども引き起こすと言われています。

となると、カビの生えた布団は洗濯などで除去可能なのか気になるところ。

カビの生えた布団の除去方法には、

  • 自力で洗濯
  • コインランドリー
  • クリーニング

などがあるようですが、色々と調べた結果「だったら買い直した方がいいじゃん!」という結論にたどり着きました。

今回は、なぜ私が「布団にカビが生えたら捨ててしまって買い直すのが一番と思ったのか?」答えに至るまでの経緯に沿ってお伝えしたいと思います。

 

 

布団のカビを取る方法!それぞれのデメリットについて

先程もお伝えしましたが、布団のカビ取りは「自力で洗濯・コインランドリー・クリーニング」という3つの方法があります。

それぞれ費用やカビ取りも効果も異なるので、まずは注意点なども合わせて見ていきましょう。

 

布団に生えたカビは洗濯で取れるのか?

まず布団に生えたカビは「通常の洗剤」で洗っても落ちません。

WEBで調べる布団のカビを自力で取るなら「アルコール・重曹・カビキラー」などを使うと良いという意見をみかけます。

この中で最も強力にカビを取ってくれるのは「塩素系であるカビキラー」です。

塩素系カビ取り剤の成分の次亜塩素酸ナトリウムは、

  • カビの菌糸を分解する
  • カビの細胞を脆くする
  • カビが発生させた色素(黒いの)も漂白する

という作用があります。

 

カビの取り方としては、洗剤を吹き付けて1時間ほど放置しカビの生えた部分を歯ブラシなどで擦ります。

ただ、塩素系洗剤を使用するデメリットとして布団などの布類に使用すると「変色する恐れ」があります。

白であれば良いですが、色柄物であれば「酵素系漂白剤」がお勧めされています。

最後は洗濯機ですすぎ洗いをして天日干しで乾燥させれば完了です。

ただ、試す前にお伝えしておきますが「意外と手間暇が掛かるのにカビが取れない」かもしれません。

となると、もう少し手間が掛からない方法として考えられるのはコインランドリーでしょうか?

 

コインランドリーはやり方に注意が必要!

近所のコインランドリーを覗くと「大きさによって費用が違う」ようでした。

  • 12kg…600円
  • 25kg…1,200円

では、布団のクリーニングはどっちなのかというと「布団1枚であれば12kg(中型)」でいけます。

また洗濯と乾燥機が一体のタイプもあるようですが、こちらも8分100円などで利用できます。

布団は水分を含んで重くなっているので大型タイプを利用しますが、乾燥時間はおおよそ60分。

乾燥機の費用は800円と考えると、布団1枚をコインランドリーで洗うと1,400円前後です。

 

ただ、コインランドリーについては注意が必要で、

  • 綿布団や羊毛布団は中の綿が片寄りして戻らない可能性もある
  • 敷き布団は水を含んで洗濯機が回らない恐れもある

こういった失敗談もあるようです。

綿布団などは事前に調べることは出来ますが、水の重さで回らないのは正直チャレンジですよね。

自分で洗ったりする手間は省けますが、布団が使いものにならなくリスクは恐いですね。

 

クリーニングは費用が高い!?

となると最後の砦はやはりクリーニング!

実際、布団のカビを取るならプロに任せるのが一番安心です。

クリーニングでも浸食が酷いと黒い斑点は残ってしまうそうですが、「高温殺菌」を行うので布団の中にいるカビを死滅させることが可能です。

ただ、デメリットを上げれば「費用の高さ」です。

私の近所のクリーニング屋さんはシングルサイズの掛け布団・敷き布団共に4320円です。

クリーニング屋さんの大変さを思えば当然かもしれません。

ですが、使っている布団によっては「買い換え」の方が安く済みそうです。

 

 

布団によっては「買い換え」が一番間違いない!

布団のカビ取りでクリーニングを行うと1枚あたり4,320円というのは、WEBで調べる限り一般的な相場のようです。

では「4,000円程度で新しい布団を買えないのか?」というと、これが意外と見つかるのです。

厚み10cmの敷き布団が4,000円程度で買えます。

 

3点セットでも4,000円以下があります!

お値段のする布団であればクリーニングはおすすめですが、場合によっては買い換えてしまった方が「早いし間違いない」と言えそうです。

 


 

というわけで、ここまで「布団にカビが生えた時の対処法」としてお伝えしてきました。

しかし、せっかく新しく買った布団も「フローリングに直接敷きっぱなし」では、またすぐにカビが生えてしまいます。

ですから、せっかくのカビの無い布団を長く使うためにも「予防」について考えていきましょう。

 

布団のカビ予防で自分で出来ることは?

布団にカビが生えないようにする最も効果的な方法。

それは「布団を干す」ことです。

当たり前のような話ですが、たしかに天気の良い日に日光に当てて天日干しすればカビも死滅させれそうですよね。

…でも、じつはそうでもないのです。

 

布団のカビは天日干しでは死滅しません!

私もこれは勘違いしていて「天日干しすればカビは死滅すると思っていた」のですが、天日干しではカビは死なないのですね。

ただ、そうなると「自力で洗濯」しても洗剤の効果でカビを死滅させることが出来なければ、苦労の割にメリットが薄いように思えますよね。

しかし、布団の天日干しは湿気を取り除きカビやダニの繁殖を抑えるために効果的」なのでやった方が良いのは間違いありません。

天日干しも「やり過ぎると布団によくない」ので、ぜひ以下の記事も合わせてご覧ください。

布団を干す頻度は素材で変わる!ベストな期間や回数はどれくらい?

 

すのこマットは賃貸物件で本当に役に立つ!

賃貸物件でも大きなベランダがあれば天日干し出来ますが、じつは1R物件などは「布団を干せるベランダが無い」ということも多々あります。

そんな時におすすめなのが「折りたたみタイプのすのこマット」です。

 

すのこマットは「床(フローリング)と布団の間にすき間を作る」ことで湿気を逃がす効果もあります。

しかし、これも実体験ですが「一週間も布団を敷きっぱなしにしていると湿気でベタベタ」になります。

なんだったら「すのこマットにもカビ」が生えてきます。

すのこマットは直接フローリングと布団よりは湿気を逃すかもしれませんが、だからとって布団がカビ無いほど湿気を逃がしてくれるわけではありません。

 

ですが、それでも私が折りたたみタイプのすのこマットをお勧めするのは、それよりも注目したいのは「すのこを立てて、その上に布団を被せる」ことで、布団を干すスペースのない部屋でも布団が干せるからです。

これ、実際に賃貸物件を探しに来たお客さんにも話すのですが「布団のカビ対策の話」として非常に好評をいただいております(笑)

 

 

おわりに

いかがでしたか?

今回は「布団のカビ取りから予防について」お伝えしてきました。

布団のカビ取りの可否は「浸食の度合い」によります。

あまりにもカビの侵食が酷い場合はクリーニング屋さんでも難しいと言いますので、高級布団を使用しているわけでなければ、カビの酷い布団は捨ててしまって「買い換え」も検討してみましょう。

今はお値打ちな布団であれば、それこそクリーニング代で買えてしまいますからね。

また、やはり布団を長く使うために大切なのは「予防(布団を干す)」ことです。

賃貸物件では布団が干せない場合もありますが、折りたたみ式すのこマットがあれば室内でも布団を干す事が出来ます。

カビの生えた布団でそのまま寝ていると体にも良くないので活用してみてくださいね。

以上「布団にカビが生えたら捨てろ!コスパで考えると結局そうなる」でした。

 


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