一人暮らしに同棲や新婚生活。
生活に合わせて引っ越しする方も多いと思いますが、どうせなら「安くお得に部屋探しするコツ」は知りたくありませんか?
賃貸の営業マンとして働いて分かったことは「部屋探しは知らないと損することが結構ある」ということ。
私も20代の頃に一人暮らしや同棲で賃貸を契約しましたが、当時の私が単純に今からお伝えする部屋探しのコツを実践すれば、5~10万円くらいは部屋を安く借りられたと思います。
今思えば「かなり勿体ないことをした」と正直悔しいです。
そんな私と同じ思いをしないで済むように、今回は「安くお得に部屋探しをするコツについて」お伝えしていきます!
部屋探しのコツ!安くするなら「お店に行く前」が一番大事!
今から部屋探しを開始したら、みなさん「スーモ」や「ホームズ」などのポータルサイトを利用するのではないでしょうか?
そして気になる部屋があったら不動産屋に問い合わせするわけですが、じつは「この時点で少し勿体ない」のです。
部屋探しで「キャッシュバック」が貰える!?
まず結論から言うと、どうせ不動産屋に物件の問い合わせをするなら「キャッシュバック賃貸」から経由した方がお得です。
キャッシュバック賃貸はスーモやホームズのようなポータルサイトですが、キャッシュバック賃貸を経由して問い合わせすると引越祝い金を貰えるのです。
他にもいくつかキャッシュバック系のサイトはあるのですが「問い合わせとは違う別の物件を契約してもOK」なのはキャッシュバック賃貸だけ。
いきなりお金の話で恐縮ですが、賃貸契約も初期費用や引っ越し代など出費がかさみます。
どうせなら少しでもお得に部屋探ししたいですよね。
賃貸は「ネットで部屋探し」は常識!?
ちなみに、来店されるお客様の中には「良い部屋はお店に来ないと紹介してくれないんでしょう?」という方がみえます。
しかし、これは「賃貸では間違い」です。
そもそも賃貸の物件は「他の仲介会社でも取り扱っている」ことがほとんどなので、良い物件ほどいち早くWEB広告に載せてお客様を獲得しようとします。
ですから、部屋探しでお店をまわるのは疲れるだけ。
賃貸の場合は、ネットを上手に活用して「お店に行く前に候補の部屋を見つけておく」のが時間と体力を無駄にしないためのコツです。
同じ部屋を複数の不動産屋が紹介している場合は?
もし部屋探しをしている「同じ部屋を複数の不動産屋が紹介している」なら注意です。
何も気にせず一番上の不動産屋に問い合わせをするのは止めましょう。
というのは、仲介会社によって「手数料が違う」こともあるからです。
賃貸の仲介手数料は「上限を家賃の一ヶ月分(消費税別)」と定められています。
ですが、この手数料も「100%や50%と会社で違う」としたらどうでしょうか?
家賃が7万円と消費税の50%となると…、賢いアナタなら暗算出来ますよね。
ちなみに、大手の賃貸会社で言えば「ミニミニ」「エイブル」は仲介手数料が家賃の50%です。
ですから、複数の不動産屋が紹介しているなら「手数料はいくらなのか?」ホームページを調べてからでも問い合わせは遅くありませんよ。
1~3月は「引っ越し業者」を予約するのが先!
部屋探しで後悔しないためのアドバイスを1つ。
最近「引っ越し難民」という言葉を聞きますが、1~3月の新生活に向けての部屋探しでは「引っ越し業者の予約」を先に行いましょう。
部屋が決まったのは良いけど「引っ越し業者が決まらないので入居を待って貰えませんか?」というのは基本出来ません。
そうなると部屋に住めないのに家賃が発生していくので、せっかく安く部屋探しするために頑張っているのに勿体ないですよね。
繁忙期は引っ越し業者のスケジュールを先にチェックするのがコツですよ。
部屋探しを少しでも安くお値打ちにしたいなら「問い合わせする前」というのは凄く大事です。
問い合わせをして「やっぱりアッチのお店が安いから」と変更するのは、不動産業界ではタブーになっています。
どうせならお店に行く前にお得な部屋探しをしましょうね。
いざ予約をして部屋を見に行こう!
気になる部屋を見つけたら、事前に店に予約(問い合わせ)をして「部屋の見学(内見)」に行きましょう。
事前に予約しないと部屋の鍵が無いこともあるので「予約は必須」です。
またキャッシュバック賃貸を利用する際も「事前の問い合わせ」が必要ですから忘れずに!
契約前は「設備の交渉」も出来るチャンス!
内見をして「エアコンが古い」とか「今どきインターフォンなんですけど」と設備で気になるところがあるとします。
そんな時は「契約前に入居する条件として」交換できないか大家さんに相談して貰いましょう。
契約後に交換して欲しいというのは難しいかもしれませんが、契約前であれば意外と対応してくれるかもしれませんよ。
内見チェックリストで確認!
部屋探しが初めての方は「いざ内見に行っても何を見るのか分からない」という方も多いです。
参考までに「室内・建物・立地」でチェックしたいポイントをリストにしておきます。
室内 | |
日当たり | 日中は留守が多いなら重要度は低い |
ベランダ | 有無・屋根付きかどうか |
窓を開けた環境 | 騒音や臭い |
キッチン | コンロや冷蔵庫の位置など |
バス・洗面台 | 脱衣所 |
トイレ | ウォッシュレットなど |
洗濯機置き場 | サイズ・高さ |
収納スペース | 広さ、カビていないか |
コンセント | 場所や数のチェック |
スマホの電波 | 部屋の至る場所で |
エアコン | 動作・使用年数 |
室外機 | 置く場所があるか |
カーテン | 大きさ・何枚必要か |
汚れ・傷 | とくにクロスや床 |
建物 | |
集合ポスト | 鍵の有無 |
セキュリティー | オートロック・モニターフォンなど |
ゴミ置き場 | 綺麗に掃除されているか? |
駐輪場 | 屋根の有無。整理されているか? |
立地 | |
交通 | 駅やバス停の場所・最終時間 |
買い物 | 最寄りのコンビニ・スーパーなど |
公共施設 | 病院や役所など |
周辺の治安 | 街灯・人通り・お店など |
その他、内見でうっかり見逃しそうなポイントについての記事もあるので是非!
賃貸の内見チェックポイント!うっかり見落としがちな場所はココです
内見をして「満足度80点」であれば申し込みをお勧めします。
ここから初期費用を安く抑えるコツを解説していきます!
初期費用を安くしたい!狙いを定めた交渉がコツ
たまに契約の段階になると「あれもこれもと価格交渉してくる」方がみえます。
実際に大家さんが怒って「部屋を貸さない」ということもあるので、価格交渉は狙いを定めてスパッと決めるのが成功のコツです。
では、どういった点に定めて価格交渉は行うと良いのでしょうか?
家賃交渉は物件と時期の見極めが大事!
家賃交渉は「時期による」ところがあります。
5~7月の閑散期で部屋探しをするなら交渉する価値はあると思います。
ですが、1~3月の繁忙期は「まず無理」でしょう。
どうせチャレンジするなら次のフリーレントの方が良いと思います。
交渉に応じて貰いやすいフリーレント!
フリーレントとは「一定期間の家賃を無料にする」ことです。
期間としては1~2ヶ月程度が多いですね。
ただ、そんなフリーレントでも1~3月の繁忙期では厳しいこともあります。
必ず応じて貰えるわけではないので無理強いには注意して下さい。
仲介手数料は「他社でも紹介しているか?」がポイント
仲介手数料は「ネットで部屋探し」のところでも解説しましたが、他社で同じ物件を取り扱っているかがポイントです。
「他社だと50%だった」といえば交渉に応じてくれると思います。(嘘はダメです)
ただ「50%を無料にして」というのは難しいでしょう。
また、仲介手数料を無料にするなら「貸主から直接借りる」という方法があります。
例えば、大東建託の物件を大東建託で借りると仲介(紹介)ではないので手数料が発生しません。
当然、選べる物件は極端に減るのと「物件の貸主がどこか事前に分からないといけない」ので難しいとは思います。
「付帯サービス」はやらなくても問題ありません!
付帯サービスとは、入居前の害虫駆除などのサービスです。
仲介業者のほとんどで「当然のように初期費用に含まれる」のですが、これは強制ではありません。
費用を抑えたいなら断ることは出来ますし、個人的に「そこまで効果のあるものでは無い」と思っています。
どうしても気になる方はやっても良いと思いますが、私ならバルサンします。
火災保険もネットで加入した方が安い!?
部屋を借りるための火災保険ですが、こちらも交渉の余地があります。
不動産屋が勧める火災保険は年間1~2万円程度が多いですが、自分でネットで加入すると1万円以下で済みます。
火災保険ついては以下の記事で解説していますので、自分で加入をチャレンジする方は参考にしてください。
賃貸の火災保険に入らないのはNG!でも安く済ませる方法はあります
初期費用が安くなるように交渉したら「申し込み→審査→契約」で完了です。
あとは鍵を貰って引っ越しばかりですが、最期に入居する前にやっておきたいことがあります。
退去時の精算が心配!入居前に写真は撮っておこう
最近では退去時の精算のトラブルの悪化から国土交通省ガイドラインも設けられていますが、未だに退去時に高額なリフォーム代を請求する会社はあります。
自分で身を守る意味で出来ることは、
- 入居したすぐに写真を撮っておく
- 気になる所は、すぐ管理会社に伝えておく
ことです。
こういったトラブルが心配な方は大手(ダイワリビング・大東建託・東建コーポレーションなど)が安心です。
おわりに
今回は「部屋探しで安く部屋を借りるためのコツ」についてお伝えしてきました。
安く部屋を借りるというと「家賃交渉など」がパッと思いつくところですが、
- キャッシュバックが貰える
- 設備の交渉もタイミングによっては可能
- 引っ越しのスケジュールをきちんと押さえる
なども、トータルとして安く部屋を借りることに繋がります。
部屋探しはお金が掛かりますから、出来るだけ無駄な出費を抑えて、安くお得に部屋を借りるようにして下さいね。
以上「部屋探しのコツ!安くお得に借りるためのポイントを網羅したよ」でした。
【 最後にPRです 】
部屋探しは「キャッシュバック」が新常識!?
賃貸で部屋探しをするなら「suumo」や「ホームズ」のポータルサイトをが物件数も豊富で便利です。
しかし、今もっとも熱いのは部屋を借りると祝い金が貰える「キャッシュバック賃貸」です!
サービスが開始された当初は少なかった物件数も「現在は十分過ぎるほど豊富」となりました。
もちろん「礼金敷金0円・ペット相談可・新築築浅・デザイナーズ物件など」の絞り込み検索も充実しており、これで祝い金が貰えるのですから利用しないなんて逆に損ですよね!
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