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イサキの釣れる時期は?堤防からのオススメの釣り方も合わせて解説!

旬のイサキは一匹千円を超える高値で取引される高級な魚です。

寿司や刺身また塩焼きなど色々な調理法があり、また食べても美味しいことから釣りのターゲットとしても人気があります。

あすか
小さい時は黄色い縦縞模様が3本は入っていることから「ウリボウ」と呼ばれますが、大きいものは50cmを超えるので引きも楽しめます。

見た感じも目が大きくて可愛らしいイサキですが、釣りに行くならいつが良いのでしょうか?

というわけで、今回は「イサキ釣りの時期」についてお伝えしていきましょう。

 

 

イサキ釣りの時期!トップシーズンは南北の海域で分かれる!?

船釣りも人気のイサキが狙える時期は全国的に見ると3月~12月です。

地域によって開始と終了のシーズンが1ヶ月ほど差がありますが、やはり堤防から釣ることを考えると岸に寄ってくる「産卵期」が狙い目になります。

 

イサキのトップシーズンは5~8月の産卵期!?

イサキの産卵期は、暖かい南側では5~6月から、寒い北側では6~8月になります。

この時期は産卵のために浅瀬の藻場まで寄ってきます。

また産卵前に体力を貯める荒食いの時期になり、良型のイサキが数多く釣れるベストシーズンになります。

また体力を貯めている初夏のイサキは味もよく、お寿司屋さんでも旬のイサキとしてカウンターに並びます。

おやつ
とくにイサキの卵や白子は絶品と言われます。

 

産卵後の9~11月もイサキは釣れる!?

産卵期を過ぎた9~11月もイサキは釣れます。

産卵を終えたイサキはエネルギーを使い果たしているので、体力回復のために荒食いをするからです。

しかし、産卵を終えたばかりのイサキは味が落ちると言われています。

越冬のために脂を貯めているイサキが釣れるのか、産卵後の体力回復前のイサキが釣れるのかは運ですが、この時期は「クロダイ・アジ・ヒラメなど」色々な魚が冬前のシーズンになります。

堤防からイサキ狙いに絞るよりも、色々な魚を多種多様に狙ってみても良いかもしれません。

 

イサキの釣れる場所は?

イサキの釣れる場所は、潮通しが良い岩礁帯で、ある程度水深があれば最高です。

そういった場所であれば磯ではなく、堤防からでも釣ることが出来ます。

また、イサキは「アミ類・甲殻類・小魚・プランクトン」などを捕食します。

不動
こういった捕食対象が集まりやすい、岩礁や潮目、かけあがり等があれば好ポイントになります。

 

 

イサキの釣れるオススメの時間帯は?

イサキは日中は水深50m程の深場にいますが、夜には海面付近まで上がってくる習性があります。

その際は群れで積極的に捕食に掛かるので、日中に釣るよりも夜釣りの方が釣りやすい傾向があります。

 

満月の夜は上がって来ないことも!?

イサキは夜に海面に浮上してくるとお伝えしましたが、注意点として満月など光量が多い時は浮上して来ないこともあります。

よく満月の夜は釣れない等と言われますが、これは潮の満ち引きの関係か、明るさの問題かは定かではありません。

しかし、海面に浮上はして来ないのは「確かにそうかも」と経験で感じことはあります。

ただ、まったく釣れないわけではないので、タナを下げて狙ってみるなど釣り方を工夫してみましょう。

 

イサキの釣り方!おすすめの3つのパターン

イサキを堤防から釣るなら定番なのは次の3つになります。

  • フカセ釣り
  • かご釣り
  • ルアー釣り

順番にみていきましょう。

 

クロダイやメジナも狙える「フカセ釣り」

参照元ヒロキュー

フカセ釣りとは、

  • 撒き餌で魚を寄せる
  • エサを撒き餌の中に浮かせて釣る

という釣り方で、今はウキを使って遠くに投げる「ウキフカセ釣り」のことを指すのが一般的です。

フカセ釣りでは、クロダイやメジナ(グレ)が人気のターゲットになりますが、イサキもフカセ釣りでよく釣れます。

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初心者でも始めやすい「カゴ釣り」

かご釣りは、撒き餌を入れたカゴの下に仕掛けを付けて沖の方に投げて釣ります。

エサを入れるカゴを使うのでサビキ釣りっぽい仕掛けですが、サビキ仕掛けのように針がたくさん付いていないのが違いのポイントです。

針がいっぱいあると絡まるのと遠投できないので、カゴ釣りでは針は1本か2本という仕掛けが一般的です。

基本的には、カゴにエサを詰めて投げて待つという釣りなので「初心者でも始めやすい」のと、色々な魚が釣れるので、イサキにこだわらず「何でも釣れたら楽しい」という方にオススメです。

ひな
カゴ釣りの仕掛けは市販されているものがあります。

 

イサキもルアーで釣れるフィッシュイーターです!?

イサキは大きくなると小魚も補食するので、ルアーでも釣れます。

使用するルアーはボトムが狙える

  • メタルジグ
  • バイブレーション
  • スピンテールジグ

がオススメです。

 

メタルジグ

あすか
メタルジグは飛距離が出て沈むスピードが早いのが特徴です。

 

バイブレーション

不動
バイブレーションは、表層を素早く攻めるのにも使えます。

 

スピンテールジグ

おやつ
尻尾のブレードが回るのでアピール力抜群です。

 

またイサキのルアーでの釣り方は、こちらの動画で解説されています。

イサキを釣る時の注意点として、イサキは口が柔らかいので、あまり強引に巻き上げるとバラす原因になるので注意しましょう。

イサキは群れで泳いでる魚なので、1匹釣れたら「同じ場所・タナ」を狙ってください。

 

 

おわりに

今回は「イサキ釣りの時期や釣り方」などをお伝えしてきました

イサキは昼間は水深50mくらいの深場にいますので、釣りに詳しい方は船釣りというイメージが強いかも知れません。

ひな
ですが、5~8月は産卵期の乗っ込みシーズンで、磯や堤防からでもイサキは狙えます。

また、夜釣りでは群れで表層に上がってくる所を狙い撃つのも良いでしょう。

イサキは単体で狙うよりも、色々な魚が釣れるのを楽しむ五目釣りで楽しんでみては如何でしょうか?

また、釣ったイサキをどうやって持って帰ると良いのか?

魚の締め方や持ち帰り方については、次の記事で詳しく解説しています。

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さいごにイサキ以外に「今釣れる魚」が知りたい方は、こちらの記事も参考にしてくださいね。

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以上「イサキの釣れる時期は?堤防からのオススメの釣り方も合わせて解説!」でした。

 

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