どうやってウナギを釣るんだろう?
私は何かカゴのような罠を仕掛けて捕獲すると思っていたのですが、じつはウナギも釣ることが出来ます。
ウナギの釣り方はいくつかありますが、メインになるのは次の3種類。
- ぶっこみ釣り
- ペットボトル釣法
- 穴釣り
まずは最もお手軽なぶっこみ釣りから解説していきましょう!
ウナギのぶっこみ釣り!道具や仕掛けの準備が楽です
ご紹介するウナギの釣り方で一番簡単なのが「ぶっこみ釣り」になります。
何が簡単かというと、いつも使用しているシーバスロッドなどで始めることが出来るので特別な道具を準備しなくて良いこと。
そして、仕掛けがとてもシンプルです。
参照元:Honda釣り倶楽部
しいて言えば、場所によっては根掛かりも多いので「ウナギ用のハリスを多めに準備しておく」くらいでしょう。
ウナギのぶっこみ釣りのコツは?
ぶっこみ釣りは後述するウナギの釣り方と違って、竿とリールを使うので仕掛けの投入とか回収が簡単です。
そのため15~20分くらい放置してアタリがなければ仕掛けを回収して、次のポイントを攻めていきましょう。
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また、上記の記事で解説していますが、ウナギは都道府県によって禁漁時期などが定められていることがあります。
ルールを破ると罰金などの罰則もあるので、必ずチェックしてからウナギ釣りに行くようにしましょう。
ウナギのペットボトル釣法!仕掛け放置で釣るのが簡単です
完全に仕掛けを放置してウナギを釣ることが出来るのが「ペットボトル釣法」です。
こちらは仕掛けを作る必要がありますが、材料も安いので複数個作っておくことをオススメします。
ペットボトル釣法に必要な材料
- 四角の500mlペットボトル
- ミチイト(リールに巻かれているようなナイロン3号でOK)
- 10~15号の中通しオモリ
- サルカン
- ハリス
ようするに仕掛けの部分は先のぶっこみ仕掛けと変わりません。
あとは、ペットボトルにミチイト(20~30mくらい)を巻き付けて、その先の仕掛けを付ければOKです。
こちらの動画は、釣果は残念な結果に終わっていますが、ペットボトル釣法の仕掛けの作り方は分かりやすかったので参考にしてください。
ウナギの穴釣り!昼でも釣れて童心に返る釣りです
ウナギは夜行性なので日没からがよく釣れますが、逆に言うと日中はあまり釣れません。
しかし、そんな日中に釣れるウナギの釣り方が穴釣りです。
こちらは動画を見て頂くと分かりますが、河に入ってウナギのいそうな穴に直接仕掛けを持っていくという釣りになります。
ウナギ釣りでおすすめのエサ5選!?
ここまで3種類のウナギの釣り方を紹介してきました。
ウナギのエサで人気があるのが
- ドバミミズ
- サンマの切り身
- テナガエビ
- アユ、ハゼ、セイゴなど
- アケミ貝、アサリなど
- レバー
枯れ葉が積もっているようなところを掘れば無料で手に入るのも嬉しいところ。
ちなみに、ウナギは淡水域に限らず汽水域(淡水と海水が混じる場所)にも生息していますが、汽水域の場合はドバミミズの代わりにアオイソメを使います。
サンマの切り身などを使う場合の注意点!
虫餌が苦手という方はサンマの切り身やレバーをスーパーで買って来ても良いでしょう。
ただ、注意点としてサンマの切り身や鮎は小さくカットして使いましょう。
ドバミミズなどは一匹そのまま付けますが、ウナギはそこまで口が大きくないのでエサが大きいと針掛かりが悪くなります。
ウナギが釣れたら必ず生きたまま持ち帰りましょう!
都道府県によって13~20cm以下のウナギが釣れた場合はリリースしないと行けません。
ですが、持ち帰っても良いサイズのウナギが釣れたら美味しく頂きたいですよね。
そのためにもウナギが釣れたら、次のことに注意して持ち帰って下さい。
針を飲み込んだらハリスを切る!
ウナギは仕掛けを放置しているので針を飲み込んでしまうことが多々あります。
そんな時は無理に針を外すのでは無くハリスを切って下さい。
ウナギは死んでしまうと臭いがきつくなり、ちょっと食べられる感じではなくなります。
ウナギの血は毒が含まれている!?
ちなみにウナギの血にはイクチオヘモトキシンという毒が含まれています。
それほど強い毒ではありませんが、目や傷口に入ると炎症を引き起こします。
ウナギの血は極力触らないようにして、触れた場合はすぐに洗い流すようにしましょう。
ちはみに見た目が似ているアナゴも血に毒が含まれます。
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ウナギを持ち帰るときは酸欠に注意!?
持ち帰るときにウナギが死んでしまう原因で多いのが「酸欠」です。
ここ勘違いしやすいポイントですが、ウナギを生かして帰ろうと多めに水を入れると逆に酸欠で白くなって死んでしまいます。
ウナギは皮膚呼吸できるので、体が半分くらい浸かる程度の水があればOKです。
もしクーラーボックスが無ければ、ビニール袋などに少し水を入れて「口を硬く縛って(緩いと逃げ出す)」持ち帰るようにしましょう。
持ち帰ったウナギは泥抜きをする!?
ウナギを生きたまま持ち帰ったら2~3日泥抜きをします。
ポイントは「水道水で構いませんでの定期的に綺麗な水に交換する」ことです。
あとはウナギは暴れて脱走するので、泥抜きする際の容器も注意しましょう。
蓋付きや脱走できない高さの容器があると良いですね。
釣ったウナギはどうやって捌けば良い?
ウナギの泥抜きが終わったら、いよいよ捌きに入ります。
ウナギを捌くには
- 氷締め
- ぬめり取り
- 背開き(腹開き)
- 内臓を取る
- 骨を取る
と色々なポイントがあります。
初心者にも分かりやすい動画を参考にチャレンジしてみて下さい。
おわりに
今回は「ウナギの釣り方」をご紹介してきました。
- ぶっこみ釣り
- ペットボトル釣法
- 穴釣り
と、それぞれの仕掛けにメリットがあり、また楽しめる釣り方だったと思います。
水を入れすぎて家に着いたら酸欠で白くなって浮いていないように、水はウナギの体が半分浸かる程度入れて持ち帰るようにしましょう。
あとは泥抜きをして美味しく頂くだけですね。
以上「うなぎの釣り方!仕掛け放置でOKの方法から穴釣りまで幅広く解説!」でした。
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