住まい

50歳貯金なしで家を買う!どんな家だったら無理なく買えそう?

50歳になって夫婦二人暮らし。

今までは賃貸生活を続けていたものの、老後のことも考えて「終の住処」として家を買うことを検討する方は結構います。

ひな
今は人生100年時代と言われるので、取り壊しなどで70歳、80歳で賃貸を追い出されるリスクを考えれば、50歳で家を買うのは正しい選択だと思います。

ただ、計画的に家を買うための貯金をしていれば良いですが、50歳になり急に不安を感じて家を買うことを思い立ったとしたら、貯金が無いということもあるかもしれません。

はたして「50歳で貯金なし」だと、どんな家が買えるのでしょうか?

 

 

50歳からの住宅ローン!どれくらい借りられるのでしょうか?

20代、30代が住宅ローンを利用する場合、借入れ期間は35年がほとんどです。

しかし、最長ではソニー銀行の満85歳もありますが、各金融機関の完済年齢は満75~80歳までになっています。

そのため、50歳から住宅ローンを利用される方は、15年から25年で契約することが多いです。

では、契約期間を15年25年だと一体いくら借りられるのでしょうか?

 

借入期間15年(金利1%)だといくら借りられる?

完済を定年(65歳)で考えると、50歳からなら借入れ期間は15年に抑えたいところです。

毎月の返済額をベースに借入れできる金額を計算していきます。

  • 月々返済額8万円…13,360,000円
  • 月々返済額10万円…16,700,000円
  • 月々返済額12万円…20,050,000円
  • 月々返済額15万円…25,060,000円
おやつ
仮に年収500万で月々15万円を返済すると、返済負担率は36%で借り過ぎ感はありますね。

 

借入期間を25年まで延ばすといくら借りられる?

借入期間15年だとあまり借りられないと借入期間を25年まで延ばして計算してきます。

  • 月々返済額8万円…21,220,000円
  • 月々返済額10万円…26,530,000円
  • 月々返済額12万円…31,840,000円
  • 月々返済額15万円…39,800,000円
25年まで伸ばせば借入金額も増えますが、定年退職した後に毎月10万円以上の返済は厳しいかもしれません。
あすか

 

50歳なら2,000万円までの借入れが多い!?

上記のシミュレーションからも、50歳からフルローンで3,000万円以上を借入れるのは返済額も大きくなります。

老後のことも考えて、また出来るだけ借入期間は延ばさずに返済額も無理しないとなると「借入れ額2,000万円前後」がボリュームゾーンです。

では、2,000万円前後の借入額だとどのような家が買えるのでしょうか?

 

 

2,000万円だと建売を買うのも難しい!?

エリアにもよりますが、建売でも販売価格2,000万円台という新築はあります。

しかし、不動産は販売価格以外にも諸費用がかかるため、仮に2,300万円で売られている建売でも、総支払い額は2,500万円くらいになってしまいます。

不動
そのため、50歳で貯金なしだと新築の建売を買うのは色々な条件を満たさないと厳しいかもしれません。

そこで、お勧めになってくるのが…

 

50歳から家を買うなら「再生住宅」がおすすめ!

50歳で家を買う人は、中古住宅を購入してリフォーム方が多いです。

しかし、私がお勧めなのは「業者がフルリフォームして販売する再生住宅」です。

自分でリフォームをする場合は、

  • 想像していた出来上がりになるか?
  • 予定外に費用が掛かるのではないか?

などの不安もありますが、再生住宅であれば「完成物件を見て購入出来る」ので上記の不安はありません。

 

また、売主が個人の中古住宅では「引渡し後の契約不適合責任を負わない」可能性がありますが、再生住宅の場合は売主が業者なので「2年の契約不適合責任を負う(何かあった時に対応して貰える)というメリットがあります。

再生住宅について、詳しくはこちらの記事でお伝えしています。

再生住宅とは?メリットやデメリットに中古住宅との違いも解説!

中古住宅を探しをしていると「再生住宅」という言葉を耳にします。 あまり聞き慣れないかもしれませんが、再生住宅とは 業者が買取り リノベーションをして 再販する 不動物件のことで、マンションの場合は「リ ...

続きを見る

 

価格も予算内なのにデザインも高い再生住宅!

先ほど、50歳で借入れされる金額のボリュームゾーンは2,000万円前後とお伝えしました。

では、2,000万円前後の再生住宅はどういったものか?

実際に販売された再生住宅を見てみましょう。

 

 

販売価格2,480万円!平成16年築の一戸建て

 

 

ひな
内装は床から天井までフルリフォーム!ご紹介しているのはREALさんの物件になります。

 

販売価格1,750万円!平成10年築のマンション

ひな
築20年以上のマンションでも部屋はとてもお洒落で、さらに価格も2,000万円を切ります!

 

販売価格1,690万円!昭和60年築の一戸建て

ひな
落ち着きのある雰囲気の戸建てが1,690万円!諸費用込みで2,000万円でおつりが出ます。

 

販売価格990万円!昭和40年築のマンション

ひな
昭和40年築のマンションでも、このデザイン性の高さ!価格も990万円です。

 

 

50歳貯金なしで家を買う時の注意点は?

50歳で住宅ローンを利用する際は、20代30代と違って気を付けるポイントも出て来ます。

今の不動産業界の実情などを踏まえつつ考えて行きましょう。

 

高齢者のリースバックの相談が増えている!?

最近はリースバックの相談が増えています。

リースバックとは、自宅を売却後に賃貸借契約をして家賃を支払って自宅に住み続けるサービスですが、じつはリースバックの相談者は高齢者に多いです。

あすか
話を聞くと住宅ローンの支払いや生活が厳しくなったというケースが多いですね。

とても大事なことなので、もう一度言いますが住宅ローンの支払いや生活が苦しくなった高齢者のリースバックの相談が増えています。

「少し予算オーバーだけど買ってしまえ!」なんて買い方をしていると、明日は我が身かもしれません。

 

無理な資金計画は絶対に立てない!

冒頭でもお伝えしましたが、50歳で借入期間を延ばすと完済年齢が定年以上になってきます。

だからといって、借入期間が短くすれば月々の返済額が増えてしまいます。

その状態で年金生活に突入すると、住宅ローンの返済が厳しくなる可能性が高くなります。

おやつ
50歳だからこそ資金計画はしっかりと立てるようにしましょう。

 

団体信用生命保険の特約加入は難しい!?

50代だと健康に問題がある人もみえると思います。

多くの金融機関では、住宅ローン利用時に団体信用生命保険の加入が必須になります。

そのため団体信用生命保険に加入できない方は、加入が強制ではないフラット35を利用することになります。

また、もし健康に問題が無くてもがん特約や三大疾病特約などは「加入年齢が満50歳」と定められています。

そういった病気になった時の保障が必要な場合は、別途保険加入を検討しなければいけません。


住宅ローンの借入れは50歳でも可能ですが、20代30代に比べて50歳は住宅ローンを利用する際は「健康リスク」が出て来ます。

健康面は年を重ねごとにリスクが高まると考えれば、終の棲家を買うのは一日でも早く動き出した方が良さそうです。

 

 

おわりに

50歳貯金なしでも家は買えますが、50歳から住宅ローンを利用する場合は、

  • 完済年齢を考えると借入期間は延ばせない
  • 借入期間が短いと月々の返済額が増える

という問題が出て来ます。

そこを考えると購入費用を抑える必要があり、その中で良い条件の物件を探そうと思うと「再生住宅」はお勧めです。

新築に比べて元々の購入価格を抑えられますし、物件によっては仲介手数料無料で購入することも可能です。

これからマイホームの購入する方は、一度ご検討されても良いのではないでしょうか。

以上「50歳貯金なしで家を買う!どんな家だったら無理なく買えそう?」でした。

 


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