あなたは現在「住宅ローン」を支払っていますか?
それとも、これからですか?
どんな方でも住宅ローン返済の際に支払う利息は少なく抑えたいですよね。
特に住宅ローンは少なくても100万円、場合によっては1000万円から1億単位もの金額を借入するわけですから支払う利息というのも高額になりません。
借金やローンで支払う利息を抑えるには、
- 借入額を少なくする
- 金利が低いローンを選ぶ
- 返済期間を短くする
の3つのポイントがあります。
ここでは利息を少しでも減らして住宅ローンの返済を楽にする方法を解説していきます。
まずは住宅ローンの利息の計算方法を知りましょう!
どのようにしたら支払う利息を減らせるかを説明するには、まず利息の計算式を説明した方がわかりやすいです。
住宅ローンの金利表示は一般的に年利、一年あたりの金利で表記されるので、
「残高×年利=一年あたりの利息」
となります。
しかし、実際に支払う利息は1日単位で計算するので
「残高×年利÷365×利用日数=支払う利息総額」
となります。
「なんのこっちゃ?」と思われるかもしれませんが、大丈夫です。
あとで要点をまとめて解説しますから安心してください。
ただ注意点として、とりあえずここで説明している計算式はあくまでも概算であるため実際の支払い額とは異なることも考えられます。
正確な数字が知りたい方は、インターネット上で支払方法やボーナス払いの割合など細かな要素もくわえて計算できる「住宅ローンシミュレーション」を公開しているサイトがあるので、気になる方はそちらを参照してください。
住宅ローン返済を楽にする3つのポイント
上の計算式をもとに「住宅ローンの返済方法」について考えていきましょう。
住宅ローンの利息を減らすポイントは、以下の3つです。
- 残高を減らす
- 金利を下げる
- 契約年数を短くする
のどれかを行えば住宅ローンで支払う利息は減らすことが出来ます。
では、どういった方法があるのでしょうか?
ここではその具体的な方法を4つ解説していきます。
少しでも借入額を減らすこと(自己資金を増やすこと)
一番効果がある方法は「ローンの借入額を減らす」と言うことです。
住宅ローンを組む前に用意しておく自己資金の目安としてよく言われるのが「二割の頭金にローンや土地取得にかかる諸経費で三割」と言う物ですが、これはあくまでも最低の目安です。
ですから出来る限り自己資金を用意して借入額を減らすようにしましょう。
ただし支払いに使いすぎて日常生活や急な出費に対応できないとなると本末転倒なので、あくまでも利用しても問題ない余剰資金で支払う事が大切です。
金利が低いローンを探す
自己資金を増やして借入額を減らすのが一番効果的ですが、それが簡単にできれば誰も苦労はしません。
お金があれば住宅ローンなど、そもそも組まないでしょう。
そのため現実的な利息を下げるポイントとしては「金利が低い住宅ローンを探す」と言うことです。
住宅ローンは金利が0.5%など非常に低めに設定されているプランもあります。
しかし、そういった低金利プランでローンを組めれば良いですが、条件によっては2%台というのもザラにあります。
仮に2%と2.2%を比較しても小数点の差で一見するとそこまで大きな差がないように見えます。
しかし、住宅ローンは短くても1年、長いものだと35年も返済を続ける事になるので小数点の差でもそれなりに大きな差になるのです。
仮に3000万円を35年ローンで借り入れて金利が0.2%違えば支払う利息は100万円以上の差になります。
ですから少しでも金利が低いローンを選ぶようにするのはとても重要です。
また住宅ローンの金利を選ぶ場合は、
- 返済期間中に金利が変動する「変動金利」
- 契約中はずっと同じ金利の「固定金利」
の二つから選べるのが一般的です。
どちらがお得かはその時々の金融情勢によって異なるのでこちらもしっかりと考えて選ぶ事をおすすめします。
住宅ローンの借り換えを検討する
こちらはすでに住宅ローンを契約している場合の「利息を下げる方法」ですが、住宅ローン契約後でも金利が低いローンを見つけた場合、借り換えを行う事で金利を下げる事ができる可能性があります。
借り換えとは低い金利のローンでお金を借りて、現在借りているローンを返済する事でローンを乗り換え金利を下げる方法のことを言います。
住宅ローンによって対応しないものもありますが、会社によっては住宅ローンの借り換え専用商品を提供している事もあります。
実際に借り換えてどの程度のメリットがでるかは、金利や残高、利用の際の手数料によって異なりますが、うまく使えば大きな節約となるのでローン金利の変動を定期的に確認する癖をつけましょう。
返済額を増やすこと
実際にローンを組んだ後に出来ることは、返済額をとにかく増やすことです。
多くの住宅ローンで最初に決めた返済額より多めに返済する「繰り上げ返済」や期日前に完済する「一括返済」に対応しています。
繰り上げ返済を行えばその分支払期間は短くなりますし、残高も減るので支払う利息を減らすことが出来ます。
しかし、繰り上げ返済をしたために生活資金がなくなってしまっては大変ですから、こちらも無理せずに余剰資金での返済を心がけるようにしましょう。
またローンの支払い方にも「元利均等払い」と「元金均等払い」の2種類があります。
「元利均等払い」とは、金利と元金を合わせて「毎月の支払額を一定にする」支払い方です。
それに対して「元金均等払い」は元金の支払額を固定して利息と元金を当初多めに支払って利息が少なくなってくる後半に行くにつれ支払金額も少なくなっていきます。
こちらも支払う利息に関しては、元金均等払いの方が少なくなります。
「繰り上げ返済」・「一括返済」・「元金均等払い」は早めに返済額を支払うことで利息が減っていくわけですね。
住宅ローンの返済が厳しい!今すぐ自分たちが出来ることは?
住宅ローンの利息を減らすポイントは、
- 自己資金を増やす
- 返済額を増やす
- 金利の低い住宅ローンを探す
ということに尽きるわけですが、現実問題として私たちがすぐに出来ることは「金利の低い住宅ローンを探す(借り換えする)」ということになります。
景気が良くなって私たちのボーナスもドカンと上がれば繰り上げ返済も出来るのですが、こればっかりは今すぐどうこう出来る問題ではないでしょう。
ですが、住宅ローンの金利の低いところを探すのは、それこそ今すぐでも可能です。
住宅ローンを契約した時のことを思い出してください!
そして、すでに住宅ローンを契約されている方はよく思い出して欲しいのですが、あなたは住宅ローンを契約するとき一体何社調べましたか?
もしかしたら「家(マンション)の販売会社」が提案してきた2,3社の中から決めていませんか?
不動産営業マンの私がお伝えしますが、住宅ローンはネットで最安値の銀行を探してお客様に提案しているわけではありません。
むしろ大事なのは「審査の甘さ」で、とにかく融資がおりて売買契約に繋がるかどうかが私たち営業マンにとっては重要なのです。
ですから、すでに住宅ローンを契約されている方も借り換えで金利の低いところを探して利息を減らせるかどうか考えてみるのは、とても可能性のある大事なポイントなのです。
住宅ローンについては金利が0.1%変わるだけでも支払総額はかなり変わってきますから、ぜひ調べてみてください。
まとめ
いかがでしたか?
これから住宅ローンを組む方は、「金利が安い銀行を探す」「期間を短くする」「ローン金額を減らす」ことで返済は楽になりますが、最も頑張りたいのは「金利を下げる」ための努力となります。
ただ以前は銀行を1つ1つ調べて金利の安いところを探すか、もしくは勤めている会社に出入りする銀行の営業マンに借り換えを勧められるくらいしかありませんでしたが、最近はネットでかなり便利になってきました。
今は住宅ローンを比較できるサイトも出来ていますので、活用しない手はありません。
賢く住宅ローンの利息を減らしていきましょう!
そして忘れてはいけないのが「住宅ローン控除」です。
こちらは、税金から少しお金が戻ってくるので貰えるものは確実にゲットしましょう!
以上「住宅ローンの利息を減らす鉄則!今すぐ自分で出来ることは?」でした。
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