こんにちは、不動です。
みなさんは「住宅ローンの支払いがきついな」と思ったことはありませんか?
私はちょいちょい「住宅ローンが無ければ生活がすごく楽になるのに…」と思っています。(笑)
住宅ローンが無くなるとなると「団体信用生命保険」などが適用される、つまり死亡したり三大疾病にかかるようなことが無いと難しいですが、住宅ローンの利息を減らすことは可能です。
住宅ローンの利息を減らす方法として定期的に注目されるのが「住宅ローンの借り換え」です。
うまく利用したらかなり金利と利息を下げる事ができます。
しかし、しっかりと計画して行わないと逆に損を出してしまう可能性があるのも注意したいところです。
ここではそんな「住宅ローンの借り換えのメリット・デメリット」について解説していきます。
そもそも住宅ローンの借り換えって何?
そもそも借り換えとは、
- 金利が低いローンを借りて現在利用している金利が高いローンを返済する
行為の事を言います。
わかりやすく説明するために簡略化した具体例を出して解説しますが、まずA社から「年利1%(手数料・保証料込み)で300万円」の住宅ローンを現在借りているとします。
そして別のB社から「年利0.5%(手数料・保証料込み)」の住宅ローンを見つけたとします。
そこで「B社から300万円を借りてA社から借りている分を返済する」という事を行います。
その結果手元に残るのは「年利0.5%のローン300万円」となるので、以前と比べると年利0.5%分の利息がお得になると言う事になります。
このように金利がもっと低いローンに乗り換える事を目的にお金を借りる事を「借り換え」と呼ぶのです。
住宅ローンを借り換える「メリット」について
住宅ローンの借り換えが上手くいけば「支払いに関するメリット」が出てきます。
順番に見ていきましょう!
金利が低くなる!結果として支払い総額が下がります
まず一番大きなメリットは金利を下げることが出来るということです。
住宅ローンの金利は、時期によって変更されますし銀行によっても違うので一概にどれだけ変わるとは言えません。
ですが、場合によっては1%近く金利を下げることも可能です。
1%と言うとそこまで高くない印象がありますが、数千万単位の借り入れになる住宅ローンでは年間で10万円近くの差になる事もあります。
ですから、住宅ローンの借り換えが出来るのであれば、なるべく借り換えをして金利を落としていった方が支払額を下げる事ができますし当然お得なのです。
金利のタイプや返済計画を変更できる!
また住宅ローンの返済プランが、現在の経済状況に合っていない場合でも「借り換えは有効」です。
住宅ローンを借り入れする際に金融機関などと相談しながら経済状況に合わせた返済プランを作ったと思います。
しかし、それから10年も経てば経済状況などいくらでも変わります。
転職によって収入が増えたなら良いのですが、逆に収入が減ったなどの場合、月々の返済が生活の負担になる可能性が出てきます。
新たに住宅ローンを組み直す意味で借り換えを行えば、金利を下げながら現在の経済状況に合わせた返済プランを建てることができます。
そうすることで返済にかかる負担を減らすことが出来るわけです。
住宅ローン借り換えにも「注意点」はあります
住宅ローンの借り換えは、基本的に信頼できる金融機関の方と相談しながら、しっかりと計画を立てればデメリットなどはありません。
しかし、ただ手数料が低くなるからと行って無計画に借り換えを考えると損する可能性もあるので注意しましょう。
ここでは注意点を2つ解説します。
手数料や保証料、登記費用などが必要になります
一番大きな注意点ですが、借り換えは新たに住宅ローンを組む事になるので、住宅ローンを契約する際に必要な費用(抵当権設定登記・事務手数料・保証料・印紙税など)を行う為に手数料が必要になります。
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借入額によっても異なるので一概に言えませんが、安くても10万円以上は借り換えの際に必要になると思います。
ですから多少金利が低くなる程度だと、実質数千円しかお得にならなかったり損を出してしまう可能性もあります。
とはいえ、借り換えを行う前に利用したい銀行の支店窓口や各地で行われる住宅ローン相談会などでしっかりと相談すれば、そういった諸費用込みで計算してくれますから、どの程度お得になるか見極めた上で利用する事をおすすめします。
住宅ローンを利用する際に加入した団体信用生命保険も終了し再加入
住宅ローンに加入する場合団体信用生命保険や火災保険などに加入しますが、借り換えをする場合一旦完済と言う扱いになるので現在加入している保険の契約も基本的に終了します。
新たに再加入と言う事になるので契約内容などが変更される場合があるので注意しましょう。
ただこれは人によっては逆に「以前より保証内容がいい保険に加入する」と考える人も居るので完全なデメリットとは言えません。
また、これは当然ですが「住宅ローンの借り換えにも審査」があります。
住宅ローンや保険に加入する場合審査がありますが、これは借り換えの場合も同じです。
ですから現在の状況などによって審査に落ちて借り換えが利用できない事もあります。
とはいえ、まずは審査を申し込まなければ始まりませんし、仮に審査が通らなければ現状維持というだけなので、個人的には借り換えの見直しは積極的に行った方が良いと思っています。
なぜ住宅ローンの借り換えをやらないのか?
借り換えは「絶対にお得になる」と言う訳ではありません。
ですが、調べてみないと何も変わらないのは間違いありません。
もちろん住宅ローンの借り換えを行うよりも「繰り上げ返済」や「一括返済」が出来るのであれば、それが一番利息を減らすことも出来ますし手間も省くことが出来ます。
会社によっては繰り上げへん際の際に手数料が必要な場合もありますが、それを差し引いても繰り上げ返済出来れば大きく利息を減らすことが出来るでしょう。
しかし、その繰り上げ返済がなかなか難しいという場合は、借り換えするしかありません。
では、なぜ皆さん住宅ローンの借り換えをやらないのか?
それは「面倒だから」です。
何が面倒かというと「どこの銀行が借り換えに適しているのか?」調べるのが大変ですよね。
また、銀行で審査をかけるのも「銀行ごとに書類を作成する」のも手間です。
仮に6社申し込みを行うなら、書類も6銀行分を書かなければいけません。
これは、超面倒くさい です。
だったら借り換えできるかわからないし「現状維持でいいわ」というのが、ほとんどの方の意見でしょう。
おわりに
いかがでしたか?
住宅ローンは35年で組んでいる方がほとんどだと思いますが、35年間毎月の支払いが少しでも少なくなれば、それだけ毎月の生活が少し楽になるわけです。
今までは確かに住宅ローンの借り換えは面倒でした。
「金利がどこが安いのか?」というような情報が入ってきにくいのも問題です。
いいところ勤め先に出入りしている銀行の営業マンが住宅ローンの借り換えを勧めてくるくらいだったと思います。
しかし時代も変わって、便利なサイトも増えて、少しの手間で支払う利息が変わるのなら本当にやらない手はないと思います。
仮に3000万円の借り入れで金利が0.2%変われば100万円以上の利息が減らせるということもあります。
今契約している住ローンの契約書を見直して借り換えを検討してみてください。
以上「住宅ローン借り換えのメリットと注意点!簡単にやる方法はないの?」でした。
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