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ミモザは小さく育てるのがベスト!地植えすると後悔する理由とは?

ミモザはマメ科の多年草で「アカシア・ディアルバタ」の俗名としてよく知られています。

元々はオーストラリアに自生していましたが、今では世界中で広く栽培されています。

ミモザは小さな黄色い花が密集して咲き、大きな花穂を形成します。

不動
花びらはとても薄くフワフワとした見た目が特徴で、また見た目通り触感も柔らかなので「シルクツリー」の名前でも知られています。

花の香りは甘く、春先に咲くため、春の訪れを告げる象徴ともされています。

そんなミモザを育ててみたいという方も多いのですが、ミモザは鉢植えで小さく育てることをお勧めします。

もし自宅の庭に地植えすると後悔することになるかもしれません。

 

 

ミモザの地植えは後悔すると言われる理由とは?

ミモザは素晴らしい観賞用植物です。

こちらの写真のように美しい花と独特の形状が鑑賞者を引きつけます。

ですが、そのフワッとした見た目と違って「かなり力強い」植物なのです。

 

ミモザは侵略的な性質を持つ!?

ミモザはかなり力強く成長していきます。

地植えするとグングン成長して、剪定が必要になります。

とくに台風シーズンでは強風に煽られて倒木の危険もあるので必ず剪定すべきでしょう。

 

被害虫と病気に悩まされる

参照アースガーデン

ミモザの被害虫といえばカイガラムシです。

放っておくとすす病を引き起こし、またカイガラムシが出す排泄物にアシナガバチやスズメバチが寄ってくるから大変です。

見た目が可愛くて綺麗なミモザですが、手入れがとても大変な植物なのです。

おやつ
ちなみに、こちらの記事でより詳しくミモザを地植えしたときの大変さを紹介しています。
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ミモザは鉢植えで小さく育てるのが良い!?

ミモザは春を告げる花として知られる美しい植物ですが、地植えではなく鉢植えで小さく育てた方が良いでしょう。

小さく育てられる鉢植えのミモザでも十分に楽しむことができます。

ただ、そのためには剪定や鉢の選び方、そして適切な管理が重要となります。

 

適切な鉢の選び方と土の種類

ミモザを小さく育てるためには、まず適切な鉢を選びましょう。

大きさは6~8号程度のサイズがお勧めです。

  • 鉢直径:18~24cm程度
  • 鉢高さ:19~26cm程度

これくらいの植木鉢で60~120cmのミモザを育てるイメージになります。

また、土については水はけの良い培養土が適しています。

 

植木鉢だと剪定も簡単に出来る!

ミモザを育てるためには剪定は重要な作業ですが、大きく育ってしまうと剪定はかなり大変になります。

しかし、ミモザを小さく保つことで剪定も簡単に出来ます。

適切な剪定をしつつ、カイガラムシが来たら早めに駆除していきましょう。

鉢植えだとそこまで大きく成長しないので倒木の心配がないのも安心ですね。

 

日光、水やり、肥料の管理について

ミモザは日光を好む植物なので、日当たりの良い場所に置きましょう。

また、水は乾燥を感じたら適度に与え、肥料は春と秋に与えると良いです。

ミモザは育てやすい植物なので、この3つを適切に行なえば枯らせることはないでしょう。

 

ミモザが枯れる原因

逆にミモザが枯れるとしたら、

  • 日光不足
  • 水やりの不適切
  • 被害虫や病気

が考えられます。

水が足りないのではと過度にあげるのも良くありませんから注意して下さい。

 

 

ミモザの植え替えをする流れ

ミモザの植え替えは、植木鉢いっぱいに根が張った時です。

根がいっぱいになると水をあげてもすぐに乾いてしまいます。

ただ、植え替えは季節を選ばないといけません。

ミモザの植え替えは「春または初夏(4月から6月頃)」が最適な時期になります。

この時期ならミモザも活動的で、移植のストレスから回復するのが早いです。

 

新しい植木鉢の準備

まずは新しい植木鉢を準備します。

新しい鉢は元の鉢よりも少し大きいものを選びます。

鉢底の穴から土が出ないように、鉢底に石や鉢底石を置くとよいでしょう。

おやつ
その上にドレナージュを促すための質の良いポッティングミックスを少し入れます。

 

ミモザを元の鉢から取り出す

元の鉢を優しく叩いて鉢からミモザを取り出します。

あまり強く叩きすぎないように注意してください。

 

根を確認する

取り出したミモザの根を確認します。

健康な根は白または淡い茶色で、病気の根は黒または茶色で、しっとりとしている場合があります。

あすか
病気の根がある場合は鋭いナイフで切り取ります。

 

新しい鉢に植える

ミモザを新しい鉢に移し、先ほど入れておいたポッティングミックスで根を覆います。

ミモザの基部(茎と土との間の部分)が鉢の縁から少し下(1-2cm程度)になるように注意してください。

 

水を与える

植え替えた後は、ミモザにたっぷりと水を与えます。

ただし、ミモザは水はけの良い土を好むので鉢底から水が流れ出るまで潅水します。

 

日当たりの良い場所に置く

ミモザは明るいが直射日光を避ける場所が適しています。

また、冬季には室内に移動することも覚えておきましょう。

これらのステップに従って植え替えを行うと、ミモザの健康と成長が促進されます。

ですが、新たな環境に適応するために少し時間を必要とします。

その間に葉が落ちたり色が薄くなったりするかもしれませんが、これは一時的なもので適切なケアを続けることで回復します。

 

 

おわりに

今回は「ミモザを小さく育てる方法」について解説してきました。

ミモザは見た目が可愛く人気ですが、もの凄く早く育つので庭で植えるのはとても大変です。

そこでお勧めなのが鉢植えで1メートル前後の大きさで育てること。

小さく育てることで剪定や害虫駆除に倒木の心配もないので安心です。

またミモザはそこまで育てるのが難しい植物ではないので、観葉植物などを育て慣れていない初心者の方でもチャレンジするのに良いのではないでしょうか?

皆さんも可愛いミモザを育てて下さいね!

 

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