住まい

マイホーム計画!とくに20代30代の若い方が注意すべきこと

突然ですが、みなさんマイホームの計画を立てようと思ったら、

  1. 資金計画をたてる
  2. どんな家に住みたいか考える
  3. ハウスメーカーを探す

というような流れで考えるのではないでしょうか?

私も概ね同意なのですが、はたして「これで後悔しないマイホーム購入が出来るのか?」というと不安が残るところです。

 

というのも、私も不動産業界で働くようになり「マイホーム購入の失敗例」をたくさん見てきました。

たくさんの失敗例を見てきたからこそ、マイホームの計画段階でしっかり考えておけば「失敗を防げた」のにということもいくつかあります。

せっかくのマイホーム購入で失敗したくないのは誰でも一緒だと思います。

というわけで、今回は不動産業界で働く私が「後悔しないマイホーム計画の流れ」について解説していきましょう!

 

 

マイホーム計画は「ノート」にまとめるべし!

まず初めにお勧めしたいこと。

それは、マイホーム計画を開始したら「必ずノートに記録していく」ということです。

不動産業者の私が言うのもなんですが、よく打ち合わせで「言った言わないの水掛け論になった」という話もよく聞きます。

とくに注文住宅での家づくりは打ち合わせ回数も必然的に多くなりますし、お客様も混乱もするし忘れてしまうことだってあるでしょう。

ただ、仮に打ち合わせでお客様が伝えたと言っても業者側としては「契約書に書いてあることが全て」です。

そういったトラブルを未然に防ぐ方法として、自分たちの希望や計画をノートにまとめて置けば「一目瞭然」ですし、伝わり間違いも防げます。

ですから、マイホーム計画を始めたら「すべてをノートに記録していく」ことをお勧めします!

 

LIFULL HOME'Sの「はじめての家づくりノート」

マイホーム計画のノートは普通のA4ノートでも構いませんが、まったく何も書かれていなければ「何をどう書けば良いか分からない」かもしれません。

そんな時はハウスメーカーのカタログを一括請求して、無料でマイホーム計画ノートをGETしてみては如何でしょうか?

 

こちらはテレビCMでもおなじみの『LIFULL HOME'S』のカタログ一括請求(無料)を行うと貰える「はじめの家づくりノート」です。

写真を見て頂くと分かるようにページ数もしっかりあり、内容はマイホーム計画の流れが時系列に記載されています。

そのため「一体何から始めれば良いのか…」という方にも分かりやすいですね。

この記事の最後にも紹介文がありますが、取り急ぎ気になる方は下記からどうぞ!

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トラブル事例や失敗談は事前にチェック!

計画ノートの次に私がお勧めしたいのは「トラブル事例のチェック」です。

私がマイホームを購入したのは30代で、正直当時はよく分からないまま奥さんと「こういう家が欲しいよねー」という話をしていました。

自分たちの理想や希望を形にしていくのは楽しいもの。

しかし、マイホーム計画の目的は理想の家づくりだけではなく「マイホーム購入という一大イベントで絶対に失敗したくない」という点もあると思います。

だからこそ、マイホーム計画の初期段階で「どういったトラブルがあるのか?」を調べておくべきなのです。

 

トラブル事例はどこでチェックできるの?

では、具体的にどういったところでトラブルの事例が調べられるかというと、

などでトラブルの相談事例を見る事ができます。

また一般の方が困っている声として「ヤフー知恵袋」や「教えてgoo」などを見るのも良いかもしれません。

 

ただ、正直トラブル事例は読んでいて楽しいものではないかもしれません。

ですが、こういったネガティブな情報も資金計画やハウスメーカー探しを始める前にを知っておけば、同じようなトラブルに遭わないように対策も打てます。

そのためにもトラブル事例の確認は「計画が動き出す前に」必ずチェックしておきましょう。

 

 

気軽にモデルハウスを見に行かない!

最後に注意したいのは、マイホームの計画をしっかり考える前にモデルハウスなど見に行かないということです。

というか、冒頭で少し触れましたマイホーム計画の流れ

  1. 資金計画をたてる
  2. どんな家に住みたいか考える
  3. ハウスメーカーを探す

というのは大事で、まずは「資金計画」をきちんと考える事が重要なのです。

その理由について、私がハウスメーカーの営業をしていた時の話をさせて下さい。

 

冷静さを失わさせるのが「狙い」なんです

これは20代30代の若い方にとくにお伝えしたいのですが、営業マンはモデルハウスを見てテンション上がっている方に「どれくらいの家が建てられるのか分かるので、住宅ローンの審査だけやってみましょう」と勧めてきます。

この時に「お客様の年収だったらモデルハウスに近い設備で家が建てれますよ」なんて言われると、豪華なモデルハウスを見て気持ちが昂ぶっているので「買えるなら買いたい!」と思う方も少なくありません。

 

冷静に考えれば「欲しいから多少無理してでも買う」なんて危険だということは分かるはず。

でも、その冷静さを失わせるために「モデルハウスは豪華」になっています。

ですから購入者の立場として、冷静さを保つために「先に資金計画を立てる」ことが大切なのです。

 

その他、私がマイホーム計画で気を付けたいポイント!

他にもマイホーム計画でアドバイスしたいポイントはありますが、それも「お客様の希望や状況」によって違いはあります。

というわけで、ここでは今までの私の経験から独断と偏見でいくつかご紹介していきます。

 

家づくりで後悔をしないために「優先順位」をしっかり決めよう!

注文住宅でマイホーム計画をたてるなら「家づくり」が一番楽しいところ。

しかし、こだわりを盛り込み過ぎて「使い勝手が悪い家になった」なんて話もよく聞きます。

これは後悔の度合はそこまで深刻ではありませんが、なにせ「数が多い」です。

家の使い勝手は言い換えれば「導線が悪い」ことが上げられます。

例えば、洗濯機と洗濯物を干す場所までの移動距離や間にあるもので使い勝手の良し悪しは変わります。

ですから、私たちが建売物件を設計する時はまず導線から考えます。

その他の収納などは場所や予算が厳しくても、諦めずに代換案を探せば解決することもありますよ。

新築で予算オーバーした!最もコストを削れるのはどこ?

 

立地で失敗すると「買い替え」になる事も!?

立地選びはマイホーム購入でとても大切で、オーバーではなく最重要ポイントとして考えておきましょう。

家に関してはリフォームでなんとかなるケースもありますが、立地に関してはどうしようもありません。

広い一戸建てが欲しいと郊外にマイホームを購入したけど「毎日の通勤が大変過ぎて買い替えた」なんて話もよく聞きます。

そうなると購入した家が高く売れれば良いですが、なかなか家の売却も大変ですよ。

新築の売却はいくら損する?少しでも高く売るためのポイントとは

 

月々の支払いが苦しい!無計画な借入は絶対にやめましょう

お金のことで後悔するのは出来ればしたくありません。

支払いが大変だと生活も圧迫しますしストレスもたまってしまいます。

また最悪のケースでは、せっかく手に入れたマイホームを手放さなければいけない可能性も出てきます。

そうならない為に出来る事は、人任せにせず「資金計画は自分でしっかり考える」ようにしましょう。

毎月固定の支払いは住宅ローン以外にもありますし、またそこは人それぞれです。

住む地域によっては車の所有も旦那さんと奥さんで2台は必要なこともありますし、そうなれば車の購入費や維持費なども2台分です。

 

だからと言って難しく考える必要はなく、

  1. 年収に対して毎月の支払いはいくらまで可能か?
  2. 現在の毎月の支出は何があるのか?
  3. これから発生するであろう毎月の支出は?

ということを把握して、

1(毎月の支払い可能額)≧ 2(現在の支出)+3(これから発生する支出)

であれば「お金のことで後悔する確率はかなり低い」です。

資金計画は焦らず丁寧にやっていきましょう。

 

 

おわりに

いかがでしたか?

今回は「マイホーム計画の初期段階で後悔しない為に考えたいポイント」をお伝えしました。

私は仕事柄「マイホーム失敗した」という方の話を聞く機会も多いですが、内容を聞けば計画段階でしっかり考えておけば防げることがほとんどです。

ただ、その時は気が付かなかった。

このことから事前にトラブル事例をチェックすることも、後悔しない為にいかに重要か分かって頂けると思います。

ぜひマイホーム計画の際には、この記事の内容も一緒に考えて頂ければと思います。

以上「マイホーム計画!とくに20代30代の若い方が注意すべきこと」でした。

 


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