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建て替えに必要なお金って何がある?それぞれ詳しく解説していくよ!

私が育ったところは田舎で「実家は一軒家」という友人が多かったです。

最近も地元の友達A君が「実家を取り壊して家を建て替える」という話を耳にしました。

そこでA君に「新築が出来たらホームパーティーな!」とプレッシャーを与えつつ、家の建て替えにお金はどれくらい掛かったのか聞くと大体2,300万円とのこと。

 

  • 解体工事…120万円
  • 新築建築費…1,800万円
  • 外構工事…80万円
  • 仮住まい…60万円(家賃6ヶ月分)
  • 引っ越し×2回…20万円
  • 登記に関する費用…10万円
  • 火災保険…30万円
  • 家具家電…80万円
  • 地鎮祭や上棟式…10万円
  • その他…50万円

合計 2,260万円

ちなみにA君の実家は建坪40坪の木造住宅。

こちらを解体して新しく注文住宅を建てています。

どういった家を建てるかで建て替えの費用は当然変わりますが、今回はA君の話を踏まえつつ「建て替えに関するお金について」お伝えしていきましょう!

 

 

家の建て替えにかかるお金!安く済ませるコツもあわせて

まずA君が建て替えに使ったお金を聞いて「結構使ったな」と思いました。

家を建てたところも地元の友人が営む工務店ですし、その友人も「家はしっかり建てるからお金もしっかり貰うよ」というスタンスなので仕方がないというかA君が満足していれば問題はないわけで。

ただ、もうちょっとお金は節約できたんじゃないかなと私は思います。

 

まずは「複数の住宅メーカー」を調べる!

今回A君は地元の工務店に依頼したので住宅メーカーの比較検討はありませんでしたが、今は注文住宅でも「ローコスト」を売りにしている会社も結構あります。

建て替えのお金を少しでも節約したいのであれば、まずは「建て替え費用をどうやって抑えるか」です。

もちろん安ければ良いわけではありませんから、出来るだけ自分の希望に該当する会社を探して検討するのがポイント!

ですからA君のように「友人が工務店をやっている」など建て替え業者が決まっていない限り、住宅メーカーの一括カタログ請求は必須だと思います。

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不動
こちらは記事の最後にもお勧めポイントを解説しています!

 

解体費用は「坪3~4万円」が相場なの!?

家の建て替えをするには、現在建っている家を取り壊す必要があります。(当然ですが)

この解体費用は全国バラバラですが「ざっくり3~4万円前後が相場」と言われています。

( ※ちなみに上記は木造住宅の解体費用の相場です。鉄骨造・RC造の場合は5~7万円くらいと木造住宅よりも解体費用は割高になります)

A君は木造40坪の家を解体して120万円だったわけですから「全国の平均相場」と言えば確かにそうです。

おやつ
でも解体工事は会社によって費用が結構変わるので、安い所は探せば意外と見つかったりするんですよね。

 

私も仕事柄大工さんと話をすることもあるのですが「え?そんな安い所あるの!」なんて情報を教えて貰ったりします。

ですから解体工事も「見積りは複数社から取る」のがお勧めです。

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家を解体したら「建物滅失登記」が必要!

家を解体したら1ヶ月以内に「建物滅失登記」を行わなければなりません。(不動産登記法57条)

建物滅失登記とは「建物が無くなったことを登記すること」で、こちらを1ヶ月以内に行わないと

  • 解体した建物の固定資産税を払い続ける
  • 土地の売却が出来ない
  • 10万円の過料に処される場合がある

などろいったデメリットが結構あります。

 

ちなみに「土地家屋調査士」に代行依頼すると4~5万円が相場となっていますが、自分で行うと1,000円程度で済みますからお金の節約になります!

その際は建物を解体した業者の「取り壊し証明書」などが必要なので、家を解体したら忘れずに行っておきましょう。

 

「引っ越し」と「火災保険」は相見積もりでコストダウン!

引っ越しについては「仮住まいへの引っ越し」と「新築への引っ越し」の2回必要になります。

3月は引っ越し業界も繁忙期となって費用も割高です。

不動
単純に通常期の倍以上はしますから、引っ越し代を安く済ませるためにも出来れば「繁忙期に引っ越さなくて済むような建て替え計画」が好ましいですね。

 

また引っ越しの営業マンは「なんとか相見積もりさせずに即決してもらう」ようにしてきますが、そこは無視して相見積もりは取りましょう。

「相見積もりはします!」と言い切る事で初回の業者も目一杯の金額を出してくれますし、また大手引っ越し会社でもトラックの空き状況などで値引き金額は大きく変わります。

ですから、少なくても2,3社は相見積もりした方が引っ越し代は安く抑える事ができますよ。

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また「火災保険」も同様です。

こちらも建設業者に勧められるままに契約していると損しているかもしれません。

今は「火災保険」「生命保険」「自動車保険」など、もはやお金を節約する上で保険は一括見積もりが常識です!

火災保険の一括見積!保険スクエアbang!

 

地鎮祭はやらない人も増えている!?

家を建てる前に行う「地鎮祭」などのお祓いですが、最近は行わない方も増えています。

別の記事でも書きましたが、簡略化されたりコスト削減で行わない方もみえるのが現状です。

新築の地鎮祭はするべきなのか?こんな人はしなくてもいい?

出来るだけ建て替えのお金を節約したい場合は、建築会社の方と相談しても良いかもしれませんね。

 

おやつ
私は信仰心高めなんでお祓いとかしっかりやりたい!

という方は、やっぱりやっておいた方が気持ちも落ち着くと思います。

そんな方は家の解体時にも「解体清祓」というお祓いがあるので、そちらもしっかり行っておくと安心かもしれません。

家の解体にお祓いは必要?やっておくべき3つの理由とは!

 


 

建て替えのお金を節約するポイントとして出来る事は、やはり「複数社で見積もりを取る」ことだと思います。

知り合いに依頼するのに相見積もりは正直気が引けますが、住宅メーカーであれば先方も分かっていますから気にせず相見積もりくらい行っていきましょう。

またお金を安くする選択肢の1つとして「地鎮祭など」を行わなかったり簡略化すること。

やらないと建設会社や大工さんに変な目で見られないか心配というにもあるかもしれませんが実際やらない方は結構います。

予算が厳しい時は要相談ですよ!

 

 

建て替えは頭金なしのフルローンでもいけるの?

あと建て替えのお金で気になるのは「頭金の準備」です。

もちろん頭金はある事に越したことはありませんが、今は住宅ローンの審査も緩和されており頭金なしのフルローンでも建て替えは可能です。

不動
ただし「一般的に解体費用は住宅ローンに組み込むことは出来ません」から注意が必要です。

 

というのも、住宅ローンは「家の引渡しが完了してから融資が実行される」ため、解体業者は解体工事が完了してから家が建つまで工事代金を待たなければいけなくなるからです。

そのため解体費用は「現金で払う」か、住宅ローンが実行されるまで住宅メーカーが解体費用を一時立替え可能であれば「解体~建て替え」を一括してお任せするのも手ですね。

 

「解体費用のみ」だとローンは組めないの?

余談ですが「建て替えせずに家の解体だけしたい」という方もみえると思います。

例えば、実家が空き家で解体しなくてはいけないとかですね。

こういった場合、銀行にもよりますが「空き家解体ローン」など解体のための融資プランが用意されていたりします。

また「解体費用助成金」なども地域や時期によってあるかもしれませんので調べてみる価値はありますよ。

 

建て替え時の注意点!仮住まいは早めに探しましょう

これは賃貸営業マンからのアドバイスですが「とにかく仮住まいは早く探し出す」ようにしましょう。

建て替えを依頼した会社で「私達でも仮住まい探します」とか言いますけど、多くはWEBで調べるだけですからね(爆)

のんびり待っていたら「仮住まいが決まらないうちに解体の期日が迫ってきた」と焦って動き出す方が実際に結構みえます。ですが、

  • 今まで使っていた荷物を入れれるような一戸建ての物件は数が少ない
  • 短期契約可能の物件というのも数が少ない

というのが賃貸業界の現実です。

そのため「3DKのアパートを2つ契約する」なんて無駄なお金を使うことにもなりかねない(実際にあった)ので、仮住まいは自分から早めに店舗を回って空きが有ったら即契約くらいが安心ですよ。

 

 

おわりに

いかがでしたか?

今回は「建て替えにかかるお金」について解説してきました。

建て替えの費用はもちろんですが「仮住まいや2度の引っ越し」などは、新しく家を買う際には発生しない費用です。

また、とくに注意したいのは「解体」に関すること。

こちらは「現金で支払い可能なのか?住宅ローンで支払いしたいのか?」で、建て替えの計画も変わってきます。

そして出来るだけお金を節約するなら、意外と簡単なので「建物滅失登記を自分で行う」というのもポイントです。

建て替えもかなりのお金を使う事ですから、失敗や後悔が無いように事前にしっかり下調べして下さいね。

以上「建て替えに必要なお金って何がある?それぞれ詳しく解説していくよ!」でした。

 


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