釣り

青物の釣れる時期や時間帯!台風の後に釣れるというのは本当なの?

強烈な引きが楽しめるブリ・カンパチ・ヒラマサなどの青物。

まだ青物を釣ったことの無い人は、是非ともチャレンジして欲しいと思います。

あすか
ちなみに、釣りで言う青物とは青魚とは異なります。

青魚はアジやサバなど小型の背中が青い回遊魚を含めて指しますが、釣りで言う青物はもっと大型の「ブリ・カンパチ・ヒラマサなど」を指します。

一般的には上記のブリ3種を青物と呼ぶことが多いですが、他にもカツオやマグロにシイラなども青物と言われます。

今回は少し定義を広げて「青物の釣れる時期」についてお伝えしていきましょう。

 

 

青物の釣れる時期を季節毎に解説!?

青物は釣りにくい時期はあるものの一年中狙える魚です。

回遊してくれば冬でも釣れますが、一般的には4~12月が青物の釣れる時期となります。

 

4~6月は青物釣りの開幕シーズン!?

春先はブリなど大型は釣れにくいものの、小型のツバスなどが釣れ始めます。

まだ開幕というほど釣り場には人が多くないので、魚もスレていなくて釣りやすい状況です。

ちなみにブリは出世魚で「ツバス→ハマチ→ブリ」など成長に応じて名前が変わります。

ひな
とくにブリは地方によって呼び名がたくさんあります。

 

7~9月はブリ三種以外も狙える!?

夏は水温も暖かくなりベイトとなるイワシなども接岸してくるので青物の回遊も合わせて増えます。

地域によってはカツオやシイラなども釣れるので、青物狙いの釣り人も多くなります。

そのため春よりもルアーにスレた魚も多くなるのが問題でしょうか。

ちなみに台風後は意外と釣れやすいです。

 

10~12月は青物釣りのトップシーズン!?

秋から冬にかけてサイズも大型が期待できるようになります。

調子が良ければ数釣りも期待できるので、青物釣りのベストシーズンと言えるでしょう。

釣り方はルアーか泳がせ釣りが一般的ですが、この時期は泳がせ釣りをする人が多いように思います。

ヒラメも時期になるので一緒に狙っても良いかもしれませんね。

ヒラメの釣れる時期と時間!座布団級を狙うベストシーズンはいつ?

日本全国で釣れるヒラメは、高級魚として有名ですよね。 刺身はもちろん、煮ても焼いても美味しい淡白な白身魚です。 ひな大きくなると70cmを超えると「座布団」と呼ばれ、一度はそんなヒラメを釣り上げたいも ...

続きを見る

 

1~3月も釣れますが難しい時期!?

1~3月も回遊してくれば釣れますが、難易度はグッと上がります。

しかし、釣れれば大物の可能性が高いので案外釣りに出かける人は多いです。

水温が低いこともあり回遊が少ないので、1年の中で言えばオフシーズンと考えて良いと思います。

 

 

青物の釣れる時間帯!じつは台風の後は狙い目?

青物が釣りやすい時間帯と日にちは、

  • 朝夕のまずめ
  • 大潮
  • 台風の後

と言われています。

朝夕のまずめ・大潮などの潮の動きが良い日は、他の魚も同様ですが、青物は台風後の濁りのある時はよく釣れると言われています。

濁りがあるとルアーも見切られにくいのか、ダダ巻きで反応してきます。

おやつ
もちろん台風が来ている最中はダメですが、過ぎ去った後は想わぬ大物が掛かることもあるので狙い目です。

 

青物は夜釣りでも釣れるのか?

青物は夜釣りでも釣れなくはありませんが、一般的には日中の方が釣れます。

というのも、青物はベイトを目で追うのでルアーを投げても気付かれない可能性が高いです。

また、私たちも投げる先が見えないですし、ルアーで釣るとしても「たまたま回遊している所に投げることが出来た」という運の要素が強くなります。

夜釣りをするにしても、朝まずめ前で泳がせ釣りの方が良いかもしれませんね。

 

青物の釣れるおすすめの場所はどこ?

青物が釣れる場所は

  • 砂浜(水深のあるところ)
  • 堤防(外側)

になり、とくに釣果が期待できるお勧めポイントは「先端」です。

逆に、注意点としては「堤防の内側には回遊してくることはほとんどない」ので間違っても堤防内側で青物釣りはやめておきましょう。

また、同じ釣り場に通っているとナブラ(小魚が大型魚に追われて海面がざわつくこと)が「同じ場所」で起こることがあります。

これはベイトとなる「小魚が溜まりやすい場所(海底の地形)」になっていることが考えられます。

そういった場所を見つけたら秘密のスポットとして覚えておきましょう。

 

 

青物の釣り方!ルアーとエサ釣りどっちが良いの?

一般的に青物は、次のどちらかの釣り方で狙うことが多いです。

  • ルアー釣り
  • 泳がせ釣り

エサ釣りで言えば「カゴ釣り」でも青物は釣れますが、カゴ釣りは色々な魚を狙うのでココでは割愛します。

カゴ釣りについては、こちらの記事を参考にしてください。

メジナ(グレ)釣り最強仕掛け?初心者はライトカゴ釣りがオススメ!

メジナは磯の王者と呼ばれ、パワーがあり引きが強くて人気のある魚です。 メジナは関西ではグレと呼ばれ、最近はグレの方が呼び名としては定着している感じがあります。 おやつなので、ここではグレで統一しようと ...

続きを見る

 

青物釣りのルアーは「シンキング系」を選ぶ!?

青物では基本的に「沈むルアー」を使います。

シンキングルアーは色々ありますが、以下おすすめをご紹介します。

 

メタルジグ

不動
メタルジグは飛距離に沈む速度の速さから「青物釣りの鉄板ルアー」になります。

 

メタルバイブレーション

 

不動
巻くだけでも振動で誘うことが出来て、さらに空気抵抗も少なく良く飛ぶルアーです。

 

スピンテールジグ

おやつ
巻くと尻尾部分のブレードが回転するルアーです。底から表層まで探ることが出来るので、必ず1つは持っておきたいですね。

 

シンキングミノー

あすか
ミノーは浮くタイプもありますが、青物では沈むシンキングミノーを選んで下さい。

 

青物釣りは「泳がせ釣り」がおすすめ!?

泳がせ釣りには大きく

  • ウキ釣り
  • ぶっこみ釣り
  • エレベーター

の3種類があります。

青物の泳がせ釣りでは、エサが自由に泳ぎ回れる「ウキ釣り」が一般的です。

おやつ
しかし、エサが自由に泳ぎ回るので釣り場が混雑していると、隣の人の仕掛けと絡む可能性があるので、個人的には「ぶっこみ釣り」がお勧めです。

 

ちなみに、ぶっこみ釣りはオモリで底付近を狙うので、ヒラメやマゴチなどを釣るのにも適しています。

青物の泳がせ釣りの注意点としては「必ずリールのドラグを緩める」ようにしましょう。

ドラグを緩め忘れると一気に走られて竿を海に引き釣り込まれてしまいます。

ちなみにぶっこみ釣りをしている最中に「ナブラが発生して表層を攻めたい」ときはオモリを外してしまえばOKですよ。

 

 

おわりに

青物は岸から釣れる魚でトップレベルに引きが強くて楽しい釣りになります。

4月から12月くらいまで釣れるので、サビキでお土産確保しつつ、あわよくば大物ゲットで泳がせ釣りという方も少なくありません。

青物が釣れる時期は他の魚釣りも楽しめるシーズンになりますが、ぜひ一度は青物が掛かった感触を味わって頂きたいと思います。

あすか
はじめて釣り上げた青物はきっと感動すると思いますよ。

 

また、見事に青物を釣り上げたら傷まないように素早く締めて持ち帰る準備をしましょう。

魚の締め方については、次の記事で紹介しています。

ぜひ合わせてご覧下さい。

魚の締め方は3種類!締めた魚を持ち帰る時の注意点も解説します

「釣った魚を持って帰って食べたい!」 そう思ったら必ずやっておきたいのが「魚を締める」ことです。 魚の締め方には、大きく次の3つのやり方があります。 氷締め 活き締め 神経締め ひな魚って氷を入れたク ...

続きを見る

 

また、青物以外に「今釣れる魚」が知りたい方は、こちらの記事も参考にしてくださいね。

今釣れる魚が知りたい!魚種別一覧表と月毎のポイント解説あります

「なんか天気も良いし釣りにでも行こうかな?」と、突然釣りに行きたくなる時ってありますよね。 でも年中釣りに行っていないと、今の時期は何の魚が釣れるのか分かりません。 おやつ私の場合は結局考えるのが面倒 ...

続きを見る

以上「青物の釣れる時期や時間帯!台風の後に釣れるというのは本当なの?」でした。

 

おすすめの記事 と スポンサーリンク

-釣り

© 2024 イエエエイ!!!