ヘーベルハウスと言えば、テレビCMで「ハーイ」のキャラクター(ヘーベル君)も印象的ですが、みなさん「へーベルハウスっていうハウスメーカーがある」と思っていないでしょうか?
じつはへーベルハウスは商品名でして、会社は「旭化成ホームズ」となります。
いつもは「ハウスメーカーの評判」というスタンスで、実際に購入された方たちの感想をお伝えしています。
ですが、今回は「へーベルハウスの方がしっくりくる」ので、へーベルハウスで行かせて頂きます。
さて、ではへーベルハウスの特徴を簡単にお伝えすると、
- 重量鉄骨造の家
- へーベル(外壁材)の耐火性能
- 耐震・制震
- 長期保証(30年まで無料)
などがあります。
「なんか重量鉄骨造って冷たそうなイメージがある」という方もみえるかもしれませんが、個人的にはどこか暖かみを感じるデザインだと思います。
そんなへーベルハウスですが、今回も実際に家を建てた方たちから感想を頂きました。
へーベルハウスを検討している方は要チェックですよ!
ヘーベルハウスの評判は?実際に家を建てた方に聞いてみた!
へーベルハウスの評判をWEBで見ると「悪い意見も多く」みかけました。
これはへーベルハウスに限ったことではないのですが、どうしても「検討しただけ」「批判的な内容を書きたいだけ」というものが多く信憑性に欠けます。
というわけで、まずは実際に購入されたAさん(仮名)の体験談をお伝えしていきましょう!
ヘーベルハウスに住んでから「大きな地震」を体験しました!
私はへーベルハウスで家を建てました。
担当の方は話上手で分かりやすく、どうせ建てるなら信頼できる住宅メーカーが良いと思いヘーベルハウスに決めました。
部屋の配置や設備、間取りなどこちらの要望にも親切に対応していただき、設計の自由度が高く自分のペースで検討できて良かったです。
また、念願のマイホームを手に入れてから「何度か大きな地震も体験」しました。
大きな地震の際も家にいましたが「制振装置が標準」ということもあって、さほど揺れに対する怖さもなく「確かに頑丈な家だ」ということが実感できました。
また翌日には「担当の方から無事を確認する連絡があり」ヘーベルハウスにして良かったと感じています。
アフターサービスも決まった年度ごとに定期点検があり、今のところ特に問題もなく快適に暮らすことができています。
耐震性や耐火性に優れているというだけでなく、デザイン、生活動線の考え抜かれた家で暮らしやすく家族みんな満足しています。
色々なハウスメーカーで家を建てた方たちの話を聞くと「地震が心配という声は多い」です。
そういった観点で言えば、やはりハウスメーカーの中でも「重量鉄骨造を採用」して「制振装置が標準」のへーベルハウスは定評があります。
そんなへーベルハウスですが、坪単価の方はどれくらいなのでしょうか?
ヘーベルハウスの家は「坪単価」って高いの?
私は地震の多い地域に住んでいるため「耐震性の高い家」を建てようと考えていました。
複数の住宅販売メーカーを検討した結果「災害に強い」と言われるヘーベルハウスを選びました。
今回建てた一戸建ては都市型住宅の代表であるフラットルーフモデルを選び、2階建ての58坪の間取りです。
太陽光発電システムの要となるソーラーパネルが設置しやすいこともフルフラットルーフを選択する決め手となりました。
坪単価は「1坪あたり80万円」と他のメーカーと比較しても高い部類かなと思います。
ですが、断熱性や耐震性などに優れている以外にも「無料の定期点検期間が30年」ついています。
安全性とメンテナンス期間の長さを考えると、高くても理想的な家を手に入れられて満足しています。
坪単価の高いハウスメーカーと言えば「三井ホーム」というイメージがありますが、負けず劣らずお高いのがへーベルハウスです。(内容によっては坪単価100万円超えも噂に聞きます)
とはいえ、
- 重量鉄骨
- 制振装置(標準)
- 耐火性能の高いALCコンクリート(へーベル)
と、安全性を考えれば納得の価格とも言えそうですけどね。
またHさん(仮名)は「デザイン」でへーベルハウスに決めたそうです。
「デザイン性」がへーベルハウスの決め手になりました!?
私たちはヘーベルハウスの「CUBIC roomy 好きがつまった家」の建築を依頼しました。
選んだ理由は、耐震性の高い建築物が良かったことと、デザインそのものがおしゃれだったからです。
坪単価は70万円程度で比較していたダイワハウスと価格的にもあまり変わりませんでした。
ダイワハウスも検討したのは、耐震性を強化していることと兄の自宅もダイワハウスで建築したからです。
ヘーベルハウスに決めた理由は、ダイワハウスも堅実な会社のため選ぶのに苦労しましたが、やはり「デザイン性ではヘーベルハウスの方が上」だったと感じています。
実際に住んでみた感想ですが、良かったところは面積の割には広く感じることでしょう。
また、ロフトが付いていますが我が家の子供達はとても気に入っており、今まで夜なかなか寝ようとしなかったのに、ロフトに上がるのが楽しいのかこちらから声を掛けなくても寝るようになったことです。
悪い部分は特に見当たりませんが、二人で料理するときは狭く感じることぐらいでしょうか。
へーベルハウスと言えば「フラットルーフ」のイメージですが、屋根が南北非対称のデザインが可愛い”CUBIC roomy”というプランもあります。
大和ハウスは現代的なデザインが多いので、確かに好みは分かれそうです。
私も好き嫌いで言えば”CUBIC roomy”好きですよ。
続いてへーベルハウスの決め手が「営業スタッフ」だったKさん(仮名)の話を伺っていきましょう。
へーベルハウスの営業マンってどうでした?
昨年、へーベルハウスで注文住宅を購入しました。
どの不動産業者に相談をするか迷ったのですが、近所にへーベルハウスの事務所があったことと、友人やネットの口コミサイトなどで評判が良かったので、こちらに相談をすることに決めました。
注文住宅を購入したことはもちろん初めてだったので不安な気持ちもたくさんありましたが、へーベルハウスの担当者の方はとても優しくきめ細かく対応をしてくれたので、全体的には安心して手続きを進めることができたという感想を持っています。
設計段階から我々の要望を聞いてくれて、イメージに近い住まいを手に入れることができて満足です。
間取りや壁の色合い及び素材など、かなり細かいこだわりを持っていたのですが、そのほとんどを実現してくれました。
へーベルハウスの扱っている資材や技術の幅広さに感謝しています。
新しい住まいで生活してからおよそ半年が経ちますが、今のところ目立った不具合を感じることなく快適な生活を送っています。
Kさんはネットの口コミサイトなどの評判は良かったとのことですが、私が調べたところ営業スタッフの対応については「他社批判が多い」というような意見もありました。
とはいえ、私が住宅展示場でヘーベルハウスのモデルハウスを覗いたときは「とくにそんなことはありませんでした」けどね。
でも、こればっかりは「人による」としか言えません。
ヘーベルハウスに限らず、家を建てる時は「良い人に当る」ことを祈りましょう(笑)
ヘーベルハウスの特徴について
ヘーベルハウスで最も大きな特徴と言えば、間違いなく「ヘーベルパワーボード」でしょう。
ヘーベルパワーボードとは、外壁や床・屋根に使用されている「ALC(軽量気泡コンクリート)」のことです。
「重量鉄骨の頑丈な構造」や「防火性能が高いALCコンクリート・ヘーベル」の外壁の組み合わせが特徴です。
一見普通のコンクリート板のようにも見えますが、じつは性能は大きく違うんですよ。
ヘーベルはコンクリートの約10倍の断熱性あり!遮音性も◎
ヘーベルハウスの展示場にいくと「ALCコンクリート・ヘーベル」の性能を説明するコーナーはたくさんあります。
営業の方からも熱く説明を受けますが、ヘーベルハウスの展示場で印象的でしたのは「遮音性の高さを体験するコーナー」です
断熱性能も「通常のコンクリートに比べて約10倍」ですから凄いのですが、ヘーベルが敷いてある床と一般の住宅の床の遮音性を比較する装置で「驚くほど遮音性能が高い」ことが分かり驚きました。
しかし「ヘーベル(外壁)」もデメリットはゼロでは無い!?
個人的に「ヘーベル(外壁)」のデメリットと考えられるのは、
- 選べる柄が少ない
- 30年後に必ず防水・外装のメンテナンス工事が必要
という2点です。
選べる柄については、外観にこだわらない方は気にならないかもしれません。
しかし、30年後のメンテナンス工事は費用が発生する話なので「商談時に忘れず把握しておきたい」ところですね。
重量鉄骨システムラーメン構造
ヘーベルハウスの構造は「重量鉄骨システムラーメン構造」です。
名前からして「いかにもガッチリしていそう」な印象を受けますよね。
このヘーベルハウスの重量鉄骨システムラーメン構造は「ビルの建築に用いられるラーメン構造を独自に進化させたオリジナル構造」です。
ちなみにラーメン構造とは「建物の骨組みの各接合箇所を鋼接合した構造」のことで、食べるラーメンは関係がありません。(語源はドイツ語の「額縁」らしいです)
ヘーベルハウスは、この「重鉄・システムラーメン構造」と防火性能に優れた「ALCコンクリート・ヘーベル」の組み合わせで、都会の狭小地における3階建て住宅を積極的に販売しています。
ヘーベルハウスの価格帯はどれくらい?
実際にヘーベルハウスの展示場を見学した際に住宅の販売価格を尋ねたところ「だいたい坪100万円」と言われました。
これは総費用(諸経費や付帯工事を加えた価格)の坪単価で、建物本体価格は坪70万円程度になるとのことです。
もちろん詳細は間取りによって前後しますが「価格帯もヘーベルハウスと比較検討されやすい積水ハウスと同じ」です。
ヘーベルハウスと他大手メーカーは「価格帯に大きな差は無い」ので、比較検討される際は各メーカーの特徴に注目するのが吉ですね。
ヘーベルハウスと積水ハウスはライバル意識が凄い!?
ヘーベルハウスを検討している方は「同じ鉄骨系のハウスメーカー」で比較されることが多いです。
なかでも先ほどもお伝えした「積水ハウスは鉄板」で、展示場を見学するとヘーベルハウスと積水ハウスがお互い意識していることがよくわかります。
実際にヘーベルハウスでは、構造を説明する部屋に「会社名が伏せてある某軽量鉄骨メーカーの構造模型」が置いてあり、その軽量鉄骨のメーカーと比較すると「いかにヘーベルハウスの重鉄・システムラーメン構造が優れているか」を力説してくれました。
一方積水ハウスも負けておらず、ヘーベルハウスを見学してきたと展示場で営業マンに話をすると「ALCコンクリート・ヘーベルは30年後に必ずメンテナンス費用が発生する」ことを丁寧に教えてくれました。
もちろん、その時は「積水ハウスのダインコンクリートはメンテナンス不要」というヘーベルハウスに対する優位性も説明してくれます。
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お互いからネガティブキャンペーンを展開されると「何が良いか分からなくなる」と思います。
そういう時は営業の話だけではなく「内覧会や工場見学会に足を運んで自分で見て感じる」ことに重点を置いて家づくりした方がいいですよ。
おわりに
いかがでしたか?
今回は「へーベルハウスの評判」についてお伝えしてきました。
ここまで実際にへーベルハウスで家を建てた方の話を聞くと、みなさん満足度は高いように思えます。
とくに「地震に対して安心できています」という意見が多かったのは、さすがヘーベルハウスというところでしょうか。
ただ、冬の寒さについては「悪い評判として出てくるかな?」と思っていたのですが、今回はありませんでした。
へーベルハウスは「鉄骨造」なので、ヒートブリッジ(外気の熱を鉄が伝える効果)が心配されます。
でも、この点は他の鉄骨系ハウスメーカーも含めて「寒冷地や日当たりが悪い土地」でなければ、そこまで心配しなくても良いのかもしれませんね。(営業スタッフに確認して下さい)
また、他の重量鉄骨造や地震に強いハウスメーカーを探すのに、まとめてカタログを無料請求できる「LIFULL HOME`Sの一括カタログ請求」は便利です。
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以上「ヘーベルハウスで後悔してない?実際に建てた方に評判を聞いてみた!」でした。
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