「マイホーム欲しいけど、お金もないし一生家なんて買えないよな…」
そう思っていた1年後。
私は購入した新築の一戸建てに引っ越しをしていました。
当時の私は「勤続年数1年で貯金もほぼゼロ」という状態。
転職したばかりで貯金もないのに家なんか買えるわけないと半ば諦めていました。(不動産業界で働く前です)
実際、嫁と近くに建設されるマンションのモデルルームを見学に行っても、対応した営業マンから鼻で笑われるような対応をされて傷ついた覚えもあります。
そんな私が1年後にマイホームを購入するわけですが、その経験から分かったことは「マイホームが欲しいと思った時に初めに行くのは住宅展示場じゃないんだな」ということでした。
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マイホームが欲しいと思って「初めに行くべき」ところは?
マイホームが欲しいと思ったら「とりあえず住宅展示場に行く人は多い」と思います。
当時の私も初めに行ったのは住宅展示場やマンションのモデルルーム。
でも実際にマイホームが欲しい(けど予算は心配)と思ったら、まず銀行などの金融機関に相談に行くのが正解です!
まずは金融機関の「住宅ローン相談」に行くべし!
マンションのモデルルームで恥ずかしい思いをしたので半ばマイホームは諦めていたのですが、たまたまJAの住宅ローン相談の看板を見かけたので行ってみました。
今までJAで貯金もしておらず、住宅ローンの相談をするのは不安しかありません。
しかも、当時の私の年収は「見込み年収で400万円(まるっと1年働いていないので)」という状態。
また恥ずかしい思いをするだけと表いましたが、対応してくれた方は「2000万円くらい借り入れできますよ」と教えてくれました。
か、借り入れ出来る…だと!?
とりあえず金額がどうこうよりも「私でも住宅ローン借り入れできる」ということが分かっただけでも大きな前進でした。

不動産営業マンになって分かったこと
実際に不動産業界で働くことになって分かったことですが、モデルハウスに来店されるお客様と話をすると、当時の私と同じように「住宅ローンのことは分からない」という方がほとんど。
そこで営業マンとして行うのは「試しに住宅ローンのシミュレーションしてみましょうか?」という話をするのですが、この時点の営業マン側の頭は「どこまで借り入れ出来るかな?」になっています。
年収などを聞いて「この人は予算が厳しいな」となるとお断りします。
ここで「自分は住宅ローンも通らず家が買えないと勘違いする」方もみえると思います。
でも、仮に2000万円借り入れ出来るのであれば「対象を変えればマイホームは買える」のです。
そういった点からも住宅ローンの相談は「金融機関」で行った方が良いですし、仮に1つの銀行で断られたとしても他で審査が通ることもありますよ。
不動産屋の提案する住宅ローンは損かもしれない!?
不動産屋の提案する住宅ローンは「付き合いのある銀行」というだけで、購入者にとってお得だから提案してくるわけではありません。(金利が優遇されることもありますが、そういった場合は不動産屋へ事務手数料を支払うのが一般的です)
ただ、複数の金融機関で住宅ローンの審査申し込みを行うのは「書類作成が大変」です。
なので、不動産屋が提案した銀行で審査が通れば「そのまま」という方が多くなります。

こういった点からも、マイホームを欲しいと思ったら住宅ローンから調べた方がお得だと思います。
当時の私も含めて「家が欲しい→予算を決める」という流れの方が多いのですが、よくよく考えれば「ここは逆」ですよね。
一生家が買えないと諦めている方は「家が高くて手が届かない」と思い込んでいるのではないでしょうか?
「予算を決める→家を買う」とすれば、あとは予算に合わせた家を探せば良いのです。
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予算にあったマイホームを探す方法なんていくらでもある!?
一生家が買えないと諦めている方も「住宅ローンの相談」をすれば色々と見えてきます。
もし現状で審査が厳しいとしても「今後どうすれば良いのか?」というアドバイスも聞けますし、一生家が買えないということは無いでしょう。
予算を把握すれば、無理なリスクを負わないように「希望に添ったマイホームを手に入れる」ために動けばいいだけです。
では、どういった方法でお値打ちにマイホームを購入することが出来るのでしょうか?
建売の場合は「立地」を広げて探す!
建売やマンションなど「すでに完成している建物」は立地を広げることで掘り出し物を発見する可能性が広がります。
例えば、私の住んでいる地区では、同じ市内の建売戸建ても立地が違えば1000万円くらい価格にも違いがあります。
また建売でも1年近く売れ残っていた2800万円の戸建てが、最終的に1600万円で販売されていることもありました。
立地にこだわらず探せば、予算内で買える家はきっと見つけることが出来ると思います。
またハウスメーカーも住宅展示場に出展しているような大手は無理でも、探せばお値打ちな会社があるかもしれませんよ。
ハウスメーカーは一括カタログ請求が便利!
住宅展示場で予算を聞いて「一生家が買えない」と諦めている方もみえるかしれませんね。
ですが、何もハウスメーカーは住宅展示場に出展している会社だけではありません。
はっきり言って「この会社の技術はズバ抜けているということはない」ので、予算と自分が求めているもののバランスに合った会社を探すことは可能だと思います。
また、先の住宅ローンのように「ハウスメーカーのカタログの一括請求も簡単に出来る」ようになっています。
もちろん予算を抑えるために中古住宅を購入するのもアリです。
さらに住む場所にこだわらなければ「空き家バンク」や「家いちば」で田舎暮らしという手もあります。
つまり何が言いたいかというと「探せば予算にあった家は見つかる」ということなんです。
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おわりに
一生家が買えないと落ち込んでいる方も、まずは「なんとか出来るんじゃないか?」と模索することが大切です。
やることは実際シンプルで、
- 金融機関の住宅ローン相談に行く
- 予算に合った家を探す
という簡単2ステップ。
ただ、一生家が買えないという方は「この2ステップの行動を起こしていない」のではないでしょうか?
もしくは、昔の私のようにマンションの営業マンに「ローン審査ダメでした」といわれて、住宅ローン自体が組めないと勘違いしているのかもしれません。
まずは金融機関の住宅ローン相談に行けば、勤続年数が足りていないなど審査の土台に乗らない原因も教えてくれます。
家が欲しいと思うなら諦めずに行動すると道が開けるかもしれませんよ!
以上「一生家が買えない?諦めずに行動すれば意外と買えちゃうかもよ!」でした。
【 最後にPRです 】
家の購入を考えて住宅展示場に行っても「結局何から始めればよいのか分からない」ということはありませんか?
そんな時は初めに「カタログを集めて見比べる」ことが勉強にもなって効率的!
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