「住宅ローンを借りすぎて苦しい!」
契約時は返済出来ると思ったけど、いざ蓋を開ければ借りすぎて後悔している方もみえるかもしれません。
とはいえ、借りすぎたものは仕方ないので「返済できるように」努力するしかありません。
ちなみに! 筆者も住宅ローンの返済が苦しい時期がありましたが、今は無理なく返済することが出来ています。
住宅ローンが苦しいと言っても色々なパターンがありますが、ここでは私の体験談も踏まえた改善策についてお伝えしていきます。
スポンサーリンク
住宅ローンを借りすぎた!まずは支出の見直しから
住宅ローンを借りすぎて返済が苦しくなったら、まずは他の支出でコントロール出来ないかを考えます。
家計の支出に無駄はないか? 節約できるものはないか?
但し、節約にもコツがあるのでポイントを抑えていきましょう。
生活費の見直しはやり過ぎに注意!
住宅ローンの返済が苦しいから生活費を節約する方も多いですが、私はあまりお勧めしません。
生活費の節約は毎日こまめに行なえば効果がある一方で、健全な生活を保持するために必要なものです。
あまり無理に食費や小遣いを節約しすぎると、肉体的・精神的に追い詰められるので夫婦仲もこじれます。
また、無理した反動で衝動買いや外食でストレス発散させるようでは逆効果です。
もちろん過度の外食など見直しすべき所は節約しますが「住宅ローンの返済は長期に渡る」ので、生活費を削るのは最後の手段として考えるべきです。
月額で支払っているものから節約できないか?
家計の見直しでお勧めしたいのは「月額支払い」の節約で、とくに見直しやすいのが次の2つです。
- 生命保険(自動車保険)
- スマホやネット回線などの通信費
生命保険や自動車保険は家族構成などにより異なるので一概に言えませんが、減額するか解約して適正な金額に調整します。
とくにディーラーにお任せで自動車保険に加入している方は、結構見直し出来るケースが多いので要チェックです。
また、スマホやネット回線などの通信費は、キャンペーンなども活用しながら契約内容の見直しを継続的に行ないましょう。

家計の見直しは無駄遣いを減らすことは当然ですが、闇雲に何でも節約していると精神的にキツくなってきます。
節約でストレスを抱え込まないためにも旦那さんのお小遣いを減らす前に、まずは今までの月額支払いを見直すことから始めてみましょう。
スポンサーリンク
収入を増やせないか? 副業や転職を考えてみる!
住宅ローンの返済が苦しい時のベストな解決方法は「収入アップ」でしょう。
一般的にサラリーマンには就業規則があって副業禁止の会社が多いですが、最近はそこまで厳しくないように思えます。
私も現役で不動産会社に勤めていますが、会社に相談したらあっさりと副業を認めてくれました。
他にも収入アップの方法として「転職や資格取得による手当など」も考えられますが、これから給与以外の収入を得ることは真剣に考えても良いと思います。
月に1~3万円なら「ライター」でも稼げる!?
「でも副業なんて何をやれば良いの?」という方も、文章を書くのは出来るのではないでしょうか?
今は<クラウドソーシングで在宅ワークや副業が気軽に始められるようになっています。
例えば、文章作成以外でもイラストや翻訳など、自分の出来るスキルを販売できる 「ココナラ」 というサイトも副業向きです。
その他にも給料以外に収入を得る手段はありますが、リスクもなく始められることを点で考えると自分の得意や出来ることを活かしたクラウドソーシングはお勧めします。

投資は副業にならないので注意!
ちなみに副業で別収入を得ることを勧めていますが、株やFXはお勧めしません。
これは副業ではなく「投資」です。
誰でも簡単に始められますが、素人が簡単に手を出して勝てるものでもありません。
[そもそも住宅ローンの返済が苦しいのに「お金を失うリスクを冒す」のが危険すぎるので絶対にやめておきましょう。
その他、家計の収入アップという面では「配偶者にパートして貰う」ことや、厳密に収入アップではありませんが「奨学金制度を利用する」なども1つの手です。
将来的に子供が独立すれば住宅ローンの返済に回せるお金も増えるので、苦しい時は家族で協力していきましょう。
スポンサーリンク
住宅ローンの条件変更を検討する!
家計の見直しによる節約や副業などによる収入アップで解決できない場合は、住宅ローンの条件変更を検討します。
ただ、ほとんどの場合で条件変更だけで問題が解決することはありません。
他の改善策の効果が出るまでの時間稼ぎ」くらいに思っておきましょう。
返済期間を延長する
銀行は中小企業円滑化法の施行により「期間延長や返済猶予に柔軟な対応をしている」ので、返済期間を短めに設定している場合は、期間を延長して毎月の返済額を減らす方法もあります。
但し、返済期間を延長する分「利息は増える」ので、全体の支払い総額は大きくなります。
毎月返済とボーナス返済の比率を変える
ボーナス返済額の比率を変更して、毎月の返済額を抑える方法もあります。
ただ、ボーナスは会社の業績によって変動するので過度に頼ることはお勧め出来ません。
繰り上げ返済をする
定期収入だけでは返済が苦しくなった場合、繰り上げ返済(返済額軽減型)で月々の返済額を減らすことが出来ます。
手元に預貯金が無いのであれば、親からの贈与や借り入れの検討が必要です。

超重要!金融機関には早めに相談すること
ローンの条件変更は「返済が出来なくなる前に」早めに相談することが重要です。
滞納する前であれば、金融機関も返済して貰う方が良いので色々な対策を講じてくれます。
しかし、滞納した後では対応が難しくなり、最悪は競売が実行されることになります。
滞納すると金融機関から連絡が入りますが「無視するとアウト」なので必ず相談するようにしましょう。
スポンサーリンク
どうしても返済が苦しくなったら「リースバック」という手も!?
住宅ローンの返済が苦しくて、このままでは滞納してしまう場合は「リースバック」という方法もあります。
リースバックとは、家を売却して買主とリース契約を結ぶというものです。
賃貸として自宅に住み続けることが出来るので、条件によっては再取得することもできます。
住宅ローンが払えないから他から借りてくるのはNG!
リースバックの話をすると「じゃあ一時的に消費者金融で借りて凌げばいいんじゃない?」という方もみえますが、他で借金してくると苦しさが倍増するだけです。
そもそも住宅ローンを借りすぎて返済が厳しくなっているのに、さらに借入金を増やせば自滅します。
「ここを乗り切れば…」という気持ちは分かりますが、絶対におすすめ出来ません。
まとめ
住宅ローンを借りすぎて返済が苦しくなった場合は、3つのことを考えます。
おさらいとしてポイントをまとめましょう。
- 「節約」…生活費よりも月額のものから見直す!
- 「収入アップ」…クラウドソーシングなど副業や在宅ワークは今は一般的!
- 「ローン条件変更」…絶対に滞納する前に相談すること!
住宅ローンの借りすぎると「無計画だった」と後悔する方も多いですが、気落ちしても仕方がありません。
根本的には「収入アップ」しか解決にならないと思うので、前向きに考えて行きましょう。
今の時代は「副業で収入を得やすい」から頑張ればなんとできそうです。
【 最後にPRです 】
家の購入を考えて住宅展示場に行っても「結局何から始めればよいのか分からない」ということはありませんか?
そんな時は初めに「カタログを集めて見比べる」ことが勉強にもなって効率的!
「でも、何社もカタログを集めるのは大変そう…」と思うかもしれませんが、じつは「カタログを一括請求できる便利なサイト」があるんです!
運営元はTVCMでもお馴染みの LIFULL HOME`Sで、お住まいの地域から「予算」や「建築方法」など様々なテーマから複数社のカタログを一括で請求できます。(もちろん無料!)
さらにカタログを請求すると、家づくりの流れが丁寧に解説された「はじめての家づくりノート」も無料で貰えます。
とても勉強になるので是非活用してくださいね。
おすすめの記事 と スポンサーリンク